(10/16付SABAH紙より)SABAH紙でおもしろい記事を見つけました。
『スィナンの知られざる恋の物語』
最近になって漸くスィナンが晩年に完成させたエディルネのセリミエ・ジャーミーが世界遺産に登録されたところですが・・・
以下、記事の抄訳です。
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スィナンが造り上げた数々のジャーミーや病院や橋や宮殿。これらのことを私たちはよく知っていても、彼の恋物語を知る人は少ないでしょう。
彼が愛したのは、ミフリマ・スルタン。スレイマン大帝と寵妃ヒュッレムの間に生まれた娘でした。
「ミフリマ」とはペルシャ語で「月と太陽」を意味します。
ユスキュダルのシンボルのひとつ、ミフリマ・スルタン・ジャーミーはスィナンのミフリマ・スルタンへの愛を表現していると言われています。
ミフリマ・スルタンが17歳になったとき、2人の求婚者が現れます。宮廷の首席建築士ミマール・スィナンとディヤルバクル知事リュステム・パシャでした。当時スィナンは50歳。しかし狂おしいほどの恋心を抱いていました。
しかしながら大帝は官職にあるリュステム・パシャと結婚させてしまいます。
愛する者が手の届かないところに行ってしまい、失意の底に落とされたスィナンに、大帝は娘の名を冠したモスクの建設を命じます。
スィナンはジャーミーが完成すればミフリマに会えるかのように、この仕事を進んで行ないました。
ジャーミーの石ひとつひとつにミフリマへの愛をこめ、彼女のように美しいジャーミーにしたい思いました。ユスキュダルに建てられたこのジャーミーは1540年に建築が始まり、1547年完成しました。
ミフリマの腰まで伸びた髪をイメージさせるようなシルエットのミフリマ・スルタン・ジャーミーには2本のミナレットがあります。
スィナンはこのジャーミーによって愛するミフリマを表現したいと願いました。
このジャーミーの完成から14年後、スィナンは自らの孤独と愛を語る新たなジャーミーを建てることになります。
イスタンブルの最も高い丘エディルネカプの城壁近くに造られた第2のミフリマ・スルタン・ジャーミーはスィナンの孤高を表しています。
今日私たちを感心させるのは、ミフリマ・スルタンの生まれた3月21日、エディルネカプに建てられた、スィナンの孤独の象徴であるこのジャーミーのミナレットの背後に日が沈むとき、ユスキュダルではミフリマ・スルタン・ジャーミーの2本のミナレットの間から月が昇ってくるということです。忘れてはいけません。ミフリマとは「月と太陽」を意味することを・・・。
これら2つのモスクが建てられた位置は決して偶然ではないのです。
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この記事について『そんなアホなことあるかいな!』的カキコミが数件載っていますが、私はまぁ、嘘か真か『ロマンチックでいいやぁ』と思っています。
夢枕獏の『シナン』とこの記事を読んで、来月再びトルコへ。エディルネから早めに戻ってミフリマ・スルタン・ジャーミーをじっくり見たいと思います。












