イベリア半島の旅に出たのは2003年5月7日のこと。
イベリア半島には日本からの直行便はなく、
デンマークのコペンハーゲンを経由してスペインのマドリードに入った。
スペインを観光で歩き回り、セビーリアから長距離バスで
ポルトガルの首都リスボンに到着したのは5月15日。
そして、ユーラシア大陸の最西端、ロカ岬を見物に行ったのは5月22日のことだった。
こんな辺鄙な観光地を訪れる人があるのだろうかと思っていたが、
なんと、日本人の団体観光客が大型バスで来ていたのには驚いた。
ロカ岬に立てられた碑には、
ポルトガルの詩人カモンエスが詠んだ詩の一説が刻まれていた。
すなわち、
「ここに地果て、海始まる」
観光案内所で“最西端到達証明書”を有料で発行していたが、
当然のことながら購入しなかった。
ポルトガルの船が種子島に鉄砲を伝えたとされるのが
西暦1543年。
その450年後の1993年、千葉県犬吠埼に
この碑が立てられた。
(撮影したのは今年の8月22日)
ユーラシア大陸の東、銚子市は、はるか西方の
ポルトガル共和国シントラ市とほぼ同緯度に
位置しているとこの碑に刻まれている。
というわけで、犬吠埼とシントラ市のロカ岬を
姉妹岬にしたとも刻まれていた。
姉妹岬としたことを記念して、銚子市の職員と
銚子市観光協会の役員は恐らくポルトガルに
出張しただろう?
8月18、19日の週末興行成績トップを占めた「アベンジャーズ」。
8月17日付毎日新聞夕刊に掲載の映画評によると、
この映画は全米で記録的な大ヒットだったそうで、
辛口評論を看板に掲げるある映画評論家は100点満点中97点と評価した。
映画を見た私の感想は、
確かにアメリカ映画らしい迫力ある場面の連続で、
ハラハラドキドキだったけれど、評論家が言うほどの点は付けられない。
しかし、夏休みの一日を3D映画で楽しむのもよいだろう。
夏休みの一日、千葉県の犬吠埼灯台を訪れた。
灯台の入り口に置かれた郵便ポストはなぜか白く塗られていて、
ポストは赤でなくてはならないものではないらしいことを知った。
この灯台は明治7年(1874年)に完成したとある、
今から約140年前の灯台である。
灯台周辺のホテルの駐車場には
それほど多くのマイカーの姿はなく、
飲食店も店を閉めているところが多い。
消費増税法が成立し、世の中に不景気風が吹き、
貧富の格差が拡大している今、
観光で灯台を訪れる人が減ったのだろう。
そうなると、残念ながら中国人団体客をあてにしなくては
と考える観光業界の人もいることだろう。
「緑川」は新潟県魚沼市の造り酒屋、緑川酒造株式会社の酒。
お盆に里帰りした際に親戚からお土産にもらった。
この酒を見て気に入ったことは、
第一に、ラベルがシンプルですっきりしていること、
第二に、普通は1升瓶の首の下にラベルが貼ってあるが、
これにはないこと。
醸造元からのメッセージは、
「深い味わいに上品な香りがからむ」
「端麗な中にもうまみをさらに残した、
たいへん飲みやすい酒です」とある。
原材料は、国産の米と国産米の米こうじ。
精米歩合は60%、アルコール度数は15.5度。
緑色をした1升瓶はいかにも美味しそうに感じる。
私の評価は、☆☆☆☆☆(満点は☆5つ)
早朝5時9分発の列車に乗って房総半島一周の旅に出た。
帰り着いたのは夜8時31分だったので15時間余りの日帰り旅行だ。
旅の目的地の一つ目は犬吠埼を訪れること、二つ目は銚子電気鉄道に乗ること。
写真の外川駅は銚子駅から出発する銚子電気鉄道の終着駅で、
銚子駅からの所要時間は20分である。
地方の私営電鉄は経営難に苦しんでいるが、
御多分にもれず、銚子電気鉄道も存亡の危機にあると報じられる。
テレビのバラエティ番組や旅番組でご覧になった方もあるかと思うが、
経営を少しでも助けようとお土産用の“ぬれ煎餅”を売っている。
私も家族のお土産に“ぬれ煎餅”を買って帰った。
学生時代のサークルの先輩、後輩と東京・新宿で待ち合わせ、
昔懐かしい“思い出横丁”で軽く飲んだ後はスナックへ。
待ち合わせをしたのはプリンスホテルの前。
そこへトレーラーに乗せられた大きな人形が人目を引きながら通った。
どうやら新宿に“ロボットレストラン”が新規に開店したようだ。
ロボット製造は日本のお家芸で、自動車の塗装作業から始まり、
今では考えるロボットもできたと報道で知った。
ロボットを人間の兵士の代わりに戦闘員として実用化に励んでいる米国だが、
我が日本ではロボットをウエートレスの代わりにしようとしている。
先日、JR飯田線に乗って豊橋から辰野に向かう途中、豊橋から約2時間半後に
停まった駅は金野(きんの)。いわゆる秘境駅として知られている。
列車は金野駅に停車したけれど乗降客がゼロなのは、
この駅の近くに人家がないからだ。
地方を走る列車のドアは、乗客がボタンを押すとドアが開く仕組みなので、
私はボタンを押してドアを開き、素早くカメラのシャッターを押し、
そして再びドアを閉めるボタンを押したのであった。
夏野菜を代表するミョウガは冷やした素麺に添えていただくことが多い。
そのミョウガを卵でとじるレシピが新聞の家庭欄に載っていたので作った。
以前は“婦人欄”と言い、その後、“家庭欄”などとも称した新聞の目次は
今、毎日新聞は“暮らしナビ”と称している。
“婦人”という言葉は差別用語とされ、
それに代わって“女性”の表現が一般的になったそうだ。
話は変わるが、広辞苑によると“卵”は鶏卵、魚卵、
“玉子”は鶏卵を使った料理と載っている。
なるほど、なるほどと思いながらこの記事を書いている。
夏休みらしい写真を撮りに房総半島に出かけた。
小さいころ、しょっちゅう近くの川や海で遊んだものだ。
家の近くに多摩川が流れ、お日様が少し高くなるころ、
子ども同士で泳ぎに行ったものだ。
そのころは晒の褌をしていた。
川でおぼれる者もあったが、地元の小学生たちはおぼれることはなかったようだ。
川なので、ところどころ清水が湧き出る場所があり、
急に水温が低くなるので心臓麻痺を起こす人がいた。
東海道本線戸塚駅を朝5時58分発の列車に乗って豊橋に向かう。
豊橋駅を午前10時42分に出発した2両編成の飯田線の列車は、
辰野駅までは飯田線の線路を、辰野から上諏訪駅までは中央本線の線路を走る。
豊橋から6時間58分の旅を終えて終着駅上諏訪に到着したのは午後5時40分。
飯田線の車内には同好の士と思われる人が数人乗っていた。
鉄道ファンの中で、いわゆる“乗り鉄”と分類されるのが、
このように7時間弱も普通列車に乗り続けることをいとわない人たちだ。
ジャガイモとタマネギとソーセージを炒めて作った料理は、
ビールのつまみによく合う、その名もお洒落に“ジャーマンポテト”。
猛暑の日が続いてビールの売れ行きが良いとのニュースである。
ビールといえばジャガイモとソーセージだろう。
ジャガイモは一口大のくし形に切り、
電子レンジで加熱してから、塩・胡椒・小麦粉をまぶし、
フライパンで揚げ焼きしてからいったん取出し、タマネギとニンニクと
ソーセージを炒めたところに取り出しておいたジャガイモを戻し入れて完成。
仕上げにパセリのみじん切りを振りかけた。
「福小町」は秋田県湯沢市のナショナル物産株式会社の酒。
ラベルには製造場所在地および名称として、
秋田県湯沢市、秋田木村酒造工場と併記してある。
横浜高島屋の酒売り場で醸造元が出張販売していたのを
通りがかりに見て買った。
創業 元和元年 “ 秋田 木村 ”とも書いてあるから、
かなり古い酒蔵なのだろう。
元和元年と聞いてもぴんと来ないので
調べると西暦1615年のことだ。
その年、元和元年には大坂夏の陣があり、
秀頼と淀君が自害したとは1977年(昭和52年)に
購入した愛用の「日本史年表」に書いてある。
35年前に購入した「日本史年表」はそろそろ
最新版を買わなくてはと思っている。
私の評価は、☆☆☆☆(満点は☆5つ)
趣味の会の集まりを開いたのは、散会後の暑気払いが主な目的だった。
集まりの表向きの議題は“会の活性化”をいかにして実現するかだったが、
真面目に議論すればするほど、一般の会員は会を離れていくような気がする。
しかし、きょうの集まりの結論は会を作ったころの初心に帰って、
もう少し面白い会にしようというところに落ち着いた。
10・15モードはテン・フィフティーンモードと読むそうで、
市街地を想定した10の走行パターン3回と、郊外を想定した15の
走行パターン1回をテストした結果による自動車の燃費の指標のことである。
JC08モードはジェーシーゼロハチモードと読むそうで、
2015年を目途に導入される燃費測定法。
10・15モードに比べて激しい加減速が行われ、
より実際の走行に近い条件で測定が行われるとのこと。
車を購入する際、車のカタログに書いてある燃費の数字を信用する人は少ない。
実際に車を走らせた結果、カタログ記載の燃費どおり走らないからである。
先日、房総半島に行った時に走った距離は317.0 km、
リッターあたりの燃費は24.2 kmだた。
この車のカタログに書いてある燃費情報は、
リッターあたり26.0 kmなので、カタログの数字に近かった。
テレビのグルメ番組、旅番組の影響は大きい。
東京湾をまたぐ東京湾アクアラインのパーキングエリア、
“海ほたる”の売店で木更津揚げがよく売れているのはTVで放映されたから。
私自身はテレビをよく見るほうではないので知らなかったけれど、
同行した家族が言うには「あっ、これが木更津揚げ!」である。
というわけで試に早速1枚340円の木更津揚げを買い求めたのである。
味のほうは?
美味しかったですよ。