電力発電

花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは。

桜の木の下には

2006年03月31日 23時53分44秒 | わたくしごと
桜の木の下には死体が埋まっている。
と書いたのは梶井基次郎だったけ?
会社帰りに公園の桜を見て、そんな事を思い出したあやうです。
こんばんは。

梶井基次郎といえば、檸檬を爆弾に見立てる話や、桜の下に死体が埋まってると妄想する話を書いた作家さん。
人間の心の隙間に生じたほんの少しの歪みを、的確に切り取る作風が好きです。
あまりに的確すぎてゾクリとします。

桜、そろそろ満開ですね。
昼間に見る桜も好きですが、夜に見る桜はもっと好きです。
なんだか色が冴え冴えとしてる気がします。

私の家の近所にも、そこそこ有名な桜の名所があります。
通称『桜並木』というそのまんまの呼び名ですが、
一時期そこでお花見をするのが嫌いでした。
息が詰まるくらい綺麗な夜桜なのに、酔客が轟くようなどんちゃん騒ぎをしているから。

今ではそこでお花見をするのも好きになりました。
とはいえ、酔客が居なくなったわけではありません。
当時と同じように飲んで騒いでいる人たちだらけです。
ただ、そんな風にはしゃいでる人たちを眺めながら、一人静かに桜を愛でるのも心地よいなと思えるようになりました。
大人になったからか、精神的に老け込んだからか…。
でも、たまには私も桜の下で、華やかなお花見をしてみたいなぁ。

小ホール

2006年03月30日 23時59分59秒 | 音楽関係
今宵は芸術劇場でリハーサルでした。

って、ことで、先に告知です。

4月2日(日)に、私の出演する発表会があります。

場所:池袋芸術劇場(小ホール)
開場:14時15分
開演:14時30分

私の出番は始まってすぐなので、来ていただける方はどうぞお早めに♪

と、いうわけで本日の日記。
会社行く前にコインロッカーに突っ込んでおいたマイ楽器2台を回収してホールへ。
さすがの芸劇も小ホールともなれば、やはり小さい。

『客席近い!!灯体近い!!』

という、しょうもない第一印象。

案の定、前のクラスが押す。
なのに、きっかり定時で入って来るし(当たり前です)
しかも今日になって突然の割り込みが入り、実質20分しか出来ず。
10分ずつに割り振って感覚を叩き込んできました。
集中力フル稼働。

結局、無駄にダラダラと吹くよりも緊張感を保てたので、
むしろ良かったかも。

それにしても、お客さんの居ないホールって良く響く。
先生も伴奏者さんも来れなくて、ホールの中には私一人。
かなり絞った音でも、きっちり跳ね返って来る。
こんな経験したこと無くて、あやうくハシャギそうになりました。
モニターがあることは知っていたから、おとなしくしてましたよ?

とはいえ、空っぽのホールは本当に反響が凄い。
何となく自分が上手くなったような錯覚に陥りそうでした。
リハ後、吹き足りなくて廊下で吹いたら、やっぱり私の音でしたけど…。
でもこんなに響くなら、本番のお客さん少なくても、それはそれで素敵かも
(2部はクラス編成的にありえないし、やっぱり少ないと寂しい)
とりあえず、客席が空でも、照明の灯体との距離が近いから凄い熱い。
フルートのリッププレートが滑る滑る。
本番、大丈夫かな?
何か対策を考えてみようかなぁ。
気合いとか?

さて、ステージには魔物が棲んでいるとよく言われます。
今回も魔物と仲良くなれるだろうか?
とりあえず今日のリハで早速1ボケかましました。
ステージの端にスタンド立てて置いておいたサックス。
マウスピースのカバーがスカートに当たり、カバーが外れてステージの下にコロコロと…。
リハ後に柄の長い箒を使って、何とか引っ張り出しました。
魔物、床下には居ないらしい。


ムキィー(;`皿´)

2006年03月29日 23時19分05秒 | 音楽関係
ご機嫌ななめなあやうです。
こんばんは。

不機嫌の理由は自転車。

またパンクですよ。
前回直してから一週間ちょっと。
しかも同じ後輪ってどうなのよ。
今週は予定が目一杯だから、自転車ないと困る(ー'`ー;)

とりあえず週末には絶対に必要。
本当は私が会社帰りに持って行って捩込むのがスジなんだけど、
明日の夜は、芸術劇場でリハーサルがあるんだよね。
楽器二個だからと無理にお願いして、2コマ分押さえてもらっちゃったし。
(超ワガママ)
今回の発表会で、ホールで音が出せるのは、本番を抜かしたら明日のリハだけ。
どんなものか様子見たいもんね。
ホールで発表会なんて初めてだし。
ピアノ教室では、下手過ぎて出してもらえなかったから(爆笑)


そういえば、レッスンの教室にフルートがあるんですよ、レンタル用の。
先生いわく『とんでもなくボロボロのフルート』だとか。
私は今までマイ楽器でレッスンを受けてたから、その存在を知らなかった。
いくら古くてボロボロとはいえ、ちゃんとムラマツのフルート。
ちゃっかり吹かせてもらいました☆

とりあえずハイCまで全ての音は出るには出るっぽい。
音程はかなり気持ち悪い事になってるけど(私のクセもある)


【スペック】

型番はどこに書いてあるのか判らなくて不明。
製造年も不明(とりあえずかなり古いっぽい)

頭部管だけ銀らしい(先生談)
使用者は主に見学者さんだそうで、掃除があまりされてない。
銀色というよりはグレー(汚れすぎ)
タンポ破れはぱっと見で2箇所。
タンポ浮き多数。
リッププレートは傷だらけ。
バネは壊滅的に緩い。
Eメカ付き。
カバードキー、オフセット、C管。


能書きはこの辺にしておいて。
吹いた感じは、ほぼ同ランクのヤマハの311より渋めの音色かな。
Gisレバーが小さめで、しかも低めなのは古いから?
Disレバーの所がコルクじゃなくて驚いた。
キーの裏側にフェルトが張られているだけ。
しかも管体側から支柱が出て、それが接点になってる。
Aisレバーも小さめで、しかも低い。
トリルキーとか、Gisレバー、ブリチアルディキーとかの、裏側にタンポが無いキ
ーのデザインが丸っこい。
製造された当時の流行りらしい。
リッププレートも何か凹凸があったし(波形ではなかった)、きっと当時の流行りだと思う。
凄い違和感があった。
Gisレバーは左手の小指が辛うじて届く感じだった。
発表会終わったら、また吹かせてもらおうっと♪
その時にきっちり掃除させてもらう予定。
あまりに恐ろしい汚さだったから。
いくらなんでも、あれじゃ楽器がかわいそうだ。
ピカピカとまではいかなくても、ちょっとは綺麗にしてあげたい。
骨董品みたいな楽器だけどね。


そんな事はさて置き、自転車ですよ、自転車。
あーもうっ!
あの自転車屋、本当に腹立つぅ~(;`皿´)
おかげで、目白から自転車引っ張って帰宅しました。
足が棒です。

レッスゥ~ン♪

2006年03月28日 23時59分59秒 | 音楽関係
昨日は残業で疲れた為、レッスン室の予約の電話をしわすれた。
発表会前の激戦期。
当日予約はまず無理。
ダメモトで電話してみたら、取れた!

しかも運良く定時の5分前に退社できた。

自転車飛ばして教室へゴー!

しかし、事務担当さんが新人さんで、一時間のところが30分に。

仕方ない。
レッスンの人が優先だし。

前半30分フルート、後半30分はサックスの予定だったけど、
予定変更。
最近忙しさにかまけてサボりまくってたサックスをやりました。
さすがに自宅ではサックスの練習出来ないからね。
ここぞとばかりに吹きまくる。

その後、レッスンまで時間が空いたからブックオフへ。

『槙村さとる』の『DoDaDancing!』の7巻と8巻をゲット。
やる気を奮い立たせる原動力です。


そうこうしてる内にレッスン。
サックスは、急に頑張ったから、ラスト10分バテバテ。
鼻の奥がツーンとして、力が入りません。
息が鼻から抜けちゃって、マウスピースに入らない。
で、音が出ない。
本番前の練習は程々にしようっと。

その後はフルートのレッスン。
伴奏の先生の入りが遅れた為、30分押し!
で、ちゃっかり空いてるレッスン室に忍び込んで音出し♪
タナボタ、タナボタ☆

レッスンでは今日も伴奏合わせ中心。
ピアノの位置がフルートの前だから、伴奏の先生に私が合わせる形になった。
難しいよぅ~(T_T)
入りのタイミングとか、カウントしてないと落ちる。
じゃなきゃフライングする。
何回か合わせたけど、間違える所が決まってきた。

発表会では間違えないように頑張ろうっと☆


久々にジョージ・ウィンストンのCDを引っ張り出して聞いた。
やっぱり、この人の音は好き。
ピアノで弾いてみたいけど、マジで難しいって。
楽譜発売されたら、絶対に買う!
でも、私が一番好きな『Longing/Love』って、あの速度でも9分近くある。
結構長いし、しかも音域広いし、やっぱフルートで吹くには移調だけじゃ無理なんだろうなぁ。
凄腕編曲者さんを探すしかないなぁ。

しかしその前に『黒いオルフェ』を借りて来て見たい。
発表会前に。(めちゃめちゃイマサラ感満載だけど)

ちなみに、地震には気が付きませんでしたよ?
レッスン帰りで、あの暴風雨の中、自転車こいでましたから。

ちょっとした(?)野望

2006年03月27日 23時34分07秒 | 音楽関係
昨日のリハの後のお酒の席での会話。
発表会の後、どんな曲がやりたいか。
来年は何の曲にしようか。
今まで吹いてきて好きだった曲は何か。
さすがみんな音楽好きの集まり。
会話が途絶えませんでした。
そして、誰かの発言からチャイコフスキーの話題へ。
そこで先生がひらめいちゃった。

『来年の発表会はくるみ割り人形の曲を一人一曲ずつリレー式に』

ステキだけど、レベルマチマチのメンバー。
すごい個性的なくるみ割りになって、むしろ面白いのかも。


その席で、私もちょっとした野望をみつけてしまいました。
野望というか、かなり無謀。
みんなのやってみたい曲の話題を聞きながら、ついつい妄想してしまったのです。

『Longing/Love』Byジョージ・ウィンストン

やりたい…フルートで。
でもこれピアノ曲だし、しかも正式な譜面はこの世に存在しない。
作曲者でもあるジョージ・ウィンストンの意思で、譜面は出版していないんだとか。
でも、色々調べたら、今年あたりに出版されるという噂も。
ピアノ譜だけど、出たら買う。
それを元にしてフルート譜を起こしてもらって(私はそういうのできないからね)、
でもって来年の発表会で吹く☆

ただね、あの曲はピアノだからこそ素敵なのかもしれない。
フルート一本じゃあの和音は出せないからなぁ。
でも、チャレンジはする!
精一杯やれるところまでやってみて、無理なら諦めよう。
たぶん簡単には諦めないだろうけど。
やばい。
脳内妄想暴走中です。

リハ☆リハ♪

2006年03月26日 23時56分40秒 | 音楽関係
開花宣言がされ、近所の桜並木はすでに3分咲きで、
腰の落ち着かないあやうです。
こんばんは。
お花見に行きたいです。
誰か誘ってください。

さて、本日も早朝5時半に起床。
だって、お仕事でしたから。
こっちのお仕事は本当に大好きです。
仕事が来る時期に偏りがあるのが玉に瑕だけど、
朝が早いって事は上がりも早い!(歩合制だからね)

ってことで、昼前からちょとだけ仮眠。
仕事した後だから、罪悪感ゼロ。
素敵です。
で、起床してから支度して、リハーサル行きました。
いよいよ来週です、発表会。

思えば発表会なんて高校生以来です。
当時はピアノを習ってたからね。
年一回は弾いてました。
先生と合わなく辞めちゃったけど(おいおい)
今日はフルートのリハーサル。
今回の発表会にフルートクラスで参加する人は6名。
下は今春高校に入学する女の子から、上は私の10歳以上年上の方まで。
全て女性。
リハの参加率はすこぶる良くて、全員参加。
アンサンブルの練習をタップリやって、後は各自のソロ曲を順番に。
中でも感動したのは、フルートを習い始めて3ヶ月の人が吹いたとき。
素直で、まっすぐで、本当に楽器が好きなのが伝わってくる、
ステキな演奏でした。
技術的には、やっぱり3ヶ月だけど、そういう問題じゃない。
情熱というか、ハートというか。
忘れてはいけない大切な何かがありました。
聞いてて鳥肌がたったフルートの演奏はこれで3人目。
ひたむきで、一生懸命で、ただただ音楽が好きで、フルートを吹くのが楽しくて仕方ない。
そういう演奏。
胸が熱くなると同時に、彼女の演奏に酔い、そして少し嫉妬しました。
あのムーンリバーは、今まで聞いたどのムーンリバーより魅力的でした。

そんなこんなで自分の番も回ってきました。
ええ、吹きましたよ。
狭い教室。
みんな上手。
そして近い。
めちゃくちゃ上がりました。
間違いまくり、コケまくり、ハイEハイFisを外しまくり、冷や汗タラタラ、耳まで真っ赤でした。
こんだけ緊張すれば、来週は大丈夫だ…きっと…。

リハの後は参加者でご飯を食べに行きました。
そして飲むことに。
フルート吹きって、意外とお酒好きな人多いかも。
そしてなぜか吹奏楽辞めてオケに行けって言われる私。
お生憎様。その気ゼロです。
私は吹奏楽が好きですから。
オケってフルートに空席少ないし、曲が苦手。
長いし、カッコいいポップスあまりやらないし(あくまでもイメージ)
私は吹奏楽生まれの吹奏楽育ちだから、やっぱり吹奏楽が好きです。


さて、そんなこんなで告知です。
来週、4月2日(日)に不肖あやうの出演する発表会があります。

場所 池袋芸術劇場小ホール
開場 14時15分
開演 14時30分

もちろん入場無料です。
終わったら飲みに誘ってください(打ち上げは無いらしい)

明日って…

2006年03月24日 23時59分59秒 | 音楽関係
明日は仕事です、実家の。
しかも結構大きな仕事です。

ただ、B吹の練習が無いのが残念。
練習あっても、仕事で遅刻決定だから、休みでよかったのかも知れないけどね。
それでも合奏したかったなぁ。
私なんか疲れてヘロヘロの音だろうけど。

さて、楽団の掲示板で『作曲家・宮川泰先生の訃報』という書き込みを見て、
音楽葬という言葉に引っかかりました。
『死はその人がくれる最後のプレゼント』By藤原基央
という言葉もあるし、生死というのは私の人生における課題の一つだと思う。
それだけに、送り方も大切になると思うんです。
故人が一番安心して三途の川を渡れる方法で送るのが、残された人々の務めってヤツだと思うし。
あんまり書くと宗教っぽくなってイヤだから、アレだけど。

ただね、この人の生み出した曲は結構好きだったな。
『宇宙戦艦ヤマト』は小学生の時に吹いた。
『ズームイン朝』は下町祭りで吹いた。
『ゲバゲバ90分』は先日の演奏会で吹いた。
キャッチーなフレーズだけど、安易な曲ではなくて、ノリ切れないと振り落とされちゃうエネルギーがあって、好きだった。

音楽葬ってどんななんだろう?
恥ずかしながら行った事無いのです。
で、便利ツール『インターネット』!
結局、音楽葬のシステムは不明だったけど、宮川泰氏の息子さんの宮川彬氏のコメントで、
ちょっとビックリな物を発見。
『26日に池袋の芸術劇場で演奏会をするが、それが父の音楽葬になる』と。

その翌週には、同じ芸術劇場で発表会しますよ私。
小ホールだけど…。
なんだろう、すごい偶然だ。

しかし、その前に明後日はリハだよ。
明日の仕事後にさらわなきゃ☆


追記

ここ数年間、本当に大好きだった『CoreOfSoul』というばんどが、本日付で解散していました。
そのニュースを知ったのも偶然。
すっごいショックです。
LivingThroughという曲が、本当に好きでした。

『悲しみ やるせなさ怒りもすべて
焚き火にくべてみたなら少し楽になるかな

痛みが火の粉になって枯れた芝生に
燃えて広がっていったなら世界は消えるかな

からみついてくる空虚の中でいくらもがいても
現実ってなんてほどけないものなんだろう

もうやめようよ傷つく時間が無駄なだけだから
もうやめようよ今一番欲しいのは絶対の安堵感なの


無数の光と人がくりだした街
I realized that
この“音”だけはこんなにも優しくて

闇さえ感じさせないこの場所ならば
意識失う位堕ちたって
あたりまえに受けとめる

自分を疑って存在にすら自信をなくしても
次の一日は笑い飛ばせずはじまる

もうやめようよ傷付く時間が無駄なだけだから
もうやめようよ今一番欲しいのは絶対の安堵感なの

斜面にすべりゆく思想にすみついた背徳と妥協

例え全てが矛盾であろうともそれが私

もうやめようよ傷付く時間が無駄なだけだから
もうやめようよ今一番欲しいのは絶対の安堵感なの

In this crazy world
I have no way to get myself out of here
The only thing that's left for me to do is to
LIVE IT ALL THROUGH

live it through...』

Living Through
by CORE OF SOUL

大切な思い出も、現実の中では砂糖菓子のようにホロホロと崩れていく運命なのですね。

春眠暁を…覚えやがれ自分

2006年03月22日 22時34分26秒 | わたくしごと
会社行ったら残業につかまり、やっと解放されたと思ったら外は雨。
傘なんて持ってないし、その上自転車通勤…。
ぐったりです。
そしてとても眠いです。
春だから?

さて、相変わらず出力微弱の圏外状態なあやうです。
こんばんは♪
未だに腑抜けております。
先週一週間、フルパワーで駆け抜けてしまったような気がします。
そりゃもうブログの更新が滞るくらいに(苦笑)
今週末に楽団の練習が無いというだけで、やるべき事が無くなってしまったような、妙な寂しさで胸がいっぱいです。
うっかり練習場所に行ってしまいそうですよ。
(私ならやりかねないからなぁ…)
行ったら意外と何人か居たりして(笑)

あまりにも気持ちが切り替わらないので、
こんな時は本でも読んで元気注入☆

で、手にした本がマンガ…。
「槙村さとる」というマンガ家さんの描いた『まみあな四重奏団』
ええ、やっぱり音楽ネタのマンガですとも。
メインはラブコメだし、この人の描く作品はクラシックバレエやアイススケートをモチーフにした物が多いんだけど、
音楽ネタを描かせてもやっぱり面白い。
表現者である為には、ストイックなまでの鍛錬と、徹底的な自己分析が必要みたいです。
刹那的なエピキュリアンもどきの私には厳しい道程ですなぁ。

でも、おかげで9月のサマコンに向けてのエネルギーが充電され始めました。
とりあえず基礎練メニューの見直しかから始めてみようかな。

え?発表会の練習?
もちろんやるけど、ほら、鉄は熱いうちに打てって言うし☆
基礎練の大切さが身に染みちゃったりしたからね。
個人的な反省会は、ここ数日間ずっと脳内で開催中です。
ブログには書かないですよ、暗くなるから。
私はただ目指す光の先に行きたいのですよ。

光・・・遠いなぁ。
一歩ずつ、前を見て進もう♪

ぼんやりぼんやり

2006年03月21日 23時12分12秒 | 音楽関係
演奏会の余韻がぬけず、結局一日中ぼんやり過ごしてしまったあやうです。
こんばんは。
本当は部屋の掃除をする予定だったのにぃ(:_;)

これから毎晩チマチマ片付けるしかないなぁ。

さて、演奏会から時間も経ったのですが、
未だに頭の後ろが痺れたような余韻が抜けません。
浸りまくりです。
全力投球できたっていうのは、良い事です。

しかぁ~し!
これで終わりじゃないのですよ。
気がつけば半月後に迫っている発表会。
アンサンブル一つ、ソロ曲二つ、楽器二個。
こってり抱えていたりします。
ぼーっとしてられません。
今週末にはリハーサルもある。
実家のお仕事も大きなヤツをいただいているし♪

そんなこんなで、旗日だけどレッスンでした。
今日はフルートだけ。
サックスは先生の都合でレッスン無しでしたが、
フルート、モリモリ吹いてきました。
今週から生伴奏が入る事をすっかり忘れていて、ちょっと動揺。
あわわゎゎ…。
微妙に数小節休みとか苦手です。
伴奏に聞きほれて、カウントを途中で放棄しちゃったりして、
慌てて入ったらまだ早かったり。
うぅ~。

肝心の演奏ですが、どうも最近になって変な癖が付いたらしい。
いわく、『すっごい近吹きになってる』と。
「この前のレッスンまではそんなこと無かったのに、どうしたの?」
と心配されてしまいました。
なんだか小さく小奇麗にまとめようとしてるみたいだとも言われました。
らしくないって。
私らしい音って何だぁ~?
べらんめえフルートとか、ラテンっぽいとか、パワー型とか、ガテン系フルートとか、そういう事なのかな?
解らないよ。
ガラにも無くおとなし目になっていたらしい。
いかんいかん。
へっぽこのクセして爪先立ってはいけませんね。
楽しんで吹こうっと♪
とりあえず、鬼門の第3倍音のEとか、Esとか、Fとか、Fsとか、Asとか。
頑張るぞ~。
レッツ克服♪

演奏会☆

2006年03月20日 23時05分26秒 | 音楽関係
昨日の日記に書こうと思ったけど、あまりの疲れ(興奮しすぎによる)と眠気に負けて、今日の更新となりました。

さてさて、予想通り前日の夜は興奮して寝付けませんでした。
少し眠っては『明日だ~♪』って目が覚める…。
子供ですな。

さて、本番当日、準備して自宅を出発する時に母上に挨拶。

『行ってきます☆見に来てね♪』
『行ってらっしゃい☆頑張ってね。見に行くから。楽器持った?』

え?楽器?まさかそんな大切な物を忘れるわけないじゃん。
と軽口を叩きつつ、背中を触ると…無い。

あやうく楽器忘れて演奏会に行くところでした。
何をするつもりだったのかな、私。
観客?

そんなこんなで無事会場入り。
やたら風が強かったけど、懸念していた雨は免れて一安心。
文吹マジックですね。
そういえば下町祭りでもギリギリセーフで晴れたし、楽団メンバーの日ごろの行いの良さかな。

それにしても、リハも本番もあっと言う間に過ぎたなぁ。
私にしては珍しく、全く緊張しなかった。
練習の時のソロのが緊張したのは何故だろう?
本番では、ステージ上でみんなと吹いている事が面白くて面白くて。
最後のゲバゲバを吹きながら、もう終わっちゃうのが本当に残念で。
子供みたいに、『このままずっと終わらなければいいのに』って思ってた。
入団してからちょうど半年。
ブランクもあってドレミすら瞬時には読めなかった私なのに、
呆れることなく、見捨てないでくれた楽団の皆様に、本当に心から感謝します。


録音した音源聞きながら、反省点は山盛り。
予想以上に自分の音の通りが悪い事とかね。
他にも色々。
ここに書いたら書ききれないし、暗くなるから書かないけど。
そういうのを次回に繋げていきたい。
楽団の次の演奏会は、9月のサマーコンサート。
私個人の次のステージは、4月2日の池袋芸術劇場小ホール。
着実な成長を目標に、頑張って行きたいです。

最後になりましたが、ご来場いただいた皆様、大変ありがとうございました。
そして共演者の皆様、お疲れ様でした&ありがとうございました。


今回ご来場いただいた知人からの感想で、うれしかった言葉。

『技術については素人だからわからないけど、すごい楽しそうだった。みんな音楽が好きなのが伝わってきたよ』

『(ラストの曲、ゲバゲバ90分で)出演者が客席まで降りてきた事で、それまで遠くにある【音楽】がとても身近に感じられた。それだけに全員に降りてきて欲しかった』

そういうのも次に繋げて行きたいです。