海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

大浦湾でコンクリートブロック投下への抗議行動

2017-02-13 23:50:39 | 米軍・自衛隊・基地問題

 13日は朝、カヌー17艇で松田ぬ浜を出発した。沖縄も連日、寒い日が続いている。海での抗議行動は厳しい条件だが、海上作業が始まってから参加者が増えている。日本政府・沖縄防衛局の工事強行に、許せない、海の破壊を止めなければ、という思いで冬の海に乗り出している。

 いつものように辺野古岬を越えて、長島との間に張られたフロートのそばでしばらく休憩をとった。

 赤白のクレーンが付いた台船は、積んでいた15個のコンクリートブロックを先週で投下し、今日はバージ船から新たにコンクリートブロックを移して積んでいた。赤いクレーンの台船は先週に続いて投下作業を行ったので、大浦湾に出て抗議した。

https://www.youtube.com/watch?v=ZHUj18Og2fE

 午前と午後の2回、カヌーでフロートを越えて抗議したが、クーン付き台船まではかなりの距離があり、海保のゴムボートが待ち構えるなか到達するのは至難の業だ。フロートを越えた全艇が海保に拘束され、松田ぬ浜までGBで運ばれた。

 海保からすれば、できるだけ拘束時間を引き延ばして作業を進めさせようということだが、この日はテントで冷えた体を温めてから昼食をとり、午後の行動を行った。抗議した赤いクレーンの台船は今日の午後までに15個のコンクリートブロックを投下し、新たなブロックを積むために浜の近くに移動した。

 赤白クレーンの台船は午後から移動して投下作業を進めている。今日までに30個以上が投下されたことになる。ポセイドン1も海底ボーリング調査か磁気探査を行っている。日米両政府は沖縄の民意など歯牙にもかけないが、そこで泣き寝入りしたらおしまいだ。

 辺野古新基地建設を止められるかどうかは、陸と海の阻止・抗議行動にどれだけの人が集まるかにかかっている。海での行動は練習が必要だが、ゲート前で座り込むことはすぐにできる。怒りや悔しさを行動で示しましょう。

 


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