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アレッポでの停戦、アメリカへの不信感の表れ

ロシアが、ロシアとシリアは、シリア・アレッポでの軍事作戦を、20日の人道的停戦の枠内で8時間停止する、と発表しました。

キャラミー解説員

ロシアのチュルキン国連大使は、17日月曜、「8時間の停戦は20日木曜午前8時から16時まで実施される」と述べました。この停戦は、民間人、特に負傷者の移送と、武装グループの撤退を目的としたものなります。チュルキン国連大使によれば、ロシアとシリアは独自にアレッポで8時間の停戦を宣言し、この停戦を48時間から72時間まで延長するには多方面による合意が必要となるだろうということです。

これ以前、アレッポでのロシアとアメリカの間で合意された停戦は、1週間もたたないうちに崩壊しました。9月に合意された停戦は、アメリカが信用できず、どのような状況でも自ら、そしてテログループの利益を考えていることを示しました。ロシアとアメリカの間で合意された停戦の崩壊は、アメリカが率いる西側メディアが、ロシアとシリアをアレッポでの危機拡大の要因として伝えるところにまでいっています。

いわゆる穏健派のテログループは、アメリカ、サウジアラビア、カタール、トルコの支援を受け、ヌスラ戦線と共に、アレッポ各地を戦渦に巻き込んでいます。アレッポ東部での彼らの動きは、シリア人およそ25万人に困難な生活を強いています。アレッポ東部でのテロリストの動きの拡大により、シリア軍とその支持者はテロリストの弾圧に向かっており、アレッポの現状はシリア軍の優勢に傾いています。

アレッポは、シリアの主な紛争地域であり、この戦闘の勝利はこの国の政治的未来に影響を及ぼします。テロリストと武装グループの支持者は、あらゆる方法で、アレッポ東部での彼らの立場を維持しようとしています。アメリカはこうした政策の枠内で、ロシアと9月に締結した合意に基づき、穏健派のテログループとヌスラ戦線の境界を定めようとしませんでした。この二つのグループは、シリアのアサド大統領の退陣という共通の目的を持っています。この問題は、先週土曜のスイス・ローザンヌでの会議で、イラン、ロシア、アメリカ、サウジアラビア、トルコ、イラク、エジプト、ヨルダンの外務大臣、そして国連のシリア特使の間で真剣に協議されました。ローザンヌの会議は数時間、話し合いを行いましたが、合意に至ることができませんでした。

テログループとシリアの反体制派、ヌスラ戦線の間に境界が定められず、国民投票の前のアサド大統領の退陣が主張されている限り、この国を巡る会議は結論に至らないでしょう。

シリア問題に関わる人々の頭の中にはテロ組織に関して共通の立場が存在するものの、実際、具体的な行動には至っていません。このことは、基本的な問題として、シリア問題の解決とアレッポでの恒常的な停戦樹立に向けた協議の中で提示されています。

チュルキン国連大使は、ヌスラ戦線がアレッポ東部から撤退すれば、この町に恒常的な停戦が樹立される可能性が整えられるだろうとしています。

2016年10月18日19時15分
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