無冠帝王の繰り言=外房御宿の網代湾を朝夕眺めるおぼろ男は、野次馬根性旺盛ですからいろいろと寝ぼけことを繰り返します。

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椿落つ 無冠帝こそわが墓碑銘  安藤 三佐夫

保守の風土に風穴を開けるために

2016-12-03 11:00:30 | エッセー
 国会でカジノ法案が論議されています。私は、ギャンブルを公営で行うことには反対です。かつてトランプ次期米大統領は、北方4島でカジノをやったらどうかと提案したようですが、彼のホテルを持って来て金もうけをしようと言う魂胆です。彼の取り巻きには、ギャンブル業界のマフィアたちがいるようですから日本にターゲット絞ったのかも知れません。大阪維新の会と言う食わせ物が裏にいて自民党はこの党を取り込むためにやみくもに強行採決をしているのです。
 そういう中で保守の金城湯池、外房地区に40代の若者が名乗りを上げましたから大歓迎です。原稿を依頼されたので、執筆して、送りましたので掲載します。

たがや亮氏―その若さ・意欲に期待する
 第11選挙区は広いだけではなく、農村・山村・漁村、それに市街地と観光地が混在しています。しかも、地場産業がないので若者は都市へ流出し、高齢化・過疎化の進む由々しい時代がやって来ました。このままでは、衰退するだけですから住民も腰を据えて地域の再生に向かわなければなりません。
 それには、若いリーダーが国政に打って出て地域のために奮闘することが必要ですが、残念なことに今までそう言う人材に恵まれませんでした。ですから意欲に溢れる新進気鋭の「たがや亮」君が名乗り出たことは、この地域にとって画期的なことです。ここは、明治時代の千葉県の自由民権運動「以文会」発祥の地ですが、その気概は、気候温暖の故か、どこへやら、守旧的な勢力の牙城になってしまいました。これでは地域の活性化は図れませんから国政に清新な若手を送り出す必要があります。
私の構想している地域の活性化のための視点を上げます。
〇企業誘致で魅力のある地場産業を創出し、シニアと若者が共に働く場を確保すること。
〇恵まれた自然環境を生かし、都市住民の定年後の受け皿を用意し、子ども・高齢者・障害者に優しい安心安全の地域社会を築くこと。
〇農漁業の地域に根ざした特産品や伝承郷土料理の開発・講習・販売やバーべキュウを主婦グループ中心で行う。例えば、イノシシ肉のしゃぶしゃぶ・牡丹鍋・味噌漬け、鹿のステーキ・刺身、雉の焼き鳥などは魅力的です。ワラビ・ゼンマイ・キノコ・セリ・クレソン・フキ・ウド・タラの芽・サンショウ・ユリ根などの山菜類も荒れた山林や田畑を拓いて育て、都会の人に収穫してもらったらどうでしょう。今は消滅してしまった地引網もよいと思います。
それは、海・山の景観を生かしたエコツアーや農漁業体験ツアーで観光客誘致の多様な充実を図ることにつながります。過疎化に悩む地域の再生には、見方を変えれば魅力的な視点が沢山ありますから国政をも動かしたいものです。そのためには、清新で気力溢れる地域代表が必要ですからたがや亮君に期待します!
                安藤 三佐夫(作家・郷土史研究) 
 

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