鮎川玲治の閑話休題。

趣味人と書いてオタクと読む鮎川が自分の好きな歴史や軍事やサブカルチャーなどに関してあれこれ下らない事を書き綴ります。

アルバニア国歌『旗への賛歌(Hymni i Flamurit)』訳してみた。

2012-12-05 11:46:47 | 軍歌
一般人にはほぼ無名と言ってもいい程度の知名度でありながら、共産趣味者の間では異常なまでの人気を誇る国、アルバニア。
そんなアルバニアで、社会主義政権成立以前から現在まで国歌として歌われ続けているのが『旗への賛歌(Hymni i Flamurit)』です。

アルバニア共和国国歌 【旗への賛歌 Hymni i Flamurit】



この歌の歌詞の訳が見つからなかったので、(いやまあ、後で探したらあったんですけどね。こことか)、自分で訳を作ってみました。
大量に意訳・誤訳があると思うのであんまり信用しないでください(何

1.我らが旗を囲み、団結して立たん
  一つの願い、一つの志と共に
  神聖なる宣誓を我らそれに授けん
  我らが救いのために戦わんことを
  戦いから一人遠ざかるものあらば
  裏切り者がそこに生まれよう
  真の男に恐れるものは無く
  彼の者は死なん、殉教者として死なん!

2.武器を手に取り、打ち振りて
  我らは我らが祖国を守らん
  我らが権利を誰渡すまじ
  我らが土地に敵の居場所なし!
  戦いから一人遠ざかるものあらば
  裏切り者がそこに生まれよう
  真の男に恐れるものは無く
  彼の者は死なん、殉教者として死なん!

実際に歌われるのはここまでですが、元々の詩には続きがあります。

4.主ご自身が述べておられる
  その国は地より拭い去られると
  されどアルバニアは生き、栄え
  その為にぞ我らは戦う!

5.おお旗よ旗、聖なるしるし
  汝が上に我らは誓う
  アルバニア、愛する祖国のために
  名誉のために、汝が賞賛のために

6.勇敢な男が呼ばれ、栄誉を受ける
  祖国のために我が身を挺した男が
  彼は永遠に記憶されるだろう
  上にある者にも下にある者にも、聖人として!

なお、以上の訳はアルバニア語の原詩と英訳ドイツ語訳を参考にしました。
ここで貼り付けた音源は1番だけで、「戦いから一人…(Prej lufte veç ai largohet)」から先がもう一度歌われてますね。

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