全国の厚生年金基金のうち、資産運用の経験がある役職員がいない基金が約8割を占めることがわかった。
高利回りをうたったAIJ投資顧問に資産の多くを預け年金資産の大半を失う基金が続出した背景には、基金側の運用に関する知識が著しく劣っており、運用実態などを調べるといった対策が打たれていなかった可能性が高い。
厚生労働省は昨年、全国595の厚生年金基金(昨年3月末時点)のうち、資産規模などに応じて100基金を抽出して実態を調査した。調査のきっかけは、運用に失敗し数百億円の赤字を出した基金があることが発覚したためだった。
調査によると、主に大企業が単独で設立する「単独型」と、グループ企業と共同で設立する「連合型」ですら、資産運用の経験者を役職員に採用していない基金が67%を占めた。主に中小企業が集まって設立する「総合型」では82%に達し、全体の平均は79%だった。
【旧社保庁OBがAIJ紹介 年金基金に天下り23人】
企業年金運用会社のAIJ投資顧問(東京)が顧客の預かり資産約2千億円の大半を消失させた問題で、旧社会保険庁(現・日本年金機構)OBが複数の年金基金の幹部に、AIJに資金の運用を委託するよう勧めていたことが2日、このOBへの取材で分かった。また、同庁の幹部23人が、1999年8月〜2010年9月までの約11年間で、全国の厚生年金基金の常務理事などに天下りしていたことも判明。
高利回りをうたったAIJ投資顧問に資産の多くを預け年金資産の大半を失う基金が続出した背景には、基金側の運用に関する知識が著しく劣っており、運用実態などを調べるといった対策が打たれていなかった可能性が高い。
厚生労働省は昨年、全国595の厚生年金基金(昨年3月末時点)のうち、資産規模などに応じて100基金を抽出して実態を調査した。調査のきっかけは、運用に失敗し数百億円の赤字を出した基金があることが発覚したためだった。
調査によると、主に大企業が単独で設立する「単独型」と、グループ企業と共同で設立する「連合型」ですら、資産運用の経験者を役職員に採用していない基金が67%を占めた。主に中小企業が集まって設立する「総合型」では82%に達し、全体の平均は79%だった。
【旧社保庁OBがAIJ紹介 年金基金に天下り23人】
企業年金運用会社のAIJ投資顧問(東京)が顧客の預かり資産約2千億円の大半を消失させた問題で、旧社会保険庁(現・日本年金機構)OBが複数の年金基金の幹部に、AIJに資金の運用を委託するよう勧めていたことが2日、このOBへの取材で分かった。また、同庁の幹部23人が、1999年8月〜2010年9月までの約11年間で、全国の厚生年金基金の常務理事などに天下りしていたことも判明。









