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「私は非難する」 シリアにおけるロシアに対して身勝手なフランスの非難

2016年10月 9日 (日)

「私は非難する」 シリアにおけるロシアに対して身勝手なフランスの非難

Finian CUNNINGHAM
2016年10月7日

フランス外務大臣ジャン=マルク・エローは、シリアにおける新たな停戦のための国連安全保障理事会決議を押し通すことを目指して、今週、モスクワ、更には、ワシントンへと続けて飛んで、フリークエント・フライヤーのマイルを貯めた。

エローは、包囲された都市アレッポに対して行っている“戦争犯罪”だと主張して、シリア政府を容赦なく非難して、シャトル外交を開始した。フランス外務大臣impliedロシアも、この同じ犯罪とされるものへの共謀。ロシアと、同盟国シリアに対するこうした非難をするのは、これが初めてではない。

アメリカ国務長官ジョン・ケリーとロシア外務大臣セルゲイ・ラブロフがまとめた停戦が、先月末に崩壊した際、“人類に対する残虐な犯罪”のかどで、ロシアを責めて、アメリカ国連大使サマンサ・パワーとともに、国連で声高な非難をしたのはエローだった。

今週、モスクワへの途上、エローは、反政府派戦士が確保しているアレッポの東部分を奪還するためのロシアが支援するシリア国軍による攻勢再開に触れて、ロシアを“誰も騙せない身勝手さ”と非難した。約250,000人を擁する都市のこの部分は、2012年以来、テロ集団ヌスラ戦線が支配する様々なイスラム主義戦士の支配下にある。

フランス、アメリカとイギリスは、欧米マスコミの誇張を得て、ロシアが支援するシリア軍の対アレッポ作戦を、犯罪的で、一般市民に害を与える残忍なものとして描き出す執拗なキャンペーンを行っている。9月の最後の週に、停戦が崩壊して以来、欧米マスコミは、ロシア空爆が東アレッポの一般市民を殺害しており、病院や人道支援施設を標的にしているという信憑性の確認できない主張に満ちている。

エローの国の国営放送局、フランス24は、大半の市民、約150万人が暮らしているシリア政府が確保しているアレッポの区域からは、決して何の報道もしない。この地域は、反政府戦士連中によって、年中砲撃されており、過去数週間に何百人もの犠牲者。ところが、フランス24や他の欧米マスコミは、大多数のアレッポ住民など、全く存在しないかのような前提で活動しているように見える。

欧米マスコミは、アレッポの一般市民の大半が、イスラム主義戦士からの保護を求めて、政府が確保している区域に自ら進んで暮らしていることも報じない。しかも、東アレッポの一般市民250,000万人の中心は、自らの意思に反し、戦士連中によって、人質、人間の盾として囚われていることも報じられない。報復として、残った家族親戚が殺害されるのを恐れて、逃げ出すことができないのだ。

フランス外務大臣と欧米の外務大臣連中が表明する、アレッポ住民に対する明らかに恣意的な人道的懸念は、より違う意味合いをもった、あえて言えば、身勝手な狙いを警戒させる。

エローや他の欧米幹部の言うロシアとシリアの“戦争犯罪”という主張は、包囲されている東アレッポ内の“反政府派の情報源”に基づいている。主要情報源の一つは、いわゆるホワイト・ヘルメットとして知られている“ボランティア支援”集団だ。ロシア空爆の結果を示すとされるビデオ映像が、ホワイト・ヘルメットのロゴとともに、フランス24や他の欧米放送局で、おきまりのように放映される。本物の人道支援機関であるかのように描かれているが、実際は、この集団は、アメリカとイギリス政府が、大枚2300万ドルも資金提供し、ヌスラ戦線テロリストが支配するアレッポ・メディア・センターに埋め込まれているのだ。要するに、欧米マスコミや政府閣僚に、シリアとロシア軍の信頼を損ね、悪魔化するための欧米諸国民に流布する虚報を提供するテロリストのプロパガンダ機関だ。

今週、フランス外務省は、ロイターに、フランスは、それを阻止するためには、ロシアは拒否権を行使せざるを得ないような形になる国連安全保障理事会への提案決議を準備していると述べた。このようにして、フランスの狙いは、ロシアを、安全保障理事会の理不尽なメンバーで、シリア“政権”の堅固な支援者として描き出すことだ。これはロシアとシリアを、継続中の紛争の実行犯として中傷しようとする欧米にる実に身勝手な企みだ。

決議は、信じられないほど一方的で、シリアとロシアを弱体化させるという政治目的を隠しているので、ロシアが、フランスが提案する決議を支持する可能性はない。フランスの要求は、この都市を周辺の戦闘停止を含め、アレッポでの戦闘の即時停戦、そして、二つ目は、東アレッポの、完全な人道支援アクセスだ。

必要に迫られた人道主義を装った、このフランスによる提案は、事実上の“飛行禁止空域”で、先に書いた通り、アルカイダ系列のテロ集団が支配している反政府武装反抗勢力の戦闘能力を強化することになる。

ロシアとシリアの軍隊が、9月12日早朝宣言された停戦に合意した際、両者は、テロリスト旅団と関係のない戦士は、今後、物理的に別れるというのを条件にしていた。ところが、欧米政府の“穏健反政府派”は、“過激派”にまじりこんでいるという主張は、 身勝手な見え透いたウソに過ぎないので、多くの専門家が予想していたとおり、そのような分離は起きていない。こうした戦士は全て、ロシアとイランの長年の盟友、バッシャール・アル・アサド大統領の政権を転覆するための秘密戦争で、欧米政府が武器を供与している、まさに同じテロ組織に所属しているのだ。

先月、ケリーとラブロフが呼びかけた停戦を尊重した当事者は、シリア軍と、その同盟のイランとヒズボラ民兵と、ロシア空軍だけだった。外国が支援する戦士連中は何百もの停戦違反を継続し、シリアとロシア軍による作戦が当初減少したのを、体制を立て直し、再武装する好機として利用した。

フランス外務大臣エローが、今週の新たな停戦で要求しているものは、以前のものの繰り返しに過ぎない。今回は、テロリストが“穏健派”と“過激派”に分けられるという振りさえかなぐりすてている。

アレッポを巡り、なんらかの休戦を実施することへのフランスや欧米の切望は、政権転覆を狙う武装反抗勢力の益々絶望的な負け戦状況に関連している。アレッポが主戦場なのだ。もし、シリアとロシアの軍が、この戦士連中の拠点を征服できれば、シリアにおける6年間の戦争は終わるだろう。

シリアにおける秘密戦争の欧米支援諸国は、壮大な戦略的敗北を味わいそうな状況にある。66歳のジャン=マルク・エローは、2012年の昔フランス首相で、まさにその頃、フランスは、欧州連合の禁輸に違反して、シリアの違法武装集団に兵器を密かに提供し始めていたことにも留意が必要だ。

これこそがエローや同盟諸国のアメリカやイギリスが、シリアでの攻勢をやめさせるため、現在、ロシアに熱心に政治的圧力をかけている理由だ。欧米支援諸国は、人道的懸念やら、法律の細かい点やらの言辞や感情を駆使して、現地における連中の手先を守り、連中の犯罪的な政権転覆プロジェクトを守ろうと必死だ。

これ以上に身勝手なことがあるだろうか。エローよ、一体誰が、誰を、何を理由に非難しているのだ?

記事原文のurl:http://www.strategic-culture.org/news/2016/10/07/jaccuse-french-condemnations-russia-syria-beyond-cynical.html
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大本営広報部だけ見聞きすれば、全く逆のウソ情報を吹き込まれるだけ。
白紙領収書が当たり前という詐欺師集団に、道徳を語られてはたまらない。
ウクライナ政府が腐敗しているという報道を目にするが、属国政府の腐敗、宗主国の腐敗に続いて、第二位なのではあるまいか。

植民地勢力の言い分、自分の仕業を全て相手に押しつける。

櫻井ジャーナル最新記事にあるように、緊迫した状況になっている。大本営報道とは全く逆に、欧米植民地勢力のおかげで。

米政府がシリア政府や露軍を攻撃すると判断、露政府はこれまで眠らせていた防空システムを使用へ 2016.10.09

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