咬みたくて咬む犬はいるか・・・?
2009-01-26
カテゴリー: 攻撃性
![]() | 犬のしつけきちんとブック かみグセ解消編矢崎 潤高橋書店このアイテムの詳細を見る |
まず、咬みつきに関する参考書をご紹介しておきます。
「かみグセ」というネーミングはいささか不満ですが、
内容はとても素晴らしいと思います。
咬みつきという非常にデリケートな問題を誤解のないように、
危険を最小限に留められるようにトレーニング法、社会化期の過ごし方、訓練、相談の専門家、などが詳しく書かれています。
ただ・・・この本にも書かれていますが、安易に、良いと言われる方法を、攻撃性の度合いも考えずに試すことは非常に危険です。
マネージメントやトレーニングにおいてケガや事故が発生した場合、本書の著者ならびに出版社は、いっさいの責任は負いかねますので、あらかじめご了承ください。
と10ページ目に明記されています。
責任を問う人がいるのか!という素朴な疑問がありますが・・・
まあ、いろんな人がいるのでしょう。
が、ここでまたお叱りを受けるのは承知で言っちゃいますがすぐに人に責任を問う姿勢では、犬の攻撃性に立ち向かう事は不可能です。
何故なら、犬は勝手に咬むようになったのではないからです。
何を直せば咬まなくなるか?
それはやってみないとわかりませんが、はっきり言えることは、
犬だけを直すことで問題の解決はありえません。
犬だけを仮に直したとしても限定された人を咬まないだけであって、
何かのスイッチが入れば(環境、恐れている人、匂いなどで)リセットされてしまいます。
制御できるか、できないか。
飼い主さんの矯正を含めないで考える事は不可能です。
(飼い主さんを直す、ということではありません。
多くの場合。飼い主さんの行動のパターンを変えていただきます。
それでも100%咬まなくさせることは難しいでしょう。
なぜなら、昨日もお話ししましたとおり、犬は咬む動物だからです。
(これについては、順次考えていきます。)
犬は言葉を話せませんので、何があったのか、何で咬むのか本当の理由を知ることはできません。
咬む犬を前にして、では何をするか?
咬む必要がないことを教えます。
・・・咬む必要?
そうです、わけもなく咬みはしないでしょう。
なにかのきっかけがあるはずです。
そのきっかけを排除する、きっかけが現れて万が一咬んでも、
とがめない
・・・とがめない?究極ですね。
(咬んでしまったことは犬にとって罪か!?私にはそうは思えないのです)明日に続きます。
