現実逃避

この現実が破壊されてしまったのも全部ディケイドって奴のせいなんだ

『かぐや様は告らせたい』 第42話 かぐや様は聞き出したい 感想

2017-02-09 05:47:14 | 週刊ヤングジャンプ感想

さてと。『週刊ヤングジャンプ2017年第11号』「かぐや様は告らせたい」第42話 かぐや様は聞き出したい の 感想(かぐかつ)です。


前回,会長は誕生日を自分と二人だけで祝ってほしいと考えていると誤解した「かぐや様」。いい傾向ですね。ラブがコメるのはまず「勘違い」から。勘違いして異性にアプローチするところからドラマは始まるのです。

前回感想のラスト,僕はこう述べました。


でもいいんです。

おかげさまで来週からは誕生日プレゼントを選ぶのに四苦八苦するかぐや様とか,白銀会長の誕生日を祝う機会に会長を誘うのに七転八倒するかぐや様とか,プレゼントを渡すのにプライドと羞恥心が邪魔をして悶絶するかぐや様とかが見られることになる。



というわけで誕生日プレゼント選択に四苦八苦するかぐや様カモーン....て,萌葉!?



まさかのウィンドウショッピング編



なるへそ。
誕生日プレゼント選択と,夏休みにお流れになった「ウィンドウショッピング」イベントがリンクしたのね...(9月7日)。確かにタイムライン的にも9月9日(会長の誕生日)って,夏休み明けだもんなあ...。うまく時系列が整っているわ。



というわけで,今回の「かぐや様」の作戦は,会長の妹である圭ちゃんと仲良くなりつつ,誕生日プレゼントに適した品を圭ちゃんから探っていくというもの。恋の二正面作戦である。


恋の二正面作戦



そんな二正面作戦の東部戦線は藤原萌葉,西部戦線は藤原書記という姉妹な...もとい強大な相手です。

片や藤原萌葉はあの「空気読めないって言われるんですよyo...」な藤原書記の妹。僕,まだ4巻読んでいないので間違っているかもしれませんが,彼女はお話として絡むの初出でしたっけ?


藤原書記とは別の意味で「押し」が強い。そして性格が別の意味で「怖い」。圭ちゃんを評して曰く,

「努力家だし プライドは高いけれど 曲がったことが嫌いで
なんていうか 汚れてないっていうか...」


からの,これ。


病んでる


怖いよ...


好きなものをメチャクチャにしたいとか,自分だけのものにしたいとかいうタイプかあ...。倒錯っているよねえ。そしてそういう対象の1位は「かぐや様」という。おかげさんで,圭ちゃんの隣になかなか行けないという妨害ぷりです。しかしまあ,これは間接的な無意識の妨害だからね。

むしろ気になるのは,萌葉ちゃんの圭ちゃん評は,そっくりそのまんま「白銀会長」にも当てはめることができる点ですよ。まして白銀会長は「男」ですからね。なまじ苦手意識のある萌葉ちゃんの意識が白銀会長にいったとき,四宮さんがどんな反応を示すのか,私気になります。


閑話休題。

むしろ問題は西部戦線の方ですかねえ。あの早坂さんですら勝率がかろうじて5割を超えるという藤原書記ですよ。




ねえ。


お前は何と戦っているんだ...



最初ここ読んだ時,ちょっと意味が分からなかったんですよね。だって,藤原書記は単に圭ちゃんとべたべたくっついているだけで,四宮さんに含むところがあるわけでもないですよね。まして相手は会長ではなく,その妹の圭ちゃんですし。


この時の四宮さんの心理はたぶん二重の意味がある。

一つは「会長の妹と仲良くしておきたい」という表向きの心理。そしてもう一つは後から明らかになるように,「圭ちゃんに会長の姿を重ね合わせてしまうため,圭ちゃんを会長と同一視してしまう(だから圭ちゃんも藤原書記に取られたくない)」という深層心理。




「まるで...会長みたい...」


というモノローグは意味深ですね。単純に圭ちゃん本人のことも会長の妹として好意を抱いているんだけれど,その好意の源泉は「会長に似ている」から。言い換えれば,それだけ会長のことが好きで好きでたまらないってことですね,わかります(ニヤニヤ)


それがはっきり分かるのは,藤原書記が「あててんのよ」をした時である。


あててんのよ







この女はやはり... 何の躊躇いもなく「男」に身体を預ける性欲の化身
「男」を食い物としか見ていない下賎の女なんだわ......



いや,意味わかんないし。圭ちゃん「女」だし。

つまりこの時,四宮さんは圭ちゃんを会長と「同一視」しているのである。圭ちゃんを会長のように見立てたからこそ,「あててんのよ」攻撃をしている藤原書記の行動が許せなかったのである。この時,四宮さんの眼に映る二人の姿はきっと白銀御行会長に「あてて」「すりすり」している姿だったのだろう。

まさに無我の攻撃。藤原書記はいつもと同じ距離感なのに,四宮さんには雲霞のごとき敵軍が上陸したノルマンディーの戦いのような気分であったのだろう。西部戦線異状なしじゃないですよ。西部戦線崩壊寸前である。



チョロイン


でもまあ,そこから萌葉ちゃんの誘い水にアッサリ乗っかるあたり,四宮さんも「ちょろい」んですけれどね(ん)。なんだろうなあ,これ。四宮さんの心の葛藤を見透かしたような誘い方はなかなかに怖い。これが藤原萌葉の焦土作戦...(違)



あの四宮さんが見透かされている...


この調子だと自宅でも姉の言動を見透かしてあれこれしていそうな観がある萌葉ちゃん。今後,引っ掻き回してくれそうで楽しみである。


...
......


で,肝心の誕生日プレゼントの件ですが,結果としてかぐや様はいい事に気づいた。

白銀会長に贈るのは「モノ」より「気持ち」。というわけで...



基本に立ち返る



早坂案は簡潔明瞭でありますが,それができれば苦労は無いのであります。となると,かぐや様はどうやって「気持ち」をこめたものを贈るのでしょうか。ていうか,次週,誕生日編?

あれ,誕生日のプレゼントでもう一週,会長を誕生祝の会に誘い出すのにもう一週じゃないの!?
なかなかに展開が速いですけれど,どうなるんでしょうか。私,気になります。まる。



...
......



今回の白銀圭




圭ちゃんもかぐや様とは仲良くしたいということで,なかなかニヤニヤが止まらない。「圭」て呼ばせるだけなのに...。まるで恋人同士のやりとりです。一体全体圭ちゃんは四宮さんに何を見出しているのだろうか。

四宮さんが圭ちゃんに会長を見出したように,圭ちゃんもまた兄同様に四宮さんに「同性として」魅かれているてことなんですかねえ。結婚後に白銀御行と取り合いにならないことを祈るばかりである(気が早すぎ)。


とかいって,気付いたら会長は藤原家の座敷牢に監禁されていなければいいんですけれどね。まる。












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画像はヤングジャンプ2017年第11号「かぐや様は告らせたい」第42話より引用しました。
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2 コメント

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かぐや様はそれほどでもない (Unknown)
2017-02-09 19:27:21
それほどでもないのですが、すこしだけ

別れ際の圭ちゃんのセリフをきっちり拾ってください

かぐや様が圭ちゃんに白銀会長の似姿を見るのと鏡像になるのですが、圭ちゃんも白銀会長と同じ立ち位置でかぐや様を見ています

圭ちゃんは同性であることと年下であることのために、白銀会長のようにかぐや様と真っ向から勝負することなく、まっすぐに好意を表に出せる位置にいて、その上で白銀会長と同じ位相の好意をかぐや様に対して感じている

そういう描き方のように思います

つまり、白銀会長と圭ちゃんは、かぐや様に対する気持ちが360度違う

圭ちゃんはこれからの展開において結構な波乱要因になると思いますよ

舞台回しともいいますが
Unknown (ayumie)
2017-06-13 21:01:46
>Unknownさん

コメントありがとうございます。

あまりにも昔過ぎて読み返してみました。なるほど...。ご指摘ありがとうございます。

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