ガンバレ よし子さん

手作りせんきょ日記

結成!シベコンチーム

2011年03月17日 | シベリウス バイオリン協奏曲
花屋の店先にチューリップが並び始めた今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
私のほうは相変わらず、飽きることなくシベコンを聴き続けています。
この曲が好きで、あまりに夢中で聴いているせいか、シベコンがらみの現象が次々に沸き起こり、それがどんどん拡がっていって、
いったい、どっから手をつければいいの?
まとめるには、散らかりすぎ。

とうとう自分に起こる変化をフォローしきれなくなり、やむを得ず、昨年からブログの更新を停止していた私。でも先日、おそるおそるログインしてみたら、そこには思いがけない発見が。

2011年3月5日のアクセス数が、他の日の3倍  
更新もしていないのに、なぜ?

理由は簡単。この日は渋谷オーチャードホールでN響の定期演奏会が行われたのです。
メイン・プログラムは、
Sibelius Violin Concerto featuring Vilde Frang.
シベリウス ヴァイオリン コンチェルト フィーチュアリング ヴィルデ・フラング




あ~、この数字を見た時はうれしかったな。

潜在的なシベコン愛好者は思いのほか多い。
彼らは私がことさらアナウンスしなくても、各自で美味しそうなシベコン(変な表現ですが)を嗅ぎつけて聴きに行く。
そしてその感想をシェアしたいと思っている。

私はこの数字をそう分析し、3月5日にアクセスしてくれた、PCの向こうの、まだ会ったこともない皆さんを、ひとりで勝手に「シベコンチーム」と命名しました。

結成!シベコンチーム。

そのくらい、シベコン広報部長はうれしかったのです。

というわけで、しばらくはシベコンチームに向けてヴィルデのシベコンのことを書きます。
前回(2010年11月26日)のレポートは「つづく」のまま、いったん保留とします。続きを待っていた方ごめんなさい。小泉純一郎との邂逅については、ヴィルデとの出合い(?)の後で報告します。ブログは放置していたけど、テキストはワードに書きためています。形を整えて後日必ずエントリします。用意したネタがことごとく中断して心苦しいですが、それは私がいつも見切り発車で、終着点が見えないままテキストを書き始めるせいです。考えるだけで結局書かずに終わるのがいやなので、頭に浮かんだあれこれを、とりあえず「えいやっ」と、強引に文字に変換してみるのですが、まだ修行が足りないらしく、あちこち散らかって収集がつかなくて。いずれきちんと片付けますので長い目でおつきあいくださいね。

しかしながら。

いま、日本は、私の頭の中以上にとっ散らかってしまって。

いったい、どっから手をつければいいのか、何を優先すればいいのか、
それぞれの現場で、皆さんがギリギリの判断を余儀なくされています。

「あっちにもこっちにも厳しい現実がある時に、被災地から遠く離れた僕らだけが、のうのうと日常を送っていいのだろうか。」地震の翌日の夜、晩めしを前にして夫はそう言いました。私達は東京住まいで被害は少なく、それぞれの実家の家族も無事でした。帰宅が遅れたため、夜遅い食事になりましたが、食卓にはいつもどおり湯気の立つ温かい食べ物が並んでいました。ガスコンロや電子レンジを使ってめし炊きをしながら、私も被災者の方々と自分の間に生じた格差について考えていました。私にも後ろめたい気持ちはあります。でも、こんな時だからこそ、難を逃れた者はしっかり食べてしっかり眠って、明日に向けて力を蓄えておかなければ。私はそう思い、いつもより真剣に晩めしを作り、それをありがたくいただきました。地震が起きようが、原発トラブルが起きようが、慌てず騒がず目の前の仕事をこつこつやっていこう。私はそう思っています。節電のために明かりや暖房が消えても、私は私なりのやり方で明るさと温かさを維持して周りに提供していこうと思います。

シベコンチームの皆さんは大丈夫ですか。
皆さんが無事であることを、そしてこのブログを読んでくれることを願っています。

では、気持ちを切り替えて本題に入りましょう。
2011年3月5日のN響オーチャード定期のメイン・プログラム、
Sibelius Violin Concerto featuring Vilde Frang.
次回はソリストのヴィルデ・フラングについて紹介します。   (つづく)

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