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とうとう、東京にヒアリが発見されたそうです
正しく怖がるためにも
ヒアリがどんなに怖いのか
知っておく必要がありますよね
まずは、Yhaooニュースより
病理専門医かつ科学者の榎本英介先生の記事を見てみましょう
<Yahooニュースより>
◇ヒアリは
毒針でヒトを直接加害する
国際自然保護連合の世界の「侵略種100」にもランクされる
危険な外来種ですが
日本のマスコミでは
衛生被害に関する情報がやや誇張され流布されています
まずは、以下のことを心がけましょう
①ヒアリに身体をはわれたら
少数のアリが身体についたときには
躊躇せず手で振り払うか指で潰すことで十分対応できます
むろん、地面などにいるアリをむやみに触ってはいけません
②巣を踏んでしまったら
間違って巣(アリ塚)の上に
足を踏み入れてしまうと
怒ったヒアリが大量に身体に登ってきます
そんなときはもはや手で振り払うことはできません
手足をぶるぶる振るってふるい落としましょう
③もし刺されてしまったら
落ち着いて「死ぬことはまずない」と考えてください
利用可能な医療機関が近くにあるならほぼ大丈夫です
毒性が強いと指摘されている
ヒアリ個体群が生息する台湾でも確実な死亡例はありません
海外での死亡例はすべて
アレルギー(アナフィラキシーショック)によるものです
刺されて、しばらくして(数分~数十分)
頭痛、動機、吐き気などで気分が悪くなったり
じんましんがでたら急いで医師にみせ治療してもらいましょう
皮膚科、内科、小児科などほとんどの診療科で対応できます
ヒアリの場合は初めて刺されたときに
アレルギー症状がでることがあるのでここは要注意です
ハチアレルギー持ちかどうかと
ヒアリアレルギーは関係ないです
アレルギー症状がでなければとりあえず安心し
刺された部分の痛みかゆみには市販の虫刺され薬等をぬりましょう
◇なぜヒアリは怖いのか?
ヒアリは漢字では「火蟻」と書く
英語でもfire ant
文字通り火の蟻と呼ばれている
問題になっているのはfire antのなかでも
「Solenopsis invicta(S invicta)」
で、体長はわずか2-6mm
こんな小さな蟻だが、極めて凶暴
(人間の勝手な言い草ではあるが)だという
刺されると
アルカロイド系の毒によって
非常に激しい痛みを覚え、水疱状に腫れる
さらに毒に対してアレルギー反応を引き起こす例が
北米だけでも年間で1500件
(本種を含めた"fire ant"全体の件数)近く起こっている
◇もしヒアリに刺されたら?
ヒアリの毒への反応は人によって大きく異なります
刺されたときには安静にし
急激に容態が変化する場合には速やかに病院に行きます
基本的には、ハチに刺されたときと同じ対応です
◇アナフィラキシーとは
アレルゲン等の侵入により
複数臓器に全身性にアレルギー症状が惹起され
生命に危機を与え得る過敏反応のこと
これに血圧低下や意識障害を伴うと
アナフィラキシーショックという
・ヒアリと接触して
皮膚や粘膜が赤くなったり
じんましんが出る、かゆくなる
息が苦しくなる、ふらつく
意識が遠のく、吐き気がする、吐く
といった症状があらわれた場合
アナフィラキシーと考える
出会わなければ心配ないのですが
村上貴弘准教授(行動生態学)によると
「ヒアリは繁殖力が強く
在来の昆虫などへの影響も大きい
分布域を確認し、とにかく封じ込めることが大切だ」
という事です
いつ遭遇するかわからないので
いざという時のために
対処方法は知っておきたいですね
最後までご覧頂き有り難うございました^^