バースくんの今日も発車オーライ♪

小さな町の広告代理店。働く「バースくん」の日々のおしゃべり

バスで聞こえてきた話・その2

2017年08月09日 | Weblog
昨日、後のシートから聞こえてきたのは、ご高齢のご婦人お二人の会話だった。お話の内容が濃くて盗み聞きではなく拝聴、バースくんはもはやキンドルを放棄し、ひたすら背中で聞き入ってしまった。
話はお1人の独演会で、お相手は上手に相槌を打つのみ。何年か前にご主人を亡くされて1人暮らしを続けてこられたのだが、ここに来てご子息が遠方から戻り、同居されることになったという。高齢のお母さんを放ってはおけないということで、奥さんと離れて帰ってこられるのだそうだ。ご婦人曰く「私はまだこんなに元気だし、1人暮らしも気が楽なのに、恩着せがましく帰ってこられてもねぇー」と口ではお話されているが、実にうれしそうだ。お相手が「でも心丈夫になるわよ。いろいろ助かるわ、きっと」と返すと「そうねぇー。でも最初に2人でいろんな約束事をしておこうと思うのよ」と言われる「約束事?」「そうたとえばお金のこと。家のかかりに関する電気とか水道料金、食費は私が面倒みるけどね」としっかり者。「そうそうあと大切な約束は、リビングのテレビのチャンネル権ね。これは大事」と言われたときには、思わず吹き出しそうになった。お相手はすごい!クスリとも笑わず「あら別の部屋で見ればいいことでしょ」とお返事、すかさず「だからリビングのテレビの権利なのよ。食事したり生活の中心でしょ。そこはやっぱり私の好きなチャンネルにしておきたいのよ」ときっぱり!
そしてそこから話は転がった。どうやらその昔、ニュースやドキュメントが大好きなご主人と、ドラマの大好きな奥様には、警察までもが出張ってきたという壮絶なチャンネル権争いがあったというのだ。えーーっ!!警察沙汰…。ボクはもう耳はダンボになるわ、お尻はなんだかむずむずするわで困った困った。「ドラマを観るなんてレベルが低いとか言うのよー。でも最終的には私が勝ったけどね。いろいろ傲慢な人だった」とひとしきりのあと「でもみんないい思い出。やっぱりいなくなって寂しい」とぽつり。バスはゴトゴト走りましたとさ鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取
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