粟やん日記

何気ない事を書いていこうと思います。主に台湾の言葉の勉強について書いていこうと思います。

2016-10-17 21:17:12 | 日記
Twitterでつぶやいた事をまとめようと思います。

10月14日

蛍が朽ちし土の上に、雪が降りました。生前のような淡い光を放ちながら、ようやく天へ向かいます。

蛍の向かう先とは真逆に降りる無数の雪たち。

生前は仲間からはぐれ、一人で朽ちました。

寂しい境遇を哀れに思ったかみさまは、蛍の魂を土の中でしばらく寝かせ、雪の中をさまよう時間をくれました。

蛍は自分に似た冬の妖精たちの間を、無邪気に飛び回りました。

彼らも蛍に優しく微笑みかけてくれます。

しかしその微笑みも束の間、彼らは運命に従って、白い地へ溶け込みます。

蛍は、自らの立場を改めて思い返しました。この楽しい時間をくれたかみさまの為にも、天へ行かなければならない。

朽ちてもやはり孤独かと、蛍は思いました。気持ちが塞ぐにつれ、自らの光も弱くなりました。

しかし、夜空に佇む星ぼしが、優しい光で包んでくれます。

星ぼしにはぐれた仲間の姿を見出した蛍は再び光を取り戻し、かみさまの元へ行く決意をしました。

雪たちに見送られて、蛍は昇って行きました。

その日は三日月でした。
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