ざわの備忘録

日々のしたこと考えたことまとめ。

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「僕が愛したすべての君へ」を読んで

2017-08-14 01:00:35 | 読書
今回読んだ乙野四方字さんによる「僕が愛したすべての君へ」は「君を愛したひとりの僕へ」と同時刊行された本です。初めてそんな感じの本をみたので思わず買ってしまった二冊ですね。

本の内容は本屋の紹介をチラッと見た感じ恋愛モノかな?と思いましたが、読んでみると恋愛分は少なく、パラレルワールド関係特有の可能性や運命について考えさせられるものでした。

ストーリーの進みかたは、主人公の一人称視点で主人公の幼少期から壮年期へ、幕間を挟みながら人生を歩んでいく形でした。



この本をカフェで読んでいて、ふと思ったのは運命ってなんだろうということです。運命は辞書で調べたらどういう意味で出てくるのかはわかりませんが、生まれた時からあるいは生まれる
前から起こると決まっている事象が運命だという認識で大体合っていると思います。

作中でパラレルワールドというのは、簡単に言うと自分が選んでこなかった可能性の世界だそうです。人が何かを選択するとき、そこが分岐点となりあらゆる未来、パラレルワールドが形成されていく。ほんの少しの選択の違いで、遠い未来に大きな差異を及ぼすのでしょう。いわゆるバタフライエフェクトというやつでしょうか。

そうなるともともと定められた事象、運命なんてものはないような気がしますけど、やっぱりなんだかんだ運命は信じたいものです。というわけで運命というものがあると仮定した上で、パラレルワールドにおける運命ってなんだろうと考えてみました。

もちろん、運命というからには何億、何兆とあるパラレルワールドの同時刻に全く同じ事象が起きる(例えば、運命の人に出会う)とします。その運命に至る過程、そしてその運命から延びるまた異なる未来いうものを想像したとき、運命というのは可能性の収束点なのだと考えられます。

誕生という1つの点から、たくさんの糸が伸びるように異なる世界が生まれ、やがて運命という収束点でその糸が全て交わるのです。正直何を書いているのか意味がわからなくなってきましたが、そんな感じのことを考えさせられた本でした。

作中では運命については全然触れられておらず、むしろ運命という、確率が1/1で起こる事象はなさそうな話の展開でした。ですから、本来この本を読んで運命について考えるのはおかしいかもしれませんが、個人的には楽しい時間を過ごせました。

もう一冊の「君を愛したひとりの僕へ」も読んだら、また感想を書きます。

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