中学校教師 生き残り術

平凡な中学校教師が、中学校で生き残っていくための「小技」「知恵」「うまくいったエピソード」「失敗例」を紹介します。

(244)学校のブラック労働状況改善策1 保護者に携帯電話番号を知らせない

2016年09月19日 | 授業
 保護者に教職員個人の電話番号を教えない。
 他地区では当然のことでしょうか。

 私の勤務校では、「教えない」を2年前から実施しています。
 それ以前は、学級担任は「学級電話連絡網」の文書を配布し、保護者に携帯電話番号を伝えることが当たり前になっていました。
 すると保護者は勤務時間外や休日に遠慮なく、学級担任に電話をかけてきます。
 休日に家族と出かけている時に、保護者から生徒の相談を受けることもありました。
 学校で困難な状況を抱えている生徒の保護者からの電話が続いているとき、携帯電話のバイブがなると気の弱い私はドキッとしました。
 携帯電話番号がわかると、ショートメールやメッセージを送受信することができます。保護者からの要望や質問のメールに悩んでいる同僚もいました。
 保護者からの連絡に疲れている仲間(教職員)は少なくありません。

 これはおかしな状況なのです。

 例えば、
 家庭で停電したときに、私たちは電力会社の担当者個人に電話をかけるでしょうか。電力会社に電話をかけます。
 水道管の水漏れを発見したときに、水道局個人に電話をかけるでしょうか。水道局に電話をかけます。
 学校の先生は、夜でも休日で保護者に対応しています。

 生徒の教育にエネルギーを注ぐために、私たち教職員は個人の時間も大切にするべきだと私は考えています。

 さて、保護者に教職員に電話番号を教えないを実践する上で、まず文書で通知しました。
 「お子さんのことで学級担任に相談がある場合は、来校いただくか、学校に電話をお掛け下さい。」

 それから2年、何も困ったことはありません。
 帰宅後や休日に保護者から電話がかかってくる心配はなくなりました。
 
 不便といえば、以前は生徒宅に電話連絡をするときに、手元の携帯電話ですぐにかけていましたが、学校の電話のところまで行かなければならないことです。
 よく考えれば、個人の携帯電話でかけていたことが不自然なことでした。

 まだ、個人電話番号を教えている職場は、年度始めを機会に是非実施しましょう。


 追記
 私は、学校のブラックな労働状況を改善したいと思っています。
 ブラックな状況だと、児童生徒たちに良い教育ができません。
 ブラックな状況だと、教職の優秀な担い手がいなくなります。
 ブラックな状況下の教職員は、子供達にブラックな学習条件を強いているようにも思います。(これは主観ですが)
 学校のブラックを改善する案をこれから提案していきたいと思います。
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