海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

ロープの次は網を張る、沖縄防衛局の愚かさ。

2017-01-30 23:43:09 | 米軍・自衛隊・基地問題

 30日(月)は朝、カヌー11艇で松田ぬ浜を出発した。長崎(辺野古岬)を越えてフロートの方に行くと、大浦湾とは別の形で鉄の棒が取り付けられている。四角い木の枠の四隅に鉄棒を立てているのだが、棒にはひっかける爪が三か所にあるので、網を張るのだろうと予想した。

 浮き球8~9個に一か所この器具が取り付けられている。ただ、木の枠は軽くて重りはついていない。これに網を取り付けたら風や波にあおられ、横倒しになるか、引っくり返るのではないか、と思ったのだが、このあと実際にそうなった。

 浮桟橋付近では作業和船が下ろされ、緑色の網が用意されているとの連絡が、監視をしている船からあった。予想通りの動きなので、カヌーチームはフロートのそばで待機した。

 作業和船が数隻近づいてきて、辺野古岬側と長島側の両方から網を張ろうとした。長島側では最初の設置場所をカヌーで阻止したので、真ん中の方に移動して張り始めた。カヌーはフロート沿いに広がって、各所で作業和船に近づき抗議した。

https://www.youtube.com/watch?v=RV9YX6mOGqk

 フロートに鉄の棒を付けて網を張るのは、危険極まりない。海が時化れば波や風にあおられてロープや網が切れ、フロートが破損する可能性がある。フロートが切れて漂流し、船にぶつかれば大きな事故につながる。

 こういうフロートの設置作業を海保が守っている。口を開けば「安全のために必要な措置を取る」と海保はカヌーや抗議船を強制排除するのだが、こういう鉄の棒が付いたフロートを張り出すのは安全なのか?

 海に浮かぶ物は重い方が下になるのが普通だから、木の枠より鉄の棒が下になろうとするのは理の当然だろう。作業途中から天気が崩れ、雨と風が強くなった。網を張る作業をしているさなかに、早くも横倒しになる箇所が出た。

 大浦湾と違い辺野古岬と長島の間は、これまで時化のたびにこまめにフロートを撤去していた。これからはどうするつもりだろうか。放置していたら引っくり返ってロープや網が切れたり絡まったりして大変だろう。フロートの接地だけで1月が終わろうとしている。余計な物をつけて自分たちで作業を遅らせているのだから、沖縄防衛局の愚かさは笑うしかない。

 しかし、こういう危険なものを海に設置することは許されない。沖縄防衛局はすみやかに鉄棒やロープ、網を付けた危険なフロートを撤去せよ!

 

 

 

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