現実逃避

この現実が破壊されてしまったのも全部ディケイドって奴のせいなんだ

『シューダン!』 第6話 「奮起する浜西」 感想

2017-07-15 06:00:28 | 週刊少年ジャンプ感想


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さてと。『週刊少年ジャンプ2017年第33号』 『シューダン!』第6話 「奮起する浜西」の感想です。


はじめに。

『ワンピース』が20周年ということで,おめでとうございます。20周年を記念して,様々な企画が動いているわけですが,そんな企画の中の一つが「マンガに隠れた麦わら帽子を探せ!」というもの。こち亀でも両さんの眉毛を探せという企画がありましたねえ。



まあ全部の麦わら帽子を探すのは暇がありそうな人に任せるとして,『シューダン!』における麦わらはというと,めっちゃ分かりやすかった



近所のサッカー好きおじさん


麦わら帽子を被った編集・斉藤中路さん...ではなくて,近所のサッカー好きおじさんでした。なるへそ。ダンスの時の玄人おじさんみたいな立ち所なんですかね。

確かに考えてみると,少年団サッカーを支えているお母様たちは実のところサッカーの中身については詳しくないかもしれないしなあ。こういう薀蓄を語ってくれそうなポジは,やっぱり近所の「そういうの好きな人」に振ったほうがということか。てか,不審者扱いされないでよかった(おい)

実のところ,僕自身はちびっ子の頃ちょっとだけ少年団に参加していただけで,あまりサッカーは詳しくないので,解説おじさんがいてくれると嬉しい。



うわ...ママンたち用意良すぎ...!


ついでに言えば,少年団サッカーを支えるお母様たちがおトイレに苦労するってのは,きっと少年団サッカーあるあるなんでしょうね。奥が深い。

そして何気に日傘と椅子を用意する周到さも,今時のお母さんなりの工夫なのか。このayumieの時代にはそんなもの用意するお母さんはいなかった(どーでもいい)


...
.......


で,試合です。浜西FC 対 西美園FC の試合がキックオフと相成るのですが,その場には我らが七瀬晶さんの姿はピッチになかったのであった。


ナナセさんブンむくれ


なるへそ(2回目)
少年団サッカーって8人制なのね...。昔からそうなのかしら。全く記憶にないなあ(証人喚問証言)。

復讐,もといリベンジに燃える晶さんはウエイティング。8人制なので全員が出られるわけではないというのは分かるのですが,はて,それって浜西FC的にはどうなんかいな


というのも,浜西FCが去年と違う戦いができたのは,ナナセさんが加わってチームがうまく機能するようになったから...という部分があったと思っていたのですが,そのナナセさんを抜いてしまったら天龍SSSを倒した時のような強さを見せることができるのでしょうか。


できるんだな,それが。

というのも,浜西FCは七瀬さんが加入する前からポテンシャルが高かったんです。端的に言えば「強さを秘めたチーム」だったんです。ただそれは強さを秘めたまんまで表に出てこなかっただけなんです。

どうして表に出てこなかったのかといえば,ヤマトが以前言ったように「圧倒的に闘志が足らない」チームだったから。何が何でも「勝つ」という気概に欠けていたからですよね。


それがどうですか,今回は。


生まれ出ずる闘志


七瀬さんの怪我の原因を作った鴨志田君に対する「静かな怒り」がチームに漲っている。その怒りは「仲間を精神的にも肉体的にも傷つけられた」ことに対する怒りです。それが西美園FCにサッカーで借りを返してやるという「闘志」となって表れているではありませんか。


そしてもう一つ,今回は「勝つための策」を考えてきていますよね。七瀬さんが不在の間,相手チームの要となっている鴨志田と渥美を抑える秘策。

なるへそ(3回目)。力に差がある相手にぶつかるときは,最強の技で当たるのが最善という,『ダイの大冒険』のアレですね。


その恵まれた体格でお母様方にも認識されているという渥美君に対しては,チーム随一の実力者であるロクを当てる。渥美君がパスを受け取れなければゴールを決められない。渥美君がシュートを打てなければゴールを決められない。


実力差のある相手には最強の技をぶつけるのが最善(by ダイ)


試合序盤はそれがバッチリ決まって,渥美君のシュートをブロックしました。ソウちゃんの策にロクがきちんと応えた形


となると,あとはソウちゃんがいかに鴨志田をギャフンといわせるか,ですよね。守備の要である鴨志田の特性は機動力と相手パスに対する鋭い読み。


ソウちゃんの秘策は如何に(つづく)


とはいえ,どんなに凄いディフェンスでも,8人全員をマークできるわけではありません。いかにして鴨志田のディフェンス外でパスを回していく作戦なのか,あるいはソウちゃん自身がその機動力で挑むのか。

このあたり,サッカー素人おじさんたる僕からするとたいした予想はできないのですが,そこは次週の近所のサッカー好きなおじさんに期待したいところです。


...
......

以下余談。

『今日のきわめて鴨志田』

鴨志田の口や態度の悪さはチームメイトも辟易するようですね。今回の描写からは,西美園FCの間でも鴨志田に対する思いは色々あるようです。



うわ...鴨志田君,評判悪すぎ...!


今回の鴨志田を見る限り,浜西FCというものを完全に舐めていますよね。相手を倒すつもりで一致団結して作戦を立ててきた浜西FCと。プレーがうまいからという理由で仕方がなくチームの要として容認されている感があり,チーム内が磐石とは言い切れない西美園FCと。



この姿勢がどう試合に影響するのか


舐めプの件も含めて,一つ波乱がありそうですよね。チームとして,いつものような格上のプレーができなくなった時,鴨志田自身のプレーや精神状態に影響がありそうな予感がします。加えて言えば,そうした鴨志田にチームメイトがどんな反応をするのか。そういう展開もなんだかありそうですねえ。



『今日のチーム浜西』

七瀬さんをいろんな意味で傷つけられたことをチームメイトに話してしまったヤスさん。結果として,チームの一致団結と闘志の引き出しに成功しました。「許せるこっちゃじゃないだろ?」のロクさんとソウちゃん,やだ格好いい...。



ソウちゃん&ロクさん,目がマジ


ロクがこんな風に静かに怒るのも,皆がそれに同調するのも,七瀬さんがしっかりとチームメイトに仲間として認識され,大切に思われているからですよね。愛だよ,愛(ちょ)


それは七瀬さんが紅一点,女子だからじゃないのはのこの言葉からも分かります。


「ナナセは女子だけど...そうじゃないじゃん...!」



もう少し歳を経ると別の意味でぶん殴られそうですけれど,いまこの瞬間,小学6年生として共に少年団サッカーの仲間として戦っている七瀬晶については,そのとおぉぉぉり(児玉清)である。
名も知らぬ彼シュンくん,やだ格好いい。


まじ誰?名前出てないのこの子だっけ?シュンくんでした。
(教えてくださったIZMKさん,ありがとうございます。)


でもって「仲間だ。俺たちの歴とした...!」としめるヤマトさん,マジイケメン。まるでキャプテンみたい(をい)



『今日の七瀬晶』

怪我が治っているのにスタメン落ちでブンむくれの七瀬さんは先週と同じ顔モード。試合に出られなければ,鴨志田誠士郎にやり返せない。カルロス=サンターナばりの「この借りは必ず返す!」という思いで試合に臨んだであろう七瀬さんの無念さや如何に。


この借りは必ず返す!...はずが...



とはいえ,8人制とならば適宜交代も必要ですしね。特に前半は相手も体力がありますし,体格勝負になったときに女子のナナセさんが不利になるのはもはやどうしようもないことです。

とはいえ,試合が進んで後半になれば,動き回ってペースが落ちてきた鴨志田とも対等以上に動きで圧することができるかもしれない。パワーが落ちてきた後半なら,軽量級の鴨志田に吹っ飛ばされることもないのかもしれない。

そんなことも考えて,コーチは温存策をとったのかな,とか思ったり。



ナナセさん,反省


そして,ヨウタユウキのことにも気付いて反省するナナセさんはいい子です。



「お可愛いこと...!」
CV:四宮かぐやの中の人←まだいない


なにより,静かな怒りに燃えるソウちゃんのカッコいい言葉を受けて,ちょっと嬉しそうな七瀬晶さんの久々の可愛い表情がよろしかったのでした。まる。




【追記】浜西FCメンバー表



適当に作りました。
たぶんそのうち,公式が作ってくれるはず...!!




横田先生の前作,「背すじをピン!と」第10巻はこちら


余禄。

今回のソウちゃんとナナセさんの絡みは色恋沙汰は一切ないわけですが,なんとなくナナセさんの思いを汲んでチーム一丸にまとめあげたソウちゃんは格好良かったですね。試合の結果はこれからですが,今夜のカレーは旨そうですな



中路さん(仮)の推しはどっちだ


そして近所のサッカー好きおじさんとソウちゃん母のツッコミが面白い。人類に抗う術なしって,何かのオマージュでしょうか。(「進撃の巨人」?←読んでいない)。私,気になります。

でもって『シューダン!』の次ページに「ちびまる子ちゃんの読書感想文教室」の宣伝があるのはなぜなんだぜ。静岡県つながりなんでしょうか。構成の妙を感じます。夏休みの宿題もばっちり,というところも『シューダン!』読者層と被るのかもしれない。


読書感想文はお早めに。


偶然かもしれないけれど,面白いです。





*画像は『週刊少年ジャンプ』2017年第33号「シューダン!」第6話 及び 「ワンピース・マンガに隠れた麦わら帽子を探せ!!!!」 より引用しました。
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8 コメント

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Unknown (カズジョウ)
2017-07-16 21:26:01
ナナセさんは先週に引き続きふくれっ面ですね。
だがそれもいい(笑)
そして、ソウシとロクだけでなくヤマトのイケメンっぷりもいいですね。お坊っちゃま的な設定なのに全くイヤミがないですよね。


鴨志田くんはチームメイトからも煙たがられてたんですね。
確かに試合に負けたとして、チームメイトがどういう風に接するかは気になりますね。
と言っても、ちゃんと本人にストレートに注意してるので、悪い方向にはいかない気がしますが。

個人的には鴨志田くんが「おしゃべりするな!」って注意されてたのがなんかツボでした。
なんだかんだ言っても小学生なんですね。

…にしても、「おしゃべりするな!」って最後に聞いたのいつだろ…?(笑)なんかすごく懐かしく感じました。


来週は我らのナナセさん(というか浜西FCのみんな)が鴨志田くんをどういう風にギャフンと言わせてくれるんでしょうかね〜。
Unknown (洋菓子)
2017-07-17 20:00:44
ふふふ。

鴨志田「誠士郎」となってるところがメッチャいい!!

すみません、ホントどうでもいいコメントなんですがつい・・・!なんか、こう、嬉しくなっちゃって!
Unknown (ayumie)
2017-07-19 18:53:29
>カズジョウさん

コメントありがとうございます。

ちょっとちゃかして書いてしまっていますけれど,ヤマトは最初から格好いいですよ。彼がキャプテンであるのはきっと精神的に太いというか,柱になる要素があるからだと思います。ところどころで締めてくれるキャラですよね。

鴨志田くんについてではですね。まあこんな性格ですから好かれる要素はあまり無いのですけれど,それをチームメイトが批判的に接しているというか,上手いから免罪符にはなっていないですよという釘差しになっているのがポイントですよね。

当の鴨志田は「俺ら上手いから任せとけ」みたいなビッグマウスですけれど,実際普段の彼らが機能しなくなったときどうなるかですよね。ロクが渥美君を抑えれば点は入らないわけですから。

その時に鴨志田がクレバーに徹することができるのか,向きになってぼろが出てくるのかといえば,「一度はボロがでて挫折する」→「チームメイトに窘められるが反発する」→「大地が鴨志田を諭す」→「鴨志田がやり方を変える」みたいな流れが予想できるような。

「おしゃべりするな!」はですね,まあちびっ子がお近くにいらっしゃれば割とよく耳に入るかと思いますが,一般社会で過ごしている分にはあまり聞かないですよね。小学生だなとしみじみ思います。

で,とりあえず来週はソウちゃんのターンで鴨志田君がイラつくような展開になるんじゃないかなと。そして鴨志田君が逆切れして西美園FCがギクシャクした時に渥美君がどどーん,と何かやってくれるんじゃないかと思います。

そんなわけで,ナナセさんは...来週は壁の花かもしれません。壁無いけれど(ちょ)
Unknown (ayumie)
2017-07-19 18:53:41
>洋菓子さん

コメントありがとうございます。お懐かしゅう。

別の世界の「誠士郎」さんの登場回も考えてみればなかなかデンジャラス野郎(←女子です)だったような。鴨志田少年もナナセさんを見るだけで胸が爆するようなオノコに成長できればいいのですけれど(笑)

その時のナナセさんの塩対応が気になります(おい)
Unknown (洋菓子)
2017-07-19 20:13:16
返事ありがとうございます!

そうなんですよ、聖士郎のデンジャラスな登場、誠士郎とかなり被って・・・実は聖士郎も本当は女子なのでは?と妄想してみました。小さい頃からサッカーが好きで、でも男子に馬鹿にされてそれが心の傷になって捻くれ、以降男子として生きていくことを決めた・・・そんな中、ナナセさんが女子として普通にサッカーしていることがどうしても許せなくて。でも来週、ソウちゃんの男気にフォーリンラブしてしまう・・・いや、ないけど(笑)

せっかくなのでもう少し真面目に予想すると、この試合は『総合的なチーム力』>『個々の能力の寄せ集め』がテーマなのかと。

なので、まずは来週の冒頭、ソウちゃんは聖士郎くんに「個vs個」で負けると思います。

んで、ボールを取り戻した聖士郎が前線へ高いボールをあげる:
「渥美にロクをぶつけても無駄だ!いくら上手くても空中戦は勝てん!」

ソウちゃん「わかってるよそんなこと。誰がロク一人で巨人兵止めるといった?」

聖士郎「なにぃ!?(翼風に)」

ヤスくん、会心の飛び出し!渥美の頭より先にボールをキャッチ!

「地上戦はロク、空中戦はヤスが止めればいいのさ!チームだからな!」

「雑魚共がぁ・・・!!」

「さぁ、今度はお前の番だ。オレ一人ではお前を抜けない。お前の方がうまい、それでいい。でもオレ「達」を止めることはできるかな?」

サッカー好きのおじさん
「こ、これは!チーム全体で小さいパスをつなぎ鴨志田君に狙いを定めさせていない!!これでは鴨志田君もカットを読めない!」

ゴール!!

まぁこんな流れを想定します。
んで渥美をはじめチーム全体が聖士郎くんを慰め彼を改心させることに成功し、チームとして1点返す。前半終了。

後半、ナナセ含む3人のベンチスタートが大活躍。
「ベンチメンバーだって立派なチームの一員なんだよ!」

最後はナナセのスルーパスを見事にソウちゃんが決めて勝利。

聖士郎くん「・・・負けた。ナナセ、お前が好きだ」
試合とかソウちゃんとナナセちゃんとか (ぱいなっぷる)
2017-07-20 01:53:50
こんばんは!
大分久しぶりの投稿です(多分覚えていないと思いますが)
ニセコイの記事を制作されてた頃にお邪魔させていただいてたのですが、今回シューダン!の記事を見つけたので、またお邪魔させていただきました
たまにちょこちょこコメントするかもしれないので、その際は宜しくお願いします!
今回の試合ではソウちゃんとナナセちゃんの心の距離感が縮まるか、鴨志田が負けた後にどうなるか
私はこの辺に注目してます
試合の展開についてはロクが渥美君との体格差をどのように埋めるか
ソウちゃんが長所の足の速さでどのように鴨志田を捌くか
この辺がキーになるのではないかなと思ってます
あと個人的にはソウちゃんといたヤス君にも活躍をしてもらいたいと思うのですが、彼に活躍の機会はあるのかなぁ……
そして今回の試合で、ソウちゃんとナナセちゃんの関係に何かしら変化があってくれたら嬉しいですね
Unknown (ayumie)
2017-07-21 08:52:45
>洋菓子さん

コメントありがとうございます。

こっちの聖士郎くんはまだまだおこちゃまですし,フォーリンラブに至るまでには時間がかかりそうですね。むしろ「絶対後悔するやつ」を具現化する存在になりそうな予感が...そんな彼をみながらソウちゃんが胸をなでおろすような感じですかねえ。

「個VS個」の力で相手が上回るってのはそのとおりなんでしょうね。ロク自身も渥美くんを抑える自信がないみたいでしたし,ソウちゃん自身もいきなり技術が上達しているわけではないわけですから。ただ,ここでサッカーは「チーププレー」ということをはっきりさせるような展開はありかなと。洋菓子さんの予想,いかにもありそうな展開ですね。

七瀬さんはチーム総力戦の後半,皆がへばってきたところでの投入がタイミング的には良さそうかなと。あと何気にヨウタとユウキの活躍も期待したいです。今の控えに居る選手みんなに見せ場があって,ソウちゃんと絡んで決勝点とか熱い展開ですよねえ。

さてどうなるでしょうか。次週も楽しみです。
Unknown (ayumie)
2017-07-21 08:53:02
>ぱいなっぷるさん

コメントありがとうございます。
覚えていますよー。ご覧いただきありがとうございます。

ソウちゃんとナナセさんの関係はいまのところ「チームの仲間」なんで,心の距離が縮まるにせよ仲間としての距離感になるのでしょうけれどね。ただ,仲間としての距離感が縮まった後に,お互いに異性を感じるようなちょっとした瞬間があったら,それは日常生活において変化を促すかもしれません。

ただまあ,それはもうちょっと先になるような気がしますね。特にナナセさんはいまサッカーに夢中ぽいですから。

試合については,ロクとソウちゃんがそれぞれ相手とどうマッチングしていくのかということもさることながら,個々の力で敵わなければ総力戦でというところがポイントになってくるのでしょうね。ヤスはキーパーという守りの要ですから,どこかで渥美くんを抑えるシーンが入るものと期待したいです。

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