安土街道 築城日誌 (安土らくらく倶楽部)

安土山下の日々と塚又商店主の日常・・・

『常の浜水辺公園』の木の橋

2015年06月20日 | まち歩き
☆安土町常楽寺(区)の『常の浜水辺公園』内には、木製の橋が二つあります。

☆その橋の修繕作業が、六月になって行われていましたが、この程、ようやく完了したようです。

☆上の写真は、平成25年春の中央の橋です。私が橋本町町会長の時に、修復の要望を区に出した時のものです。
 床板も欄干も相当、痛んでいます。
 毎年、要望していますが、声が届いているのかどうか、治してくれません。
☆そもそも、常の浜水辺公園は・・・、中世・・・佐々木氏がこの地を治めていた頃からの旧い港(常楽寺港)で、湖東地域からの年貢の積み出し港でした。
 近世には、蒸気船が寄港し大津まで人や物資を運んでもいました。
 また、ここから西の湖にかけては、良質の(あし・ヨシ)が自生していたので、ヨシの集積地としても賑やかでした。
 私が子供の頃には、すでに、古来の役割は終わっていて、港や川には、生活雑排水が流入しホテイアオイ(軍艦草?)が川面を覆うという見るに堪えない光景もありましたが、魚釣りをしたり、周辺の田畑で草野球や探検ごっこをしたものでした。
☆ではありましたが、昭和57(1982)年度の「常楽寺港修景整備事業」(滋賀県)で、人々が憩える水辺公園として生まれ変わりましたが、その時に、風情のある木製の橋が二ヶ所に架けられました。
 余談ですが、常の浜の東側に「寺内浜」があり、その間に、もう一つ橋がありますが、本来ならこれも木製の欄干に変更される予定だったのですが、理由ありで、弊社の横、北川に架かる「錠の橋」に取り付けられています。

☆上の写真は修復された後の中央の橋です。

☆上の写真は修復後の西側の橋です。
☆この費用はどこから出たのか要望が通ったのか
☆どうやら・・・、常の浜水辺公園北側の隣接地で県道「大津・能登川・長浜線」との間の水田が、近日中に住宅団地になるようですが、その一環として、隣接した水辺公園の整備作業がされているようです。(市のおカネでは無かったのですネ・・・)
 でわまた。

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