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イベントレポート

6月27日のハイキングイベント「雨でも楽しいハイキング」の様子

天気予報では曇りの6月の土曜日。
いつもならば多くのハイカーと観光客で混雑する高尾山口駅前も梅雨真っただ中ということで閑散としていた。


「雨でも楽しいハイキング」などと甘そうな言葉であいまいに誘ってみたが応募は少なく参加者は1名。
それでも催行するのがアクシーズクインのハイキングイベント!

雨は、残念ながら朝のうちに上がってしまった・・・。
晴れたら中止のつもりでいたが、どれだけ偏屈なんだよと言われそうなので考えなおし、一行は金毘羅尾根へと歩き始める。


一本目、金毘羅尾根~南浅川ルート

夏の草がうっそうと茂った金毘羅尾根は朝までの雨に濡れた緑がまぶしい。
ハイキングコースを少しだけ外れたところにある秘密の場所を経由、尾根を乗っ越し北側の南浅川に下る。


この木橋に出る。


分かりにくいルートの出口。


緑濃い南浅川の渓流。


わずか1時間ほどの短いルートだがなかなか味わいのあるいいルートだ。

二本目、神社の裏山ルート

小仏関を過ぎて高尾駅方面に旧甲州街道を行く。
ごく普通の住宅街を抜けて丘のふもとの神社が二本目の起点。


右に左に傾いた石段が意外にも長い。


神社裏の踏み跡は山へと通じる。
踏み跡はほどなく東西に分かれる。


どうしようかと思案し、GO WEST。
私有地の柵に行く手を阻まれ急斜面を下りることにする。
スベリ落ちないように、慎重に!
裏山歩きでは良くあること。
こんなこともあるさ・・・。


三本目、恩方の裏山ルート

バスで移動し川原宿大橋で下車。
そこに見える裏山をプチ縦走。


起点から暫くの間篠竹(?)の藪を歩く。
腰をかがめて藪を腕で交わして。
足は棘のある植物に絡まれるが、こんなときはアクシーズクインの「ツユハラヒ」を巻くといい。
ニットやソフトシェルには棘が引っ掛かってイテテイテテな状態になるが、スベリのいいツユハラヒには引っ掛からない。
だから楽々藪のトンネルを通過できる。
「ツユハラヒ」は本当に使える!!

藪を抜けた後はアップダウンを繰り返しながらしばらく雰囲気の良い尾根を歩く。
その後にちょっとした藪の斜面を抜けて休憩スポットへ。




雨は降らなかったが、せっかくなのでとタープを張ってくれた森勝氏。
EXPEDのSlit lineをうまく使っている。


猪があちこちをひっくり返したピークにある三角点。
それは、小さな古そうな祠の前にドスンと打ってある。


裏山ではあるが、急な登り下り、ザレた斜面があって意外と疲れる。
気温はそれほど高くはないが、異常に湿度が高いので汗が止まらない。


裏山は西へと続くが、縦走するには時間が足りないので途中の峠から南側にトラバース気味に下りると中学校の裏に出た。

裏山歩きは時として林道の崖の上に出たりして最後に苦労することがあるが今日は実に楽な終点で実に気持ちがいい。
陣馬街道に出て高尾駅行きのバスに乗り込む。


裏山の超マイナールート三本。
皆さんお疲れさまでした。

来年の「雨でも楽しいハイキング」に雨は降るだろか?
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