海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

海上作業は休みだが、工事加速を狙う日本政府。

2017-03-20 23:58:15 | 米軍・自衛隊・基地問題

 20日は朝、カヌー15艇で松田ぬ浜を出発した。キャンプ・シュワーブの浜では、訓練を終えた米兵たちがゴムボートを片付けていた。その様子を見ながら辺野古岬に向かうと、映画館近くの作業ヤードでは、バックホー1台と4トントラックが作業を行っていた。

 辺野古岬の横を通って長島の間を抜け、大浦湾で様子を見た。前日19日に大浦湾に入ったスパッド台船2隻が海保の浮桟橋がある近くに停泊している。船上に作業員の姿は確認できなかった。同じく前日入った貨物船や従来からある2隻のクレーン付き台船も動きはなく、作業和船を海に下ろすクレーンも止まったままだった。

 ポセイドン1は作業をしているようだったが、ほかに作業をしている船は見られなかったので、3連休の最後に休みをとったようだと判断し、また、空は雲に覆われ今にも雨が降り出しそうだったので、この日の海上行動は午前10時で切り上げた。

 新たに加わったスパッド台船2隻がどのような作業を行うのか、いろいろと予想する声は出ているが、明日以降、具体的に動きを見ながら対処することになる。いずれにしろ、作業の加速を日本政府が狙っていることは言うまでもない。

 市民の側はそれにどう対処するかが問われている。海上やゲート前でどのような行動をとるにしても、多くの参加者がないと作業を止めることはできない。辺野古に結集しましょう。

 


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