おそらく現在世界中のコーヒーの生豆が、量はともかく種類だけでは日本中に集まってきているように思われます。 大半の量は大手業者が占めていて、私達のような自家焙煎珈琲店は大手とは違った品揃えをしたいため、様々なキャッチフレーズのついた個性的なコーヒーを少量ずつ仕入れております。 オークション入賞豆、農園指定豆、フェアトレードコーヒー、レインフォレスト アライアンス(熱帯雨林同盟)認証の豆、バードフレンドリーコーヒー豆などが近年注目されております。 ブラジルだけでも日本向けのコーヒーは数十種類に分類され輸入されており、値段もピンからキリといったところで、各店が何の豆をどういうふうに焙煎して、味の特徴を出すかが重要となり、その味についてきてくれているお客さんのおかげで店が成り立っているようなものです。