みなさん、ハンカチのご用意はいいですか?(笑)
ムーンブルク城。
「わしはムーンブルク王のたましいじゃ・・・。わしに話しかけるのは誰じゃ?」
プリン 「お父様っ!私よ!プリンです!」
「気のせいか、懐かしい声が聞こえるような・・・・・・。
しかし、そんなはずは・・・・・・」
炎だった姿が、生前の王様の姿に!
「ま、まさか・・・・!?見える!見えるぞ!お前は、王女プリン!」
プリン 「お お父様っ!」
「おうおう。そのような立派な姿になって・・・・・・。
そなたたちの働きは、たましいとなったこのわしにも感じることができた。本当によくやったな。これで、何も思い残すことなくこの世を去れるわい。」
プリン 「お父様・・・私・・・・・・」
「悲しむでない。王女プリンよ。お前はこんなに、立派なことを成し遂げたのだからな。それに、力強い仲間もいるでないか!
ぴーすけ殿。これからもプリンのことよろしく頼みますぞ。」
ぴーすけ 「いいんですか?お義父さん?」
王様!アーサーは!?(爆笑)
「さあ、わしは行かなくては・・・。せっかく見えた天国への扉が閉じてしまうわい。」
プリン 「お父様。私きっと、ムーンブルクの城を立て直してみせます。だから・・・」
「分かっとるよ。お前はわしの娘じゃ。頑張るのだぞ。わしはいつも、天国から見守っておるからな。ではお別れじゃ。おお・・・見える、見える・・・。あれは天国への扉。ありがとう、ありがとう。どうか元気でな・・・・・・。」
消えました。成仏したんでしょう。
しんみりした空気の中、一回、城の外に出てまた入ると、
王様、いました(笑)
で、しかも、この長ったらしいやり取りを、もう1回聞かされるはめになりました^^;
リリザの町。
ムーンブルクから逃げた兵士。
「プリン姫様!私は、ムーンブルクの兵士として、何もすることができませんでした。しかし、姫様にお許しをいただけるなら、もう1度やり直したいと思います。
どうかお願いです!ムーンブルク再建の時には、私にもお手伝いさせて下さい!」
プリン 「もちろんよ。私ひとりじゃ、何もできないもの。ありがとう。」
「ひ 姫様・・・・・・うっうっ。」
凛としてて、立ち振る舞いは立派なんだけど、すごく優しさに溢れている・・・。ドラクエのお姫様達って、そうゆう子が多いですよね^^
おしっこが足にかかっちゃう人。
「わっ!いきなり話しかけないでくれ!おしっこが足にかかったじゃないかっ。
めでたいもんだから、つい飲みすぎちゃって。おしっこが近くていけねえや。」
トイレに行きなさい!!
サマルトリア城。
王女。
「あっ!お兄ちゃん!やったじゃない!あたし見なおしちゃった。
ぴーすけさんもプリンさんも、どうもありがとう!
お兄ちゃんって、けっこうのんき者なのに、大丈夫かなって心配してたの。」
アーサー 「おいおい。のんき者とはなんだ!生意気だぞこいつ。」
「えへへ・・・。」
のほほん兄妹。 ムーンブルク城とは偉い違いだ・・・。
あ、みなさんもうお分かりかと思いますが、もうハンカチは必要ないですよ~。(笑)
次回、最終回☆(の、予定) →第24回