安曇野ジャズファンの雑記帳

信州に暮らすジャズファンが、聴いたCDやLPの感想、ジャズ喫茶、登山、旅行などについて綴っています。

バド・パウエル THREE NIGHTS AT BIRDLAND 1953

2017-10-15 10:03:19 | ピアノ・トリオ

先週の火曜日にランチに出かけたところ、SBC信越放送が入居しているビルの前のトイーゴ広場で旬の果物などが販売されている「長野銀座にぎわい市」が開かれていました。このトイーゴ広場は、こういったイベントに使われ、稀にですが、テレビやラジオの中継が入ることがあります。ラジオの実況放送を収録したバド・パウエル(p)のCDが先ごろ発売になったので購入しました。

BUD POWELL (バド・パウエル)
THREE NIGHTS AT BIRDLAND 1953 (SSJ 1953年録音)

   

最近、レゾナンスレーベルなどから秘蔵音源をアルバム化した新譜が出されていて、ビル・エヴァンス(p)のものなど人気を集めているようです。同じく秘蔵音源といっていい、バド・パウエル(p)のジャズクラブ「バードランド」からのNBCラジオの実況放送を音源とするCDが発売されたので、購入して聴いてみました。

メンバーは、バド・パウエル(p)、ジョージ・デュヴィヴィエ(b)、アート・テイラー(ds)。音源は、1953年8月8日、8月15日、7月8日という3日間の放送を収録したものです。放送の冒頭と終了に、クラブのテーマ曲の「バードランドの子守唄」をパウエルが弾いていて、クラブの雰囲気が濃厚に出ています。

曲目を収録順に記します。「Lullaby of Birdland」、「Budo」、「Embraceable You」、「Salt Peanuts」、「Lullaby of Birdland」、「Lullaby of Birdland」、「Budo」、「April in Paris」、「Dance of the Infidels」、「I've Got You Under My Skin」、「Lullaby of Birdland」、「Lullaby of Birdland」、「Un Poco Loco」、「Parisian Thoroughfare」、「Dance of Infidels」、「Lullaby of Birdland」の16トラック。「バードランドの子守歌」の最も長いヴァージョンは最後のものですが、リズミックな快調な演奏で、もう少し長く聴きたくなるものです。

バド・パウエル(p)が好調な上に、他の二人のメンバーがよく、まとまった演奏が繰り広げられています。アート・テイラー(ds)もソロ的なプレイを行っていて、リズムに変化が加わっています。特に8月15日の演奏が傑出していて、ピアノソロによるバラード「April in Paris」は美しく、トリオの3人のやりとりがスリリングな「Dance of the infidels」、ラテンリズムを加え、和音も魅力的な「I've Got You Under My Skin」とこれぞジャズピアノという演奏を聴くことができます。7月8日の「Parisian Thoroughfare」も両手がよく動き躍動感があります。音質も良好で楽しめるアルバム。

 【トイーゴ前広場の長野銀座にぎわい市】

   

   

毎週火曜日に農産物などが販売される「長野銀座にぎわい市」が開催されています。

   

翌日の昼のトイーゴ広場です。ニュースなど映像が流されています。

   

広場の反対側にあるSBC信越放送の入り口。

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