和の美しさ-仁和寺・1-

2013-01-07 23:23:59 | 歴史あるトコ-京都

徒然草に出てくる「仁和寺にある法師」

いつも、ここを通る度に気になってたんです。

2012年夏-ようやく訪れることが出来ました。

 

この近辺を通ると、必ず目に入る二王門は、

京都三大山門の一つ。

現在の二王門は1637~1644年に再建されたもの。

簡単に言えば、江戸時代、徳川家光の時代。

 

光孝天皇は阿弥陀三尊を本尊とする寺の建立を発願。

仁和2(886)年に建て始められましたが、完成を見ず、崩御。

遺志を引き継いだ宇多天皇によって、仁和4(888)年に落成。

「西山御願寺」と称されましたが、その後、年号から「仁和寺」に。

 

宇多天皇は醍醐天皇に譲位し、出家。

仁和寺伽藍の西南に「御室(おむろ)」=僧坊を建て

ここに住み、修行に励まれました。

そのため御室御所と敬称され、

歴代の天皇の皇子が門跡(住職)につく門跡寺院に。

 

応仁の乱では伽藍が全焼し、

徳川幕府によって、整備され、

寛永年間の皇居建て替えで、

紫宸殿、清涼殿、常御殿などが下賜され、境内に移築されています。

 

 

現在の仁和寺は、真言宗御室派の総本山。

 

 

 

二王門をくぐると、左手に旧御室御所御殿の入り口があります。

この御殿は有料拝観(大人500円)です。

 

御殿入り口から見る二王門

 

 

御殿は宇多法皇の御所があった辺りに建っています。

この時、勅使門は修復中で、幕に覆われてましたが、

ここはまさに「和」世界!

北庭から五重塔が見える

 

 

建物をつなぐ廊下

実際、映画のロケ地にもなっているようです。

ここの廊下は「大奥」のロケが行われたとか・・・

 

 

 

 庭園のすばらしさ

・゜・☆・゜:*(感´∀`激)*:゜・☆・゜・


夏の暑い日でしたが、

御所風の御殿は、雅さと、

そして不思議と風が心地よく吹く空間でした。


 

 

つづく・・・・

 




一度、行ってみて

京都府右京区 仁和寺

http://www.ninnaji.or.jp/index.html

 

 

 


 

 



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