海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

フロート設置から1年

2015-08-14 23:58:49 | 米軍・自衛隊・基地問題

 14日は辺野古の海にフロートが設置されてから1年の節目の日だった。現在、海底ボーリング調査は中断された状態で、1年経ってもいまだ政府・防衛省は調査を終了できていない。海上とゲート前で粘り強く続けられてきた阻止・抗議行動があったからこそ、このような状態も生まれた。その意義を確認して、中断ではなく断念に追い込みたい。

 14日は朝から雷が鳴り、断続的に雨が降って天候が悪かったため、海上行動は中止となった。修理の終わったポセイドンのメンバーが、松田ぬ浜で試運転を行っていた。

 写真は12日に撮った辺野古崎や米軍のプライベートビーチ周辺の様子。バックホーなどの作業車は見えず、浮き桟橋も片付けられている。プライベートビーチにはオイルフェンスが積まれ、海にはフロートがまとめられて浮かんでいる。海上から見た限りでは、陸上での作業も行われていなかった。これからも常時監視を続けていく必要がある。

 


この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 高江の朝 | トップ | カヌーの練習と海上作業開始... »
最新の画像もっと見る

米軍・自衛隊・基地問題」カテゴリの最新記事