ポエブクロウ

自由詩_Azukizawa

161228_Wed_無意識の舟

2016-12-28 01:25:45 | 日記
 
無意識に舟をこぎ出そう
そこには、
広大な海原なんかない
地下の巨大な湖
ひとりでこぎたす霧の中
すると葦の岸辺が見えてくる
いつもここにたちよる
すっぱだかになり
 ゆっくりと泳ぐ
小魚たちもついてくる
すると皮膚から自然の波動が入り込み
 湖の水と一体になる
精霊たちもちいさな渦巻きをつくりやって来る
 どこへ行くんですか、
声をかけてくる、イルカのように
 どこへも行かない、
戯れる事だけ
 
心臓の鼓動が時をきざむ
刻んできた時の長さを測ってみる
やはり長い旅だった
遠い昔の記憶が串刺しによみがえる
やはり苦しい旅だった
いろんな人々とのすれ違いがよみがえる
やはり自分は自分でしかなかった
はじめから孤独だったし、
いまでも孤独だ
だれともうまくいかなかった
自分がいる
どうして・・・・などと思うまい
しかし、これからはそういった摩擦は避けよう
闘うは
もっと巨大な闇なのだ
闇の力なのだ
ビッグマネーをちらつかせ、
動かし、地方の人々を潤す代わりに
大自然を切り刻む
 
その前に
自分の心の掃除をしなくちゃ、
いつのまにかゴミ虫が、踏みつぶされまいとあわてて隠れる
いつのまにか身動きが取れなくなってしまった、
どこに何があるのかわからなくなまってしまった
いろんな文化のかけらが、
残骸が自分の衣のようになってしまった
大切なものも、
いらないものもごっちゃまぜ
無意識の舟も浅瀬に乗り上げ、
動かなくなってしまった
わらいごっちゃねえ
これが私の過去の遺産なのだ
閉じるところがなくなった袋
手紙を入れたらそのまま落っこちてしまった
しかし、どんなかけらの中にも真実が眠っている
円空があらゆるところに見出した仏のように
 
こんにちはここでめぐりあいましたね・・・・
 
 
 
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