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オーディオテクニカATH-AD2000Xレビュー

2013年01月24日 | ヘッドホン、音響関連
オーディオテクニカATH-AD2000Xレビュー

ついに現した新たなATHオープンエア旗艦
オールマイティな表現力と高解像度
2chオーテク板のスカテクさんも絶句するほどの高音質ヘッドホン



NNTXStoreさんからAD2000Xを届いた!

開封は省略し、直接AD2000Xの姿を迫る

一見、旧ADシリーズとあまり変わらなかった

けど、前代AD2000の不評の形状記憶合金を取り消し、普通のステンレスフレームになった

ATH-AD2000X

一番大きな改変は、やはりイヤーパッドである

プラグも前代と一緒、3.5mmミニプラグとネジ止め式の6.3mm変換プラグ

今度のドライバユニットは昔と違って、ケーブル配線の露出はなかった

ATH-AD2000X

ATH-AD2000X

ATH-AD2000X

ATH-AD2000X

ATH-AD2000X

ATH-AD2000X

ATH-AD2000X

ATH-AD2000X

新オーテクXシリーズの中に、唯一オーテクの伝統を守ったヘッドホン

まずオーテクの伝統を定義してみよう
低価額ヘッドホンは一旦置いて、普通ヘッドホン好きな人なら
「オーテクの高音は美しい」とか「女性ボーカルが美しくて繊細」とか
「味付けが強い」とか「歌い手は耳元で歌ってくれるような」とか
ヘッドホンにそれぞれの個性もあるが、大体これらの感想は出てくると思う
エントリー機(?)の旧A900を始め、A900LTD、W1000、W2002、AD1000、AD2000などの名機に渡り
多分?全てもこのガイドラインを従ってたと思う

けれど、A1000XとA2000Xをはじめここ数年新Xシリーズのを出てきて
従来の個性とはまったく違う方向性に進んでいた
ボーカルは遠くになって、女性ボーカルに特有の艶やかさも消えた
その代わり低域は強くなって、音場も広くなるという一般向のオールマイティなバランスをとっていた
クラシックなどの演奏を聴くと昔よりは良くなるが、ボーカルがメインの曲でしたら
昔ながらオーテクの魅力を失ったような気がする
このような背景で、出てきたW1000X、W3000ANVとA900Xなども全部この系統でした
が、多分オーディオテクニカもファンからの要望(クレーン?)も聞いたでしょうか
今度出てきたATH-AD2000Xは違う!
オーテクの伝統要素を満載し、さらに新Xシリーズのメリットも融合させた神器である!
AD2000Xは所謂美音系のヘッドホンで、とにかく女性ボーカルは艶やかで美しい
高音の伸びと広がりともかなり良い、解像度も高い、音場もやや広い、
従来ADシリーズで不足だった低域の量もかなり改良した(オープンエアヘッドホンとして)

音場、バランス、ボーカルの表現力がすべて優秀

昔のADシリーズでは、ヘッドホンごとに色々な要素があって
例えば
1、艶やかな女性ボーカル
2、中域の密度、鳴り止まない共鳴感
3、高音はクリアで高解像度、高音の伸びと広がりが素晴らしい
4、音場が立体で広さも適宜
5、低域の量は足りる
等があります

自分の私見ですが、ATH-AD1000は1,3を満たし
ATH-AD2000は1,2,5を満たした(音場は立体だが広さは足りない)
ATH-AD1000PRMは1,2,3,5を達成した旧ADシリーズの中で史上最高
本格的に1から5を全部達成できたのはATH-AD2000Xだけである
AD2000Xはこれまでのオーテクオープンエア要素を継承しつつ
新たにオープンエアの頂点を立った素晴らしいヘッドホンである

3度も視聴しに行ってやがて購入

本当は何度も悩んでました
何故かというと、自分は旧ADシリーズの高級機群をすべて所持してた
AD1000を始め、AD1000PRMとAD2000も持ってた私は
それでもまたAD2000Xを買うのは、流石に買いすぎない?
正直、買いすぎますね
けれど、AD2000Xは旧ADシリーズとの音の作りはまったく違ってて
オープンエアの音が好きなら、買っても絶対重複にならないほど独自の個性を持っています

ADシリーズの中に、一番バランスが良い機種

オーテク社員でもないので、AD2000Xも当然ながら旧ADシリーズと比べて欠点が存在する
たとえば高音の伸びとクリアさでは、AD1000に劣る
ボーカルの密度、表現力と明確さなら、AD2000に劣る
ボーカルがメインの曲なら、表現力はAD1000PRMよりやや劣る
AD2000Xはすべてが一番優秀ではないが、一番バランスが取れたオープンエア機種である
昔AD2000はオールマイティ機種と言われてましたが、AD2000Xは更にオールマイティになったような気がする
ある意味では「突出した所がない」とも言えるでしょう
初めて聞いた時では、強いキャラクタを持つAD1000よりも、
AD2000の方はあまり印象が残らないかもしれない
一時のみの視聴では、ヘッドホンのキャラクタを掴むことができるだろうか
本当はいいヘッドホンなのか、実力はどこまでなのかは
時間掛けてじっくり味わう必要がある

音の作りの秘密は大半、イヤーパッドにある
しかし、ATH-AD2000Xの音はイヤーパッドだけではなかった


前記事では、AD1000PRMにAD2000XのイヤーパッドHP-AD2000Xを付けて本物のAD2000Xと比較してましたが
たしかに音場の立体さ、音のバランスと伸び方はこの新設計イヤーパッドによって達成されると思う
元々は「まさかドライバユニットはAD2000・AD1000PRMと同じでは」とも思ったですが
どうやら違うらしい、特に高域に渡る音の広がり方と共鳴は確かに従来と違うと感じた

AD2000Xを使ってHP-AD2000Xを装着したAD1000PRMと実際に比較すると、似てるだがやはり違いは出てくる
つまり全てがイヤーパッドではなかった、この前俺が予想したのは確かに間違えました
この前の記事内容お鵜呑みした人には謝ります

見た目ではまったく同じようなドライバユニットだが、やはりどこかは改良されたようですね
公式の説明によると以下の説明があるようです
---
・ハウジング内部の空気を拡散する新設計ディフューザーを搭載し音の広がりを追求。
・フィン形状の空気経路を採用した新開発バッフルで優れた強度と軽量化を両立。

---
要するに空気経路を改変したことで、音場と音の広がりかたは少しながらでも確実に変った

関連記事
ATH-AD2000XのイヤーパッドHP-AD2000Xで色々遊んでみた

ヘッドホンアンプAT-HA5000、AT-HA26Dおよびプレイヤーとの相性

AD2000X + SONY NW-Z1070


SONY NW-Z1070

音場は左右が広くて前後はやや狭い、より平面的旧AD1000系統と似ている
ソニー独自の味付けで女性ボーカルは厚くように聞こえる、高域の伸びと広がりは良好程度、
低域の質は良く、量は適中
音の繊細さは中々良いが、売りである中域の共鳴感と鳴り止まない高域はあまり感じない
ボーカルのイメージ:耳元で歌う

低域:★★★★
中域:★★★★
高域:★★★★
音場の表現の仕方:左右広がり
音場の広さ:★★★☆
女性ボーカル:★★★★
味付け:★★★★
総合評価:★★★★

AD2000X + AT-HA26D


AT-HA26D

音場が広く演奏ホールで聞くような感じ、ボーカルはZ1070の時と比べて少し遠くなった
音場の定位も耳元で歌うから、前方10メートルのポジションで歌ってくれるように変った
中高域の鳴り止まなさが強く、高域も芯が持つようになり広がりと伸びとも改善され、力強くてクリアに聞こえる

低域:★★★★
中域:★★★★☆
高域:★★★★☆
音場の表現の仕方:立体だが、左右は前後よりやや広い
音場の広さ:★★★★
女性ボーカル:★★★★
味付け:★★★☆
総合評価:★★★★☆

AD2000X + AT-HA26D(DACとして使う) + AT-HA5000


AT-HA5000

AD2000X+HA5000では共鳴はもっと強く、音場の前後関係ももっと明確に、オペラで歌を聞いているような感じ
その表現力は素晴らしく、曲によって現場の空気感と雰囲気までも感じるような感じがした
音はよりピュア、AT-HA26Dの時残された僅かな乱雑感は消え、代わりに緻密でピュアな音になった
高域は鋭くなく刺さりもなく
高域はどこまでも伸びていて、くっきりでギリギリ聞こえない範囲でも歪みの無い音を出してくれた
ボーカルの密度はAT-HA26Dより高く、ボーカルの表現の仕方もHA26Dより上手と感じた

低域:★★★★
中域:★★★★★
高域:★★★★★
音場の表現の仕方:立体
音場の広さ:★★★★
女性ボーカル:★★★★★
味付け:★★★★☆
総合評価:★★★★★

新素材ダイヤフラムの噂

果たしてAD2000Xは新素材ダイヤフラムを使っただろうか?
最初はオーディオテクニカ公式サイトではAD2000Xのは「新素材ダイヤフラム使用」と明記していた
大手のAVレビュー評論サイトphile-webのレビュー記事にも新素材ダイヤフラムを投入したと書いてあった
しかし
いつの間にかこれらの記述は消えてしまった、なぜでしょうね
レビューサイトの記事にも訂正され、果たして新素材ダイヤフラムは使っただろうか?
ダイヤフラムはドライバユニットの中にもっとも大事な部品なので、本当に新しいものを使ったとすれば
書かない理由は到底思いつかない
噂では
あるユーザーはオーテディテクニカに
「新素材ダイヤフラムって、どうな新素材を使ったでしょう?」という質問を突っ込んだがきっかけ
本当はAD2000/AD1000のダイヤフラムとまったく一緒なのか?もしかしたら企業秘密で新素材を公表したくないのか?
分からない、すべてが謎のままでした

しかし、僕はここで諦めたくない

丁度いいマイクを手に入れたので、ドライバユニットを測定しようと思う
マイクはZoom H2nを使用、MSマイクの前方指向性マイクだけを使い
ドライバユニットに当たって録音する、録音設定は96KHz/24Bitとする
測定・分析用ソフトはRMAA(RightMark Audio Analyzer)を使用
ヘッドホンで音を出せるにははヘッドホンアンプを通さないといけなので
ヘッドホンアンプはAT-HA5000とAT-HA26Dを使った
因みに測定に使ったヘッドホンはATH-AD2000XとATH-AD1000PRMであった
今度は初めてマイクを用いて測定を行うので、測定回数も多めにして慎重にやるように
各アンプ各ヘッドホンを二回づつ、計8回の計測をやりました


Zoom H2n PCMレコーダを使い、マイクは前方指向性のMid-SideマイクのMidのみを使用

録音範囲は前方15度に設定

録音範囲は前方15度に設定

このようにドライバユニットに当たって録音する

ちょっと留意してもらいたいのは、この測定法で得られた結果は耳で聞いた音ではまったく違う
マイクを直接ドライバユニットに当たるから、イヤーパッドからの影響もない
本格的に周波数特性グラフを図りたいなら、スタジオ等に使われる録音用のヘッド(人の頭のようなもの)が必要とする
ここで載せたグラフはあくまでドライバユニットの特性を示すもの、この点だけを理解していただきたい


AD2000Xの周波数特性グラフ

AT-HA5000とAT-HA26Dで計4回AD2000Xの周波数特性グラフを測定してみた
若干違いがあるものの、大体同じグラフが出てきた


AD1000PRMの周波数特性グラフ

こちらもアンプでの違いはあまり確認できませんでした、一見グラフ自体はAD2000Xと似ていたようです


AD1000PRMとAD2000Xの周波数特性比較

似てるだがやはり違う、中域まではほぼ一緒だが、高域に渡りのピックと繋ぎでは違いが出る
とは言え、AD1000PRMとAD2000Xとのドライバユニット特性はかなり似ていると言えるでしょう


RMAA結果

殆ど無意味な数値ですが、唯一注目してもらいたいのはTHDという
THD:波形の歪み、ある意味では「解像度」と読んでても良い、小さい方が良い
THDが小さい方は、論理的に原音忠実性が高く、解像度も高いと言えるでしょう
この辺、AD1000PRMは0.4%から0.5%、AD2000Xは0.3%から0.35%くらい
要するに、AD2000Xの方は波形の歪が少なく、音響性能が優れるように見える
あと興味深いのは、AD1000PRMの場合、AT-HA26Dに繋ぐとTHDは0.5%、AT-HA5000に繋ぐ場合は0.4%
旗艦ヘッドホンアンプであるAT-HA5000に繋ぐと確かに音響性能は改善される
しかしAD2000XではAT-HA5000でもAT-HA26Dでもあまり変わらなかった

この結果だけでは新素材ダイヤフラムを使ったかどうかは断定できないが
少なくともドライバユニットの性能は違う
「ドライバユニット自体も旧ADシリーズの使いまわし」とかは、違うと思う

尚、無響室で録音している分けではないので、ノイズなどの数値は参考にならないと思う

現時点のまとめ

買いです、45000円くらいなら
僕が聞いた限りでは、限定機種のW3000ANVよりも良い音をしている
AD2000の後継よりもAD1000PRMの後継が正しいかもしれないが
とにかく音は旧ADシリーズとはまったく違う、違うだがオーテクの伝統を捨ていない
音響性能、ボーカルの表現力、音のバランスと音場とも良い万能機種
とくにアニソン、JPOP等はとても似合うと思う
装着感も前代AD2000から大きく進歩し(怪力の形状記憶合金を外しただけだが)
イヤーパッドも厚くなってドライバユニットも耳元に当たることもなく長く聞いても疲れにくい

総合的には、オーディオテクニカが販売中の機種の中で一番優秀ではないかと僕が思う

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スカテクさんは誰でしょう?
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※要注意人物※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

【スカトロテクニカさん(略称:スカテクさん)】
愛知県在住のアンチaudio-technica工作員。推定40代独身無職。
その工作手法は極めて陰湿周到であり価格.comに於ける複数アカウント取得によるaudio-technica製品低評価レビュー連続投稿、
2chねるに於いては5年以上に渡りこのスレ及びお勧めヘッドホンスレ等に粘着しアンチコピペを繰り返す。
生業はYahoo!オークションに於ける中古アダルトDVD販売。名前は多数のスカトロ系DVD販売履歴に由来する。

■判明している価格.comアカウント
カカクコムコムカカクコム http://kakaku.com/auth/profile/profile.aspx?NickName=%83J%83J%83N%83R%83%80%83R%83%80%83J%83J%83N%83R%83%80&Disp=profile
high1320cross http://kakaku.com/auth/profile/profile.aspx?NickName=high1320cross&Disp=profile
モバイルモバイル http://kakaku.com/auth/profile/profile.aspx?NickName=%83%82%83o%83C%83%8b%83%82%83o%83C%83%8b&Disp=profile
価格. リサーチ http://kakaku.com/auth/profile/profile.aspx?NickName=%89%bf%8ai.+%83%8a%83T%81%5b%83%60&Disp=profile
アドレスブック http://kakaku.com/auth/profile/profile.aspx?NickName=%83A%83h%83%8c%83X%83u%83b%83N&Disp=profile

■Yahoo!オークションアカウント
high1320cross
・評価ページ http://rating4.auctions.yahoo.co.jp/jp/show/rating?userID=high1320cross
・出品リスト http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/high1320cross
・自己紹介 http://user.auctions.yahoo.co.jp/jp/show/aboutme?userID=high1320cross
※価格.comアカウントの一つと同名だった為判明
※出品の発送地域より居住県がバレる

■特徴
・アンチコピペの連続投稿
・レス中に無駄な改行
・多数の「w(ワロス)」、「↑」「>」等の記号、「事実」「寿司」「三流」「社員」「信者」「地雷」「ペットボトル」等の語句を文中頻繁使用

※※※※※※※※※※※※※※※以下このような特徴を持つレスを見かけてもスルーしましょう※※※※※※※※※※※※※※※

因みにそんなスカテクさんにもAD2000については「悪くない」と言ってましたwww
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1 コメント

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Unknown (スカテクさんLOVE!)
2013-02-11 01:27:28
AD2000Xのレビューとても参考になりました!

是非スカテクさんにも勧めたいです!

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