氷の星ホスで建て直しをはかりつつあった反乱軍だが、帝国軍は見逃すはずも無く・・・。
ジェダイ・マスターとの出会いと養父母との悲しい別れ、自分でも気付かなかった才能に目覚め、仲間の信頼を勝ち取る。これが前作(以下EP4)の流れだった。ちなみにEP1にも通ずるものがあるのは周知のとおり。
で、帝国の逆襲。
流れから言うと、王道アドベンチャーの形式と言ってもいいと思う。苦難を乗り越えながら成長を重ねる主人公と、戦争の真っ只中にいる仲間達。この2つが絡み合いながら物語は並行して進んでいく。前にも書いたことがあると思うが、ロード・オブ・ザ・リングやマトリックスなどもこの王道を踏襲している。
なるほど、物を語るというのはこうやってやるものか、と思ったものだ。もちろん初見は鼻垂れ小僧の頃だから、「スノーウォーカーかっけぇー!!」「ヨーダ笑える・・」とかそんな観方しかしていない。公開後、数年たってしきりにTV放映するのを何度も観かえし、ビデオ録画してまた何度も観かえしてるうちに、このストーリーテリングの妙がまさに今作を傑作と言わしめてるんだな、という思いに達することとなる。
と、一応まともなことを言っておくとして・・。
この歳になって、改めて見返してみると、脚本の素晴らしさはもちろんわかるのだが、回りまわってやっぱり、
「スノーウォーカーかっけぇー!!」
これに尽きてしまう。
いや、尽きることはないけど、自分のこの映画に対するイメージの大半を占めていることに気付かされる。兵士がスコープで覗くと、そこにはスノーウォーカーの足元しか映らず、パンアップしていくとその巨体が視界をふさぐ。それを初めてスクリーンで観たときの興奮が蘇ってくるんだから、しょーがないよコレばっかりは。
(この人たちはとてつもない敵と一戦交えようとしてる・・・。)
20世紀の映画界のトピックをいくつか挙げていくことはできると思うが、メリエスの「月世界旅行」から始まってトーキーやヌーベルバーグや、はたまたコッポラやキューブリックやマリリン・モンローやらチャップリンやら。
そんな中、ILMという特撮集団が映画界に果たした役割というものの大きさは計り知れないものがある。映画界というよりは映像業界全体といったほうが適切か。
今現在、エンタテイメント映像業界全般で用いられている、特撮・合成・CGなどのほとんど全てはILMの恩恵を受けているといっても差し支えない。
そんなILMのエポックメイキングな仕事のひとつが、この帝国の逆襲の雪原バトルでの合成技術。今DVDで出ている「特別編」は当時の合成のアラをかなりの部分で修正しているようだが、それでも当時の苦労がしのばれる。制作者の手垢がびっしりついた名シーン。
ジェダイ・マスターとの出会いと養父母との悲しい別れ、自分でも気付かなかった才能に目覚め、仲間の信頼を勝ち取る。これが前作(以下EP4)の流れだった。ちなみにEP1にも通ずるものがあるのは周知のとおり。
で、帝国の逆襲。
流れから言うと、王道アドベンチャーの形式と言ってもいいと思う。苦難を乗り越えながら成長を重ねる主人公と、戦争の真っ只中にいる仲間達。この2つが絡み合いながら物語は並行して進んでいく。前にも書いたことがあると思うが、ロード・オブ・ザ・リングやマトリックスなどもこの王道を踏襲している。
なるほど、物を語るというのはこうやってやるものか、と思ったものだ。もちろん初見は鼻垂れ小僧の頃だから、「スノーウォーカーかっけぇー!!」「ヨーダ笑える・・」とかそんな観方しかしていない。公開後、数年たってしきりにTV放映するのを何度も観かえし、ビデオ録画してまた何度も観かえしてるうちに、このストーリーテリングの妙がまさに今作を傑作と言わしめてるんだな、という思いに達することとなる。
と、一応まともなことを言っておくとして・・。
この歳になって、改めて見返してみると、脚本の素晴らしさはもちろんわかるのだが、回りまわってやっぱり、
「スノーウォーカーかっけぇー!!」
これに尽きてしまう。
いや、尽きることはないけど、自分のこの映画に対するイメージの大半を占めていることに気付かされる。兵士がスコープで覗くと、そこにはスノーウォーカーの足元しか映らず、パンアップしていくとその巨体が視界をふさぐ。それを初めてスクリーンで観たときの興奮が蘇ってくるんだから、しょーがないよコレばっかりは。
(この人たちはとてつもない敵と一戦交えようとしてる・・・。)
20世紀の映画界のトピックをいくつか挙げていくことはできると思うが、メリエスの「月世界旅行」から始まってトーキーやヌーベルバーグや、はたまたコッポラやキューブリックやマリリン・モンローやらチャップリンやら。
そんな中、ILMという特撮集団が映画界に果たした役割というものの大きさは計り知れないものがある。映画界というよりは映像業界全体といったほうが適切か。
今現在、エンタテイメント映像業界全般で用いられている、特撮・合成・CGなどのほとんど全てはILMの恩恵を受けているといっても差し支えない。
そんなILMのエポックメイキングな仕事のひとつが、この帝国の逆襲の雪原バトルでの合成技術。今DVDで出ている「特別編」は当時の合成のアラをかなりの部分で修正しているようだが、それでも当時の苦労がしのばれる。制作者の手垢がびっしりついた名シーン。