「ふふふ 性にメザメル季節だもんね」
「そんなんじゃあないよ やぶけたら どうなるかと思っただけだよ」
「そんなこと シンパイしているんだ」
「ううん 気になっただけだよ」
「シンパイしているんだ なんて やさしい少年でしょう」
「バカにしているんだ」
「バカになんか してないよ」
「あれは破れないんだ シンパイしなくてもいいんだ」
「万が一 万が一 ヤブレタらだよ」
「破れないの ゼッタイに や・ぶ・れ・な・い・の」
「それでも 破れたら」
「ううん ねばるね NASAの開発した「ヤブレナイ1号」を使ってるのネ」
ヒカル君が、
「パパア パパアは この世界にゼッタイはないって言わなかった」
「ううん 言ったかな」
「だから やぶけたら どうなる さあ さあ さあー」
「ううう そんじゃあ 言って聞かせやしょー」
「・・・」
「やぶけたら そのオンナ選手は 『マン点 マン点』 どーだ どーだ どーだー」