海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

北部訓練場の撤去を実現しましょう!

2013-01-06 19:21:20 | 米軍・自衛隊・基地問題

 1月6日付沖縄タイムス電子版に〈海兵隊、米本土近くにジャングル訓練場検討〉という見出しの記事が載っている。

http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-01-06_43583

 沖縄からすれば、北部訓練場を米軍に好き勝手に使わせない取り組みが重要となる。メインゲート前での行動をはじめ、県民が強い姿勢で抗議することで、沖縄では思うとおりの演習ができない、という認識を米軍に与えることができる。そうなれば高い予算と時間をかけて沖縄に訓練に行くことへの検討も進むだろう。

 逆に、オスプレイパッド建設をはじめとした北部訓練場の整備を許すことが、基地の固定化に結びつくのは言うまでもない。施設が整い、住民の抵抗も弱い基地なら、米軍は半永久的に使いたがる。世界各地で殺戮と破壊を行ってきた米軍に対し、たんにシュプレヒコールや音楽で訴えるだけなら、鼻で笑ってあしらわれる。それは高江に来て米軍の対応を見れば明らかだ。

 オスプレイパッドの建設工事を許さないために、7日から早朝の監視・阻止行動が取り組まれる。同時に、北部訓練場に演習に来る米軍に対する抗議行動も、随時行われる。日々の取り組みの積み重ねが、米軍の認識を変えていく。オスプレイパッド建設の阻止はもとより、北部訓練場の撤去を目ざして取り組みを強めましょう。

 


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