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アーロン・エルキンズ(Aaron Elkins)

2007-08-03 | 作家

アーロン・エルキンズ(Aaron Elkins)

現代アメリカで活躍する貴重な本格推理小説家。
元ボクサーで骨格人類学者・行政経済学教授を経て
作家に専念するようになります。

大学で教鞭をとっている時に執筆を思い立ち、
47歳にして初めて作品を発表します。
それが1982年の「恐怖の友情」でした。
この作品にはスケルトン探偵が初登場しますが、
スリラー小説に近いものでした。
ちなみにスケルトン探偵がその本領を発揮し始めるのは
次の第作「暗い森」からになります。

さてそのスケルトン探偵ギデオン・オリヴァー教授ですが、
彼は骨を調べることで生前の姿を鮮やかに推理するという
従来の推理小説にはない独特の特技を持っている探偵で、
彼が推理を展開するシーンは、
エルキンズが小さい頃よく読んでいたという
シャーロック・ホームズを彷彿させるものがあります。
妻ジュリーと旅行に行く先々で
事件に巻き込まれるというのがパターンです。

エルキンズは他にも美術館学芸員クリス・ノーグレンの
活躍する美術ミステリーの作品や、
妻でありロマンス作家である
シャーロット・エルキンズとの
合作したシリーズも発表しています。

出身地:アメリカ、ニューヨーク生まれのブルックリン育ち
学歴:
ハンターカレッジ卒後、ウィスコンシン、アリゾナ、
カリフォルニア州立、カリフォルニアの各大学で
人類学及び教育学の修士号を取得。

生没:1935年〜

作家としての経歴:
1982 47歳のときにスケルトン探偵初登場のスリラーもの
「恐怖の友情(Fellowship of Fear)」で作家デビュー
1983 長編「暗い森」を発表、
この作品からスケルトン探偵ギデオン・オリヴァー教授が
本格的に活動開始する
1988 長編「古い骨」で
アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞最優秀長編賞を受賞 
 
シリーズ探偵
スケルトン探偵ギデオン・オリヴァー教授
 (Gideon Oliver)
サンフランシスコ郡の美術館学芸員クリス・ノーグレン
 (Chris Norgren)
女性ゴルファーリー・オフステッド
(Lee Ofsted)(妻シャーロット・エルキンズとの共著)

【代表作】
『ギデオン・オリヴァー』
『古い骨』
『クリス・ノーグレン』
『偽りの名画』

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ドナルド・E・ウェストレイク(Donald E. Westlake)

2007-08-02 | 作家

ドナルド・E・ウェストレイク(Donald E. Westlake)

別名 リチャード・スターク (Richard Stark)


アメリカの推理小説家で、
本名以外にリチャード・スターク、タッカー・コウ、
カート・クラーク、ティモシー・J・カルヴァーなど
多数の名義で作品を発表しています。

ブルックリンに生まれ、
ニューヨーク州立大学に入学して2年間学んだ後、
空軍で兵役生活を送り、復学して卒業した後は作家を志し、
1958年頃から出版代理店や雑誌社に勤務する傍ら
〈マンハント〉や〈ヒッチコック・マガジン〉などの
有名ミステリ専門雑誌に投稿を続けます。

そして1960年、27歳の時に発表したハードボイルド長編
「やとわれた男」が高い評価を得て
アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞の
新人賞にノミネートされますが、
それをきっかけとして作家として独立。
翌1961年に発表した長編「殺しあい」も好評で、
ハードボイルドの始祖ダシール・ハメットの跡を継ぐ
正統派ハードボイルドの後継者として周囲の期待を集めました。

ところがシリアスな犯罪小説を数作発表した後
第6作として発表した長編「弱虫チャーリー、逃亡中」からは
一転して作風が変わり、
これまでとはまったく異なったコミカルで
ユーモア・タッチの作品を発表するようになります。

出身地:アメリカ、ニューヨークのブルックリン
学歴:ニューヨーク州立大学卒
生没:1933年〜
作家としての経歴
1958 この頃から
〈マンハント〉誌や〈ヒッチコック・マガジン〉誌に短編を発表
1960 27歳の時にハードボイルド小説
「やとわれた男」で長編デビュー
1962 リチャード・スターク名義で
悪党パーカー・シリーズ第1作「悪党パーカー/人狩り」を発表
1968 ユーモア・ミステリ長編「我輩はカモである」で
アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞の最優秀長編賞を受賞
1970 泥棒ジョン・ドートマンダー・シリーズ第1作
「ホット・ロック」を発表
1990 ドートマンダーものの短編「悪党どもが多すぎる」で
アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞の最優秀短編賞を受賞
1993 アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞の巨匠賞を受賞 
 
シリーズ探偵
泥棒ジョン・ドートマンダー
(John Dortmunder)
悪党パーカー
(Parker)(リチャード・スターク名義)
俳優強盗アラン・グロフィールド
(Alan Grofield)(リチャード・スターク名義)
ミッチ・トビン (Mitch Tobin)(タッカー・コウ名義)
俳優探偵サミュエル・ホルト
(Samuel Holt)(サミュエル・ホルト名義)

【代表作】
『我輩はカモである』
『悪党パーカー/人狩り』
『ホット・ロック』
『悪党どもが多すぎる』(短編)

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【ウィリアム・L・デアンドリア】William Louis DeAndrea

2007-07-31 | 作家

【ウィリアム・L・デアンドリア】William Louis DeAndrea

アメリカの推理小説家で、現代を代表する本格派の一人です。
ニューヨークに生まれ小さい頃から
「エラリー・クイーンの冒険」などエラリー・クイーン作品を愛読し、
クイーンに憧れて推理小説家を目指したといいます。

 大学卒業後しばらくは工場やミステリ専門書店に勤めますが、
 その時に同じミステリ作家である
 オレイニア・パパゾグロウと知り合い結婚します。

 1978年、テレビ界を舞台にした処女作
 「視聴率の殺人」でデビューしますが、
 この作品でアメリカ探偵作家クラブ(MWA)の
 最優秀処女長編賞を受賞。
 続いて発表した彼の代表作である
 第2作の「ホッグ連続殺人」も大反響を呼び、
 瞬く間に人気作家の仲間入りを果たします。

 その後も「視聴率の殺人」などのデアンドリア作品の大半で
 探偵役を務めるテレビ局のもめごと処理担当重役マット・コブの
 活躍する本格もののシリーズの他、
 「ピンク・エンジェル」などの歴史もの、
 更には「クロノス計画」などの
 スパイ・サスペンス作品を発表したりしていて、
 その才能を活かして幅広い分野で作品を残しています。

【出身地】
アメリカ、ニューヨーク州ポートチェスター
【学歴】
シラキューズ大学マスコミ科卒
【生没】
1952年〜1996年(44歳、癌で)
【作家としての経歴】
1978 デビュー長編「視聴率の殺人」を発表
1979 前年発表の「視聴率の殺人」で、
 アメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞の最優秀処女長編賞を受賞
1980 第2長編「ホッグ連続殺人」で
 MWA賞最優秀ペイパーバック賞を受賞
 
シリーズ探偵 マット・コブ (Matt Cob)
犯罪研究家ニッコロウ・ベイネデイッティ教授

【代表作】
『マット・コブ』
『視聴率の殺人』
『ベイネデイッティ教授』
『ホッグ連続殺人』

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【ピーター・ラヴゼイ】Peter Lovesey

2007-07-31 | 作家

【ピーター・ラヴゼイ】Peter Lovesey

歴史物を得意とする現代最高の本格推理小説家


コリン・デクスター、レジナルド・ヒルとともに、
現代のイギリス本格推理小説界を代表する巨匠の一人です。

 その著作は、クリッブ&サッカレイの活躍する歴史ミステリものや、
 エドワード皇太子殿下の活躍するシリーズなど多岐にわたっており、
 歴史ものから現代を舞台とする作品まで、
 またシリアスなものからユーモアたっぷりの作品まで、
 幅広い作風と溢れんばかりの豊かな才能を
 持ち合わせている作家と言えるでしょう。

 大学卒業後、イギリス空軍で教官を務め、
 専門学校講師を経てハマースミスカレッジの学部長に就任。
 その傍らで小さい頃から興味を持っていた陸上競技などの
 スポーツをテーマにした小説を専門誌に寄稿しはじめます。

 その際に集めた資料から19世紀に
 「ウォッブル(Wobble)」という長距離の競歩レースがあったことを知り、
 それを題材にして書かれたのが処女作「死の競歩」であり、
 この作品は1970年、
 出版社が企画した新人長編ミステリーコンテストで1位になり、
 賞金1000ポンドを獲得したといいます。

 その後も代表作「偽のデュー警部」(1982)など数多くの作品で、
 CWA(英国推理作家協会)賞を何度も受賞しており、
 名実ともに現代ミステリの代表的な作家です。

【出身地】
イギリス、ミドルセックス州ウィットン生まれ
【生没】 1936年〜
【作家としての経歴】
1970 英国陸軍教官・教職を経て、長編「死の競歩」でデビュー
1978 「マダム・タッソーがお待ちかね」で、
イギリス推理作家協会(CWA)賞シルヴァー・ダガー賞を受賞
1982 ノンシリーズ長編「偽のデュー警部」で、
イギリス推理作家協会(CWA)賞ゴールド・ダガー賞を受賞
1995 長編「バースへの帰還」で、
1996年には「猟犬クラブ」で
CWA賞シルヴァー・ダガー賞を2年連続で受賞
2000 イギリス推理作家協会
(CWA)賞のダイヤモンド・ダガー賞を受賞 
 
シリーズ探偵 クリッブ部長刑事&サッカレイ巡査
 (Sergeant Cribb & Constable Thackeray)
アルバート・エドワード皇太子殿下
(Arbert Edward)
ピーター・ダイヤモンド警視
 (Peter Diamond)

【代表作】
『ノンシリーズ』
『偽のデュー警部』
『クリッブ&サッカレイ』
『マダム・タッソーがお待ちかね』
『ピーター・ダイヤモンド警視』
『猟犬クラブ』

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【ローレンス・ブロック】Lawrence Block

2007-07-30 | 作家

【ローレンス・ブロック】Lawrence Block

別名:
ポール・キャヴァナー(Paul Kavanagh)
チップ・ハリスン(Chip Harrison)

ローレンス・ブロック(Lawrence Block, 1938年6月24日 - )は
アメリカ合衆国ニューヨーク州出身の小説家。
主にサスペンス、探偵小説を手がける。

1960年よりペーパーバック・ライターとして
娯楽小説にて作家デビュー。
作品はニューヨークを舞台にしたものが多く、
主人公も探偵、空き巣、殺し屋など様々な設定がある。
中でも、「マット・スカダー・シリーズ」と
「泥棒バーニー・シリーズ」で人気を集めた。
『倒錯の舞踏』でMWA賞最優秀長篇賞、
『死者との誓い』でPWA最優秀長篇賞を受賞。
「ローレンス・ブロックのベストセラー作家入門」
(原題はTelling Lies for Fun & Profitで、
直訳すると「おもしろくて得をする嘘をつくこと)は、
エンターテインメント小説の書き方の解説書であるだけでなく、
彼の小説論・作家論が書かれており、
彼の作品をよりよく読み理解するためにも、大変参考になる。

作品リスト:
『過去からの弔鐘』 Sins of the Fathers 1976
『冬を怖れた女』 In the Midst of Death 1976
『1ドル銀貨の遺言』 Time to Murder and Create 1977
『泥棒は詩を口ずさむ』
『暗闇にひと突き』 1981
『八百万の死にざま』 1982 (PWA最優秀長篇賞)
『聖なる酒場の挽歌』 1986
『慈悲深い死』 1989
『墓場への切符』 1990
『死者との誓い』
『死者の長い列』
『処刑宣告』
『皆殺し』
『死への祈り』 2001

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