アヤノカオンの脳みそ本館

毎日?アヤノカオンが気づいたこと。写真など上げています。

【メモ】視聴アニメ

2023年05月28日 | 物モノ語カタリ
今年に入って視聴する作品が増えている気がして3月にもメモを残していたのだけど
何を観たのか分からなくなりそうなので備忘録を兼ねて続けて記載

(すでに何作品か名前を思い出せない状態になっている気がする)

だいぶ転生系統を観ていなかったんだなあ。


異世界チート魔術師
真の仲間じゃないと勇者パーティを追い出されたので辺境でスローライフすることにしました
現実主義勇者の王国再建記
水星の魔女
痛いのは苦手なので防御力に極振りしたいと思います1.2
ゆるキャン
転生したらスライムだった件
ぼっちざろっく
メイドインアビス
地獄楽
陰の実力者になりたくて
ウマ娘Rordtothetop
天才王女と天才令嬢の魔法革命
天才王子の赤字国家再生術
事情を知らない転校生がグイグイくる
異世界食堂1.2
異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する~レベルアップは人生を変えた~
推しの子 
Dr.STONE

鳩の撃退法
閃光のハサウェイ

玉手箱はなぜ渡されたのか?

2016年09月25日 | 物モノ語カタリ

乙姫「太郎さん、竜宮城からのお土産です。ただし開けてはなりません」

太郎「大丈夫なのかい?竜宮の物を地上に持っていったりして…」

乙姫「貴方との大事な思い出なので…ここに置いておくには辛いのです。いつか時が来れば、自然と開くことでしょう」

地上に帰った太郎は、持ち帰った玉手箱を家宝として勤勉な漁師を続けました。

時が経ち…太郎にも生物としての最期がやって参りました。

太郎「ああ、乙姫…あの世でまたあえるといいな」

晩年の太郎は竜宮城で起きたことを語るようになり、村で有名なおじじとなってました。

臨終の時、数名の村人が看取ってくれました。

村人「なあ、この箱はおじじが大事にしていたものだよな」

村人「そうだ、この箱にいれて海に流してやろう」

すでに息を引き取った太郎おじじは村人の力で玉手箱に入れられました。
そして、海に流されたのです。
玉手箱はゆっくりと沈み、沈んだ後に一匹の海亀が顔を覗かせました。
そして、浜の村人に頭を下げるような仕草をして、箱を追うように海へと潜っていきましたとさ。


幸せですか?

2015年11月14日 | 物モノ語カタリ

あなたは幸せですか?
「まず幸せの定義を教えてください」

あなたが幸せだと思えば幸せです。
「で、あれば、わたしは幸せです」

本当ですか?
「本当の定義を教えてください」

あなたにとって真実であれば、それが本当です。
「で、あれば、本当に私は幸せです」

あなたは不幸ですね。
「そうですか。そのように見えるのであれば、あなたには私の幸せが分からないのでしょうね。とても不幸な方です」

わたしが不幸だと?
「その通りです。幸せだと返答している人に向かって、不幸だなどと言われるあなたが不幸ではありませんか?」

いえ、あなたを見ていると、幸せとはなにか分からなくなるだけです。
「そうですか、私にとっての真実が本当の幸せであると、あなたが言ったのですよ」

そうですね。
「で、あれば、私が私を幸せだと言っているのですから、それは幸せなのではないのでしょうか」

それが本当に幸せなのですか?
「だから聞いたのでしょう、最初に。幸せと本当の定義を」

そうでしたね。
「そしてあなたは言いました。あなたが思えばと」

そうですね。
「なので、わたしは答えました。私は幸せですと」

あなたはとても不幸な人ですね。私からはそう見えます。
「そうですか。そうなのかもしれませんが、わたしからもあなたがとても不幸な人に見えます」

どうもありがとう。
「こちらこそ、どうもありがとう」

あなたは、いま幸せですか?
「もちろんです。とても幸せです」

本当ですか?
「本当ですとも、わたしよりも不幸な人を見つけたのですから」


アカオニが アカい 理由 と ウサギの話

2015年07月26日 | 物モノ語カタリ

「ねえ、しってる?」

「なにを?」

「赤鬼がね、恋をしたから赤くなったってお話」

「それって、青鬼は失恋したから青くなったって言うオチ?」

「なんだよ、さきにいうなよ」

「だったらさ、なんでウサギはピョンピョン跳ねるのか知ってる?」

「え、月では歩くより跳ねたほうが楽だからでしょ」

「なによ、あなたもさきに言っちゃうじゃない」

「うーん、知らない話って無いのかな」

「そうね、思いついても先を読まれちゃうね」

「どんな話がいいのかな」

「そうね、私たちの話をしない?」

「僕たちの話?」

「そう」

「なにか面白い話ができそうなの?」

「だってこれからの私たちの話って、いまの私たちが一番知らないことでしょ」

 

 

 先日のお話を、少し直してみました。

アカオニさんのお話に比べて、桃の話がしっくり来なくて…

ウサギさんに変更。


赤鬼が 赤い 理由

2015年07月23日 | 物モノ語カタリ

「ねえ、しってる?」

「なにを?」

「赤鬼がね、恋をしたから赤くなったってお話」

「それって、青鬼は失恋したから青くなったって言うオチ?」

「なんだよ、さきにいうなよ」

「だったらさ、なんでおばあさんは桃を持って帰ったか知ってる?」

「え、大きな桃だから大きな木が生えると思ったんだろ」

「なによ、あなたもさきに言っちゃうじゃない」

「うーん、知らない話って無いのかな」

「そうね、思いついても先を読まれちゃうね」

「どんな話がいいのかな」

「そうね、私たちの話をしない?」

「僕たちの話?」

「そう」

「なにか面白い話ができそうなの?」

「だってこれからの私たちの話って、私たちが一番知らないでしょ」

 

 

 

 

 たまには すこし ほっこりと にっこりと するお話も 書いてみたいものです。

星野源 二階堂ふみ の Snow Beauty を見て・・・


かなしいものがたり

2015年02月14日 | 物モノ語カタリ

なにか悲しい物語を書いてみようと、作ってみました。

 

 

悲しいモノガタリ

 

 「きっとね、わかってもらえてるよ」

 慰めの言葉だってわかるから、
 そんな言葉をもらえても、私には響いてこない

 「だって頑張ってたじゃん」

 頑張ってたって、とどかないものがあるんだって、気が付いただけだよ

 「何度もしていたじゃん」

 何度しても、とどかないものがあるんだって気が付いただけだよ

 「たったひとつを手に入れるのは難しいよね」

 慰めるの、疲れちゃったのかな・・・
 そんな言葉ほしくない

 「オレだったら、そんなもの手に入れないけど」

 わたしは欲しいんだもの
 なんでわかってくれないの

 「あなたにとっての、悲しいことは、何かな」

 いまさら?
 分かってて話してくれてるんじゃないの

 「わかってあげたいよ」

 その言葉が、とっても痛い

 『ねえ、気が付いてる』

 「なあに」

 『あなたの言葉が、私を悲しませていること』

 『何て悲しい物語を話してくれていることに気が付いてる?』

 「オレが?」

 自分では全く気が付かない
 話していることが悲しませてしまっているのか

 『だって、いつもいつも、頑張れとかばっかり』

 だって、応援をしてあげたいから・・・

 『私が欲しい物をわかってないよ』

 「あ・ああ・・」

 欲しい物か、考えてあげられていなかったのかな

 『欲しい物、何か分かってるの!』

 なんだろう、改めて言われると、これだって言えなくなる

 『ほら、頑張ってよ。私が欲しい物を考えて言ってよ』

 頑張れって、そんな急に言われても、がんばって考えてるよ

 『何度も話してくれてるじゃない、わかるんでしょ』

 そんな、何度も悲しんでいるのを見て、なんども応援してたけど

 『ほら、頑張れとか、何度もって言われても、辛いでしょ』

 「ああ、そうだな」

 『ギュッと抱きしめてくれればいいの』

 『もう・・・』

 

 

 

悲しい物語と狙って書くのは、あまりなかったので、大分落ち着かない文章でした。

最後は、もっと寂しくて、悲しい終わり方にしたかったのですが、あんまりにも泣きそうになるので、やめてしまいました。
 
途中で攻守交代になっていく様子を書き上げたかったのですが、もっと推敲が必要ですね。