海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

ゲート前の座り込み行動とK9護岸で舞い上がる石材の粉塵。

2017-12-23 16:11:07 | 米軍・自衛隊・基地問題

https://www.youtube.com/watch?v=kujMEpdcDRM&feature=youtu.be

https://www.youtube.com/watch?v=nfw-NHay1IE&feature=youtu.be 

 22日はキャンプ・シュワブのゲート前に行き、2回目と3回目の資材搬入に対する抗議行動に参加した。年末にもかかわらず、今日も朝から市民が集まって座り込みを行っている。力づくで排除する機動隊に、必死の抵抗が続けられた。

 ゲートの向かいの歩道でマイクを手に抗議している市民を、沖縄県警が数人がかりで集中的に弾圧していた。弾圧のさなかには腕や脇腹を指先で圧迫したり、ひねったりする暴力も加えている。沖縄県民の抗議の声を圧殺するために、日本政府は県警に指示して、暴力的弾圧をくり返している。決して許してはならない。

 この日も午前、午後で3回の資材搬入があった。石材を運び込む車両の中には、明らかに過積載のものがある。特に「まるくに」という運送会社のトレーラー車は過積載が目立つ。その他の会社も、中には石材が荷台からはみ出しそうなダンプカーがあった。どの車両も車体やタイヤが白く汚れ、国道を汚している。

 被覆ブロックの製造や兵舎建設のため、連日、生コンのミキサー車が列をなして出入りしている。

 トレーラー車2台の上に積まれているのは、大型フロートだろう。ブルーシートで覆われているが、形状から分かる。辺野古側のオイルフェンスやフロートを臨時制限区域まで拡大する準備が進められている。

 座り込みを強制排除されたあと、市民は国道沿いで工事車両に抗議を続けた。

 今年の作業も来週を残すのみとなった。年末で忙しいのはみな同じだ。長時間の参加が無理なら、工事車両がゲートに来る3回の時間帯に合わせて、午前8時半頃、11時半頃、午後2時半頃に座り込みに来るだけでもいい。多くの人がゲート前に集まれば工事は止められる。口だけ、ネットだけの傍観者でいてはいけない。

https://www.youtube.com/watch?v=bA16eZWXqXs&feature=youtu.be

 午後2時頃、瀬嵩の森の上からK9護岸の様子を見た。本部町の塩川港から運ばれてきた石材をダンプカーに積み替える作業が行われていたが、ショベルカーが石材を積むたびに大量の粉塵が舞い上がっていた。洗浄されていないのは明らかで、沖縄防衛局がどれだけでたらめな工事をしているかが分かる。

 米軍のリゾートビーチには、真新しいオイルフェンスが並べられている。辺野古側のオイルフェンスを拡大する作業が、年内にも行われるかもしれない。

 午前11時頃、辺野古側沿岸部の工事の様子を見に行った。K1護岸では捨て石の投下が行われ、N5護岸では被覆ブロックの設置作業が行われていた。また、鉄塔前の仮設道路では、運んできた根固め用袋材を下す作業が進められていた。

 カヌーチームはこの日も積極果敢に抗議を繰り返していた。海保に拘束されて松田ぬ浜に運ばれたあと、すぐにカヌーを漕ぎ出してK1護岸の工事現場に行き、カヌーをオイルフェンスの上に引きあげて護岸に向かって行った。

 不安定なオイルフェンスにまたがってカヌーを引き上げるのは簡単ではない。それでも、目の前で進められる工事を黙って見ているわけにはいかない。各メンバーが苦労しながら、冬の海で粘り強く抗議を続けている。 

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