バースくんの今日も発車オーライ♪

小さな町の広告代理店。働く「バースくん」の日々のおしゃべり

海と踏切

2017年05月16日 | Weblog
タイトルを打ったら、突然ボクの目の前に5月の湘南の青い海と鎌倉の道が浮かんだ。行ったことないのにね。テレビやなにかのイメージが刷り込まれているんだね。でも今朝は別の海と踏切。
先日見るともなくつけていたテレビの画面に、踏切で電車が行き過ぎるのを待つ視線での映像が流れた。見た途端に強烈な既視感に襲われる。えっ、これどこ?!知らないと思うけど…やっぱり知ってる。住宅がごちゃごちゃと立っている特徴のない町並みの中の細い道の途中の踏切。こんなとこ知らないというボクと、知ってるというボクが二人いた。やがて電車が通過しバトンが上がるころには、あーあそこだ!!となり、忘れていたはずのことをたくさん思い出した。なんとそれは大学のときの通学路線で、車窓から毎日みている風景だったのだ。
毎日朝晩と昼の気温差が結構大きく、寝るときの布団の調節がうまくいかない。風邪を引くのは勘弁してほしいので、あったかめにして眠るのだが、こうすると必ず悪夢を見る。もう怖い夢をみるのは、バースくんにとってこの季節のお決まりになっている。昨晩はとにかく誰かに追われていて、大きな建物に逃げ込み5階ぐらいまで駆け上がったら窓の外にドドーンと砂丘と日本海が見えた。随分と荒れていて冬の海だ。一定の速度で大きな波が押し寄せ引いていく。ここで不思議なことに「あー夢なのにホンモノそっくりのペースと波だなぁー。きれいだー」と思っている自分がいるのだ。夢ってヘンなの。そしてこちらも長らく、実際には砂丘も日本海も見ていない。
実は人の記憶は一度頭の中に入ると消えるということはないのだそうだ。忘れるということは、記憶が脳の奥の奥に入ってしまっていて取り出しにくいというだけのことだそうだ。踏切の風景も砂丘と日本海も、いつかその昔見たものだったんだ。久しぶりに脳のお蔵の奥が出てきたんだなぁー鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ鳥取