安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

ヴィンセント・へリング NIGHT AND DAY

2017-08-13 10:02:52 | アルト・サックス

JR東日本の新幹線車内PR誌「トランヴェール」の先月(7月)号の特集は「山は招くよ、信州へ」でした。自宅へ持ち帰ってきたものの、自分で出かける先の参考にはならないと、読まずに放っておきましたが、表紙の写真が素晴らしく、内容も気になるところがあったので、備忘的に記すことにしました。同誌には樹木や高原の写真が多く使われていましたが、ジャケットの背景に木が写っているCDを聴いてみました。

VINCENT HERRINT (ヴィンセント・へリング)
NIGHT AND DAY (SMOKE SESSIONS 2014年録音)

   

先日、軽井沢ジャズフェスティバルで、ヴィンセント・へリング(「ハーリング」とも表記されます)・グループを聴きました。グループは快調で、もっと聴きたくなったのですが、へリングの今回の日本ツァーで日程を合わせられるのは、当日の軽井沢出演だけだったので、あきらめて、手持ちのこのCDを聴いてみました。

メンバーは、ヴィンセント・へリング(as)、 ジェレミー・ペルト(tp)、 マイク・ルドン(p)、 ブランディ・ディスターヘフト(b) ジョー・ファンズワース(ds)。ペルトの参加は、10曲中6曲で、あと4曲はカルテットの演奏です。マイク・ルドンは、ピアノに加えオルガンも弾くミュージシャンですが、マッコイ・タイナーの影響が感じられます。

曲は、ペルトの入ったクインテットの演奏で、Gary Fisherという人が書いた「Grind Hog's Day」、へリング作「The Adventures Of Hyun Joo Lee」、マイク・ルドン作「Walton」、ドナルド・バード作「Fly, Little Bird, Fly」 、シダー・ウォルトン作「Theme For Jobim 」、へリング作「Smoking Paul's Stash」の6曲、カルテットの演奏で、スタンダードの「Night and Day」(夜も昼も)と「The Gypsy」、キャノンボール・アダレイ作「Wabash」、テックス・アレン作「There Is Something about You(I Don't Know)の4曲。

へリング(as)のワンホーンによる「Night and Day」と「The Gypsy」では、豊麗なサウンドとスムーズかつグルーヴィーなソロが聴けます。「Wabash」については、キャノンボール・アダレイ(as)とコルトレーン(ts)が共演した「Cannonball in Chicago」(Mercury)における同曲の演奏が大好きなので、この曲を取り上げてくれただけで感涙ものです。ジェレミー・ペルト(tp)が加わった曲では、「Grind Hog's Day」がクールな感覚が出ていて面白く、「The Adventures Of Hyun Joo Lee」は、モード系の曲想で、マイルストーン時代のマッコイ・タイナーグループを想わせるような熱い演奏を、ルドン(p)はじめ各人が行っています。

【トランヴェール2017年7月号(JR東日本新幹線車内誌)】

   

表紙は、北八ヶ岳の苔の森。多分、白駒の池の近くだろうと思います。

   

湿原や森など自然に対する写真の撮り方(心構えなど)についても記されていて参考になります。檢見崎誠(けんみさき まこと)さん(日本山岳ガイド協会公認山岳ガイドで、フリーランスのカメラマン)が指導しています。

   

湿原は早朝に撮影するのがよいそうです。

   

の写真は、毛無山(標高1022m)からのもの。素晴らしい。

   

『蜜を求める虫になったつもりで花にアプローチを。』と説かれていて、肝に銘じることにしました。

   

広告のページもうまく出来ていました。「川中島白桃」のPRです。

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