うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

1対nの調整法

2013年12月31日 | 千差万別

♪ カステラ一番電話は二番
という、TVのあけぼの時代からのCMソングがあります。

番付、予定表、人間はとかく表を作りたがります。
表にしてみると整理が行き届いた感じがする、表に書き入れておくと安心、そういう気持になるからでしょう。

カレンダーのない壁は、スケジュール脳には落ち着いた部屋にならないかもしれません。

スケジュール合わせはグループ活動には欠かせません。
1対1の連絡には、濃密性というだいじな効果がありますが、他の人の状況を、あの人がどうでこうでといちいち取り次ぐとなると、結構面倒なものです。
ネット上なら、1対nの調整法が使えます。

こんなサイトを見つけました。
『練習や試合の予定調整は「とっとと決め太郎」におまかせ!』
 ⇒ http://p.tl/XZAF

来年の予定調整がこれからの方、どうぞ。

みなさん、よいお年をお迎えください。

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自分の首の始末

2013年12月30日 | 忘れかけていたこと

最近、自分の首に刃物を当てるドラマが続いて放送されました。
そういうことをするのはいずれもまじめ人間で、放送電波の空気におかしな乱れができているような、嫌な気分です。


それとは全く関係のない話ですが、ご用済みのパソコンを処分するとき、システムの消去をどうするのか、綺麗さっぱり跡形もなくデータを消すことができるのかと、話題になったことがあります。
そのときHさんがうまいことをおっしゃいました。
「自分の首を自分で切れるのか」 なるほど、みごとな一刀両断です。

パソコンの動きには、自分を変えたいけれども、変えたとき元の状態ではなくなって困ってしまう、そんなことがよくあります。
Excel の計算で「循環参照に関する警告」という、お前のやり方は違っているぞというお叱り文が書かれた窓が現れることがあります。
この警告は、ワークシート内のどこかに循環参照を含むセルがあるぞというこなのです。
 ⇒ http://p.tl/NwUS

どういうときに、循環参照という自分の首の始末のような困ったことが起きるのでしょうか。
たとえば、あっちのセル、こっちのセルと計算対象を巧く組み合わせたつもりが、そのなかに計算途中に数値の変わっていくセルをうっかり入れてしまった場合、あるいは、一つのセルの中だけで計算をすませてやろうなどと、虫のいいことを考えた場合にそうなります。

関数の引数でも、そのセル自体を参照した数式を書き込んで計算をさせようとしても、入力したとたんに数式が消えて入力数値に変わってしまうので、やはりだめです。

さっさと決めてしまえばよいことをいつまでも引き摺らないためには、自分のしていることをいったん外から見るために、あたまのどこかに別のセルのようなものを作るとよさそうです。

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落ちるアプリはさようなら

2013年12月29日 | ソフトいろいろ

エディターを乗り換えました。
前に乗っていたエディターは、軽く動き、使い勝手もよかったのですが、コピーを取ったときなどにストンと落ちてしまうことがときどきありました。
急に落ちるので、どういう瞬間に、という説明ができません。
歩いていて落とし穴に落ちたとき、どういうとき、どこを踏んだら落とし穴だったか、そんなことを聞かれてもわからないでしょう。

上書き保存をしていない作業中のファイルがなくなってしまうのはいまいましいので、落ちない算段をしなければなりません。
いちばん手早い対策は、落ちる乗り物には乗らないことです。

Mery_2.2.0.4910 というフリーソフトをダウンロードさせてもらい、乗り換えました。
前のエディターには、あったかなかったか気づきませんでしたが、ステイタスバーで、開いているファイルのすべてと作業中ファイルがパッとわかるので、タスクバーがすし詰めになることもなく、まことに快適です。

[F5] のキー割り当てで「日時」を「日付」だけにする方法が、ないのか見つからないのか、それだけは引っかかっていますが、慣れたところで前のエディターにはさよならを言い渡しました。
もうひとつ、最上段のタイトルバーには、「C:」から始まる場所のすべてが表示されなくてもよく、ファイル名と右側の三つボタンがあれが十分なのです。長すぎて邪魔なので設定を変えたいのですが、それも見つかりません。
二つぐらいの目ざわりは、急落のなくなったのと引き換えなら我慢できます。
マクロ機能もあるので、そのうちに利用することを見つけようかと思っています。

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捉まえたら逃がさないように

2013年12月28日 | 忘れかけていたこと

昨日のことです。初めて見る「変な窓」が突然画面に現れました。
来たな、と思ってキャンセルボタンを押す前に [Fn]+[Prt Sc] で窓を写し取っておいて作業を進めていたら、ブラウザの動きが鈍くなり、リンクが巧く運ばなくなりました。接続中のグルグル回るリングがいつまで経っても止まりません。
しかたなく [Cont]+[Shift]+[Esc] で、動いているアプリを見分けながら順番に全部終了させ、クイックスキャンでウイルスにやられてないことを確かめてから、再起動。
こんどはすぐにリンクもOK、やれやれです。

いまのうちに、さっき取っておいた怪しい窓を画像にしておこうかと思い出し、常用の PhotFiltre に貼り付けようと、そこまできて、自分のマヌケさに気付きました。
取っておいたプリントスクリーンのデータは、再起動でチャラになっていたのです。
刑事ドラマで、マヌケな刑事が、同僚の負傷に気をとられて犯人を逃がしてしまう、あの場面と同じでした。

プリントスクリーンでも何でも、コピーと貼り付けは一連操作、コピーをとったまま、貼り付けは後でもできるからと、ほかのことに手を出してはいけません。
自分が忘れてしまうこと、周りからの突発現象、普通でないことは、いつ起きるかわからないのです。

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出口だけは確かめておこう

2013年12月27日 | ソフトいろいろ

和製のOSへの乗換えならやむなく従うけれども、他国製の競争の片棒担ぎはごめんだ、そんな気持が Windows8 への足踏みの底流にあることに気付きました。
グローバルスタンダードという、あのもったいぶった呼び名が、なんとも気に入らないからです。

こんなことは、後付けの理屈に過ぎないことはわかっていても、なぜ好きになれないのか、それをずっと考えていました。
ある方のブログで気付きました。
サクサク動いた XP に比べて、悪戦苦闘を強いられるのはなぜか、それはひとこと「ハチめんどくさい」からでした。
シチめんどくさい、という古い言い回しを超えためんどくささが、名前にもあらわれています。

回り道が多く、しかも近道を見つけにくい、どこにいってもぐるぐる回りをさせられているような、その街路構造は、8の字を横にしたあの記号とかかわっていそうな気さえしてきます。

さあ終わりにしようと思っても、初めて足を踏み入れた人が、シャットダウンにたどり着くまでには、みな苦労します。
これを直感でスルっとできる人は、よほど柔軟な感覚をもった I T向きの頭脳の持ち主だと思います。

せめて出口だけは、うろうろ探さずに済むようにならないかと思っていたら、蛇の道がありました。

「Windows 8 で使える便利なキーボードショートカット集」です。
 ⇒ http://p.tl/_Spf

  [win]+[I]
これで終了メニュが出てきます。

「“あい”は終わるためにある」
変なことわざが一つできました。

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PNG~なんだそれ

2013年12月26日 | 忘れかけていたこと

路地裏の最後の扉に来ました。PNG という看板がかかっています。
むかし欲しかったあのパター PING とは違います。
Portable Network Graphics、おっと Papua New Guinea と間違いそうです。
画質劣化のない圧縮アルゴリズムを使った可逆圧縮の画像ファイルフォーマットです。
読み方は「ピング」、あるいはグの母音を押し殺して「ピン」。

GIF と異なり、PNG にはアニメーション機能はありません。
ただし、PNG は一つのファイルに複数の画像を含めることができるそうですが、画像を送ったり受け取ったりすることがほとんどない私には、その機能の効用はあまりピンときません。
おそらく手の込んだグラフィック画像のやりとりに向いているのでしょう。Portable Network という名をつけたのはそのあたりのことからなのでしょうか。
一緒に仕事しているデザイナーに画像を送信する場合には、見えればわかればでは用を成さないので、画質を落とさないことがなによりだいじです。
一度失ってしまった昔の画像の美しさは、もう帰って来ないのです。

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TIFF~なんだそれ

2013年12月25日 | 忘れかけていたこと

路地裏の第四の扉は TIFF です。
TIFF Tagged Image File Format は、マイクロソフトと、後にアドビシステムズに合併した Aldus が開発した画像データフォーマットです。読み方は「ティフ」です。
タグと呼ばれるデータ用の名札のような記号を使って、さまざまな形式の画像を柔軟に表現することができます。
画像データを、解像度、色数、記録方式の異なるいろいろな形式で一つのファイルにまとめて格納できるので、アプリケーションソフトに依存しない融通のききやすい画像フォーマットとされています。
データを読み取りやすい書式にしておけばどこにでも使える、万能手帳のような感じでしょうか。
まあ、たとえはピタッと同じにならないからたとえなので、よくわかっていらっしゃる方には違うところが気になってあたり前です。こう言えばどうかという巧いたとえがコメントで載ると嬉しいのですが。

2値で表せる白黒、グレースケールはもとより、さまざまなカラー形式に対応していて、あまりにも自由度の高い表現が可能なので、完全な互換性を保つことがかえって難しくなってしまうこともあるようです。
完全な自由は別の不自由を呼ぶということなのでしょう。 

TIFF にはこういう利点があります。
1.多くの編集用ソフトが TIFFフォーマットに対応している。
2.途中で JPEG圧縮を使わなければ、保存を繰り返しても画質が劣化しない。
3.色の制約が非常に少ない。

この利点を生かして、画像を編集する中間段階で、画像処理の便利屋さんのように使うとよさそうです。

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GIF~なんだそれ

2013年12月24日 | 忘れかけていたこと

路地裏の三つ目の扉は GIF の入口です。
GIF:Graphics Interchange Format は、いまは AOL:America Online の子会社になっている CompuServe の PICSフォーラムで提唱されてできた画像ファイルの保存形式の一つです。
読み方は「ジフ」、設計者がそう読んでくれと言っているそうです。

同一色が連続する画像の圧縮に有利な方式で、イラストやボタン画像など、色数の少ない画像には最適です。
色数の少ない画像に適しているということは、複雑な図柄には合わないということで、256色までしか対応できません。
画像のお商売ならともかく、われわれのお絵かき程度なら、そんなにややこしい色合いはいりません。

GIF には、画像の扱いをいろいろ広げられる特徴があります。
1.透過GIF : 特定の色を透明にできるので、画像を背景から切り取って他の画像に簡単に貼り付けることができます。
2.アニメーションGIF : 複数の画像を一つのファイルに収録して、アニメーション表示することができます。
3.インターレースGIF : ファイル読み込みの進捗に合わせて、段階的に画像を表示することができます。

いたずら好きの方が、見る人に「おや」と思わせて楽しむにはもってこいの方式のようです。

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JPEG~なんだそれ

2013年12月23日 | 忘れかけていたこと

路地裏覗きのついでに、ビットマップ以外のところも、ひととおり様子を伺っておきましょう。
足を踏み込むかどうかは、扉を開けてみたとき、その雰囲気で決めればよいので、とにかく看板文字だけ見て開けてみないのでは何もわかりません。

JPEG:Joint Photographic Experts Group どうやらこの名はどこかのグループ名のようです。
Joint というからには、合同組織なのでしょう。
どういうグループが合同したのかは、興味次第で知ることができますが、国際的な標準化を進めている組織には違いありません。われわれパソコンの一般ユーザーには、その程度で十分でしょう。
 ⇒ http://p.tl/e6b8

JPEG というグループによってまとめられた JPEG という名の規格に沿って加工された、JPEG という名の画像ファイル形式であるということです。
グループの名前が、なぜそのままファイル形式名になどと考えるのは、FAQによく現れるなぜなぜ病の症状でしかありません。

肝心なのは、JPEG という規格によって画像データがどう加工されるのかということです。
まず、ビットマップのままではファイルサイズが大きすぎるものがあるので、圧縮しようというのが目的です。
大きなものを押しつぶせば、どこかに無理がいくのはあたり前で、JPEG方式では、単純な背景にくっきりとしたものが描かれていると、そのあたりがもやもやとしてくるという難点があります。

もうひとつの難点は、加工を繰り返すとボケかたが酷くなってくるということです。
必要な大きさにスパッと決める、何度もぐずぐずいじらない、それが JPEG 画像取り扱いの要領であるようです。

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ビットマップ~なんだそれ

2013年12月22日 | 忘れかけていたこと

「ペイント」で保存できるファイル形式には、「ビットマップ」という名の前に何か文字のついた何種類かがります。
疑問の路地に踏み込んだついでに、路地裏まで行ってみましょう。
路地が家と家との間の狭い通路であるのに、またその裏に路地裏があるのかと訝っていたことが、ここで「路地裏まで」と書いてみて、やはりあったという、ささやかな快感を覚えます。路地に足を向けた甲斐があったというものです。
ものごとの面白みは、主題と全く違う棚に載っているもので、主題からはずれたことは嫌だという生真面目な人は、その部分をくっきりさせずにおけばよいのです。
部分の面白みが自分の趣味と異なるから全体も見る気がしない、これは読書にも、観劇にも、TV番組にも全てのことにつきまとう、やや不幸な感覚とも言えます。
自分の気に入るものを見せてくれないと、何も探しもせずにぼやいてもはじまらないことを、わざわざ言葉にしなければならないという不幸を、抱え続けなければならないのは、お気の毒ですがいたし方ありません。

だいぶ路地裏の水はけが悪くなってきたので、この先はつま先で歩くようにします。
主題に戻って「ビットマップ」とは何ものなのか、黒服を着たおじさんに聞いて見ましょう。
おじさんの胸には「Google検索」というボタンがついています。

「ビットマップ」とは画像データの表現方式のひとつということに、とりあえずしておきます。
画像の外枠になる四角を小さな正方形に切り刻んで、その一つ一つに、ある条件にかなうかかなわないかという binary digit:ビットの判定をさせ、それを少し離れたところから見ると、ビットマップという図柄ができあがります。

「ペイント」のファイル保存メニュにある「モノクロ ビットマップ」は白黒の単色、「16色 ビットマップ」「256色 ビットマップ 」はその数だけの色分けを表現できる、「24ビット ビットマップ」は 2の24乗=約1600万 の種類の色を表現できるということになります。

たくさんの色を表すにはたくさんの仕事をしなければなりませんから、衣装も飾り立てれば重くなるように、ファイルも中身次第で大きくなります。

どれがよいかは自分の色を見分ける能力との相談です。もえぎとあさぎの区別のつかない人が「24ビット」を選んでみても仕方がないということになるでしょう。

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路地に迷い込む面白さ

2013年12月21日 | 忘れかけていたこと

歩いていて、ひょっと目に付いたもののあるほうに足が向くと、路地に迷い込みます。
散歩のときは、迷い込んでみなければ歩く価値がプラスになりません。迷い込めば愉しさが増します。
考えてみれば、プラマイゼロの散歩はむなしいものです。近頃近所の散歩が面白くなくなったのは、ゼロ散歩の割合が増えてきたからだと、今頃気付きました。


クリップボードからの貼り付け画像には、仮置場でかさばらない GIF か PIN あたりがよさそうだと昨日書きましたが、GIF か PIN あたりと言っても、それなら岐阜か一宮でどうだと言われたようなもので、ファイルの種類ならそれがどういうものか、地名ならそこがどういうところか、およそのことは、知って覚えるまでいかなくても「ああそうか」と思ったことがあるぐらいの記憶を残しておいたほうが、脳の血流を沈滞させないためにもよさそうです。

さて画像ファイルの種類にはどんなものがあるのでしょうか。
歯磨きペーストには、普通の歯ブラシにつけて使うものだけでなく、電動用、犬猫用までありますが、画像用ファイルの種類はそれほど多くもなさそうです。あったとしても、私たちが使うものだけ見ておいたほうが気が散らなくてよいでしょう。

一般用の画像ファイルにはどういうものがあるのか、それはこうすればわかります。
「ペイント」を起動しておいて
「ファイル」⇒「名前をつけて保存」
という操作をすると「ファイル名(N)」の書き込み欄の下側プルダウンメニュに「ファイルの種類(T)」がぞろぞろと現れます。

これが一般に用いられる画像ファイルの種類です。
ビットマップ、JPEG、GIF、TIFF、PNG、大きく分けてこの5種類になります。
このそれぞれがどういうものかは、インターネットの検索サイトからすぐにわかります。


すぐわかるかわからないか、それも路地の分かれ道です。
路地の先は二つに分かれていますが、見分けは簡単です。自分で検索してみるつもりになるかならないかの違いだけなのです。

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仮置場では小さくなっていてほしい

2013年12月20日 | 千差万別

クリップボードから画像を貼りつける先は、取りあえずの保存ならペイント、別の資料文書に組み入れるならワードかエクセルと、昨日書きました。
ワードやエクセルは、出来上がりを保存するファイル形式が決まっていますから、迷うことはありませんが、ペイントの場合には、いろいろなファイル形式を選定できます。

パソコンの画面を残しておくファイルですから、細かい描写は要りません。小さい文字が読み取れればそれで十分です。
今のカメラは、一般用途向きでないほど細密な画像が撮れるようになっていて、そのままパソコンに取り込んでおけば一こまのファイルサイズがばかになりません。そんなものを何百枚何千枚もそのまま溜め込んだのでは、ギガサイズのディスクもたちまち満杯になり、パソコンの働き鈍くします。仮置場では大きな顔をせずに小さくなっていて欲しいのです。

同じ画像のファイルサイズが、保存の仕方によってどう変わるかを比べてみましょう。
メモ帳のごく小さい画面を、プリントスクリーンで取り込んでペイント、ワード、エクセルの3種類のアプリでファイルを作って保存してみました。

ペイントでビットマップイメージのままで保存すればバカでかくなりますから、こんなことはしません。
驚いたのは、ワードのファイルがエクセルの22倍もの大きさになってしまうことでした。ビットマップのままの半分ぐらいの大きさにしかならずに頑張っているのです。コンビニへちょっと買い物に行くのにも本格的な化粧をしてからというような大げさなことを、どこかでしているのかもしれません。

とりあえず見られればよい程度の画像なら、仮置場でかさばらない GIF か PIN あたりがよさそうです。

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置き場は早く見つけよう

2013年12月19日 | 千差万別

クリップボードにコピーした画面のイメージは、どこかに貼り付けなければ見ることもその後の処理もできません。
とりあえずデスクトップになどと思っても、そうはいきません。
デスクトップにはイメージデータを受け取る機能がないからです。達磨さんに「これ、ちょっと持っていてください」とお願いしても、手のない達磨さんは聞き入れてくれません。
イメージデータを受け取る機能をもっているアプリを起動させなければ「貼り付け」はできないのです。

それにはどういうアプリがあるでしょうか。画像処理ができるソフトなら何でもよいのです。
ワードでもエクセルでも、「挿入」⇒「画像」という操作ができるからには嫌だとは言いません。
起動しておいて、どこかで「右クリック」⇒「貼り付け」とやれば受け入れてもらえます。
しかし、おなじみのワードやエクセルでは、わずかの間でも起動まで待たされること、貼り付けて出来上がったファイルがそのまま別のアプリに転用できないことなど、不自由さがつきまといます。
やはりとりあえずの入れものには「すぐに使える」そして「加工や後始末がしやすい」画像処理専用ソフトが向いています。

画像処理ソフトで、パッと立ち上がって「すぐに使える」のは「アクセサリ」にある「ペイント」です。
「ペイント」は寝起きがよくても、その後でトリミングやサイズ変更などをさせるにはちょっと厄介なところがありました。しかし、Windows 7 からは組み込まれている機能も改良されています。
 ⇒ http://p.tl/Uaz7

イメージデータを別の資料文書に組み入れて使うのであれば、ワードなりエクセルなり、その資料文書を作っているアプリに直接貼り付けるのが最良です。
取りあえず保存ということなら、ペイントのように、簡単に操作できるアプリのほうがよいでしょう。
後で貼り付けようとクリップボードに挟み込んだまま忘れてしまうのは、いちばん下手なやり方です。

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スニッピングツール~なんだそれ

2013年12月17日 | 千差万別

プリントスクリーンで画面のいちばん上の窓をはがしてコピーする方法を一昨日書きましたが、その上を要求する人がいれば、自分の欲しい部分だけを切り抜けないかと考えます。
それをできるようにしたのがスニッピングツールです。

スニッピングツール「Snipping Tool」は、Windows Vista 以降のバージョンに組み込まれ、「アクセサリ」の中にあります。
使い方は、いろいろなサイトで紹介されていますのでご覧ください。
 ⇒ http://p.tl/-ZyL

画像にしてからでもトリミングの機会はあり、いずれはどこかで切ったり貼ったりしたくなることがあるので、切り抜くときの丁寧さにこだわりたくない、と思ううっかりユーザーは、お好みの使い方をどうぞとしかここでは言えません。

ほかの操作マニュアルも同じようなものと、今頃気付きました。
細かい手順を紹介したものには、それぞれ編集者の特性があらわれます。編集以前の操作方法そのものにも、ぞれぞれ特性があります。その書き方、その方法は、書いた人、考えた人に、そのときにだけぴったりのことなのでした。
学校教育の教科書選びが、だいじなことなのに、本屋の営業さんの腕にもたれているようでは、ろくな教育ができないことがよくわかります。

彫刻でも、荒削りをおろそかにして、細かい部分に早くのめりこんでしまうと、奇妙な形のものが出来上がります。
もしそうして生まれた作品が誰かの感動を呼べば、優れた芸術と呼ばれるようにもなりますが、その手順が芸大の教科に取り入れられることはまずないでしょう。

はさみはバサバサと切る道具です。紙切り芸人の真似がだれにでもできるわけではありません。

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はがすプリントスクリーン~なんだそれ

2013年12月15日 | 千差万別

プリントスクリーンの操作は、覚えておけば至って簡単です。
キーボードの右上のどこかに必ずある [Prt Sc] キーをチョンと叩くだけで、画面のイメージをクリップボードにコピーすることができます。

 [Prt Sc] キーは、ときには違った書き方のものもあります。
「Print Screen」の略称には、こうでなければという取り決めもなく、[Prt Scr] [Print Scrn] [Prt Scn] [Prnt Scrn] などさまざまですから、綴りの違うものもあります。それでも「Print Screen」に似ていれば他の用途には使いませんから、どうして統一しないのかなどと固いことを考えなければすぐに見つかります。
キーボードの種類もいろいろですから、この略称がキー手前の縦斜面に書かれていて、ないないと騒ぐこともあります。

もう一つ、12月11日の記事に書いたように、 [Prt Sc] には、文字に囲み線のあるものや、色のついたものがあって、その場合には「他の用途には使いません」というのはウソで、別の用途もあるのです。
一つのキーで複数用途のときはどう使うか、そこで [Fn]キーの出番が来ます。
 [Fn]キーを押しておいて [Prt Sc]キーをチョンと叩く、 [Fn] + [Prt Sc] という操作です。

この操作では、そのときに見えていた画面全体がコピーされます。もし、何かアプリを使っていてその部分だけを写し取りたい場合には、あとで画面の切り抜きをしなければなりません。

そこで、画面上に重なっている窓の、いちばん手前だけを、上から剥がすようにコピーする方法があります。
それには、[Fn]キーの近くに必ずある [Alt]キーを使います。
[Alt]キーは、通常「オルトキー」と呼んでいます。Alternate key の略で、それ一つだけでは何もしない脇役キーです。
Alternate を、代用の、代わりの、代替の、などと意味づける人もいますが、あっちでなければこっちの操作と、操作の切り替えに使うものと思ったほうが、ここでの用途には合っています。

画面のいちばん手前をコピーするには、
1.[Alt] + [Prt Sc]   あるいは
2.[Alt] + [Fn] + [Prt Sc]
という操作をします。

パソコン操作の途中で、ひょっとその画面を記憶しておきたいとき、いちいち紙と鉛筆を持ち出してメモを取る必要はありません。
必要部分を一発メモ、これがはがすプリントスクリーンの効用です。

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