ラフ・コリーを御存じですか?

ラフ・コリー専門のエアウーマン犬舎のブリーダーが、過去に一世風靡した「名犬ラッシー」の犬種ラフ・コリーの御紹介をします。

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コリー:フィラリア予防薬の投薬

2014年08月22日 02時10分37秒 | 犬の病気
ラフコリー専門 エアウーマン犬舎  http://airwoman.if.tv/  

2014年5月18日と22日に出産しました。オーナー様を募集中です。
http://airwoman.if.tv/puppies.html

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一昨日、うちの成犬達にフィラリア予防薬のミルベマイシンを飲ませて
まわったのですが、頭数が20頭ともなると一大イベントなのです。

バターロール等に包んで差し出せばぱくっと食いつく子なら楽で良いの
ですが、パンを舐めてばかりでいっこうに飲み込まない子もいます。
そういう子の場合、一番確実なのは、舌の奥の方に錠剤を載せておき、
マズルを片手で掴んで、もう片方の手で鼻の孔を塞ぐ方法です。
苦しいのでゴクンと飲み下します。苦しいと言っても1秒かそこらです。
薬の匂いが嫌で吐き出す子には、この方法しかないと思っています。
無理やり飲ませることになるのですが、飲ませた直後に美味しい物を
御褒美として与えておけば、次回からすんなりと飲み下すようになり
大きな抵抗は示しません。

パンやチーズに包むとすぐに飲み込む子でも、後で口の中に指を入れ
上顎にくっ付いていないか確かめます。そうしておかないと、後で
吐き出すことがあります。そして、投薬後、2時間くらい、ケージや
サークルに入れておいて、吐き出していないかどうかの確認をする
必要があります。

また、オヤツのようになっているタイプの予防薬は、消化されずに
ウンチとして出て来てしまったケースがいくつもあるそうですので、
うちのオーナーさん達には使わないようにお願いしています。

うちのオーナーさん達からの報告を聞くと、獣医さんではモキシデックを
薦める人が多いように思います。錠剤ならば、特に問題が生じたケースは
無いのですが、可能ならばミルベマイシンにしておく方がコリーの場合、
良かろうと思います。

ただ、体重が20kg~40kgの犬には10mg錠が適量となって
いるからと、体重25kgのコリーに10mg錠をまるまる処方する
獣医さんは大雑把過ぎるので危険です。

うちではコナンが体重が増えた時に錠剤の大きさが変わった直後から
癲癇発作を起こし始め、2年間発作を起こし続けましたが、投薬を止め、
予防を蚊取り線香のみにしたら、ピタリと発作が治まり、その後、亡くなる
までの5年以上、1回も発作は起きませんでした。

ですから、フロントラインも同じなのですが、適応体重に幅がある場合、
体重25kgのコリーに、20~40kg適応の10mg錠を1錠丸々
与えることが無いようにお願いします。

20~40kg適応の錠剤は、あくまでも体重が40kgの犬にぴったりの
量なのです。


製薬会社が、便宜上、体重20kgの子も30kgの子も40kgの子も
ひとくくりにしているだけです。製薬会社は儲け主義だと思います。
だいたいが条虫などの他の寄生虫の駆除効果まで1つの錠剤に持たせるから
薬の量が増えてしまって、高額になるのです。ミクロフィラリアだけの
駆除なら、量は少なく済んで、犬の負担も減り、価格も抑えられるのです。

条虫などが居る犬は今時、滅多にいないし、居ても、毎月毎月、駆除薬を
投与する必要など無いのです。数日間与えて駆除してそれでオシマイです。

私は昔のように、ミクロフィラリアだけを駆除する予防薬ができてくれない
ものかと思っています。

数種の寄生虫を同時に駆除できます・・・と言われると、ありがたいと
思うかもしれませんが、人間で言うならば、風邪を引いてもいないのに
風邪薬を飲まされ続け、胃が荒れるようなものなのです。

しかもコリーは遺伝的に脳関門で異物が脳に入るのを遮断する働きが悪い
MDR1遺伝子欠損という特徴があるので(全体の7割以上)、不必要な
薬を飲ませることで脳に負担をかけていることになります。

駆虫薬というのは、虫の脳を破壊する働きの物が多いので、寄生虫を体内で
飼育している宿主である犬自体の脳にもなんらかの影響があるのではないかと
思います。
体重に比して多過ぎるミルベマイシンのせいで癲癇発作を起こし始めた
コナンがその証拠です。癲癇は脳内の電気信号の伝わり方の異常ですから
予防薬の影響が脳に出たと見るべきです。

人間でもうつ病患者が薬の与えられ過ぎのせいで、深刻な状況に陥る
ケースが多いらしいですが、フィラリア予防薬のような脳に影響が出る
タイプの駆除薬は、胃に影響が出るタイプの薬よりも怖いと思います。

面倒くさくても、もったいなくても、フィラリア予防薬は、適応体重の
上限よりも軽い体重の子の場合には、ピルカッターや普通のカッターで
削ってから投与した方が安全です。

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