カナリア望遠鏡は指先を見つめている

詩・即興詩・散文詩・俳句

《 音楽 》

2016-10-08 22:30:09 | 





刺激的な行為も、リピートするうちに平日な遊園地になっていく。
正しいか正しくないかの換気扇は、いつも回っているけど。油と煙にまみれながら。ウィン、ウィン。
イベリア半島の蝸牛がツノを出す瞬間みたいに、貴重な残酷さが純粋といえるのかも。
こどもだって自分を使いわけて、笑わない大人を笑わそうとする。
だから、あなたの気持ちが日々変わることはプレゼントボックスを開けるみたいに心を撃ち抜かれて卒倒する絵を前にするわたしと同じだね。
うたた寝みたいな記憶が遠くなって、一度の延命と宿命が火花を散らして夜空に削られていく。
そのうちの何万分の一かはわたしの手に委ねられているんだよ。
インストゥルメンタルな生だ。
ラ(A#)音のオルガン座の波間に心臓を浮かべて、あなたの脈動にキスしてみたい。
きっとすべてが報われる春風みたいな気がするよ。
あなたの明日からギコチナイ手が伸びて、わたしの涙を拭くとき、夜空から泡が降る音が降る。
あなたの許しを得ずに、あなたを愛していくことをどうか笑って。


















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