海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

共謀罪の成立とゲート前の座り込み行動

2017-06-15 23:51:32 | 米軍・自衛隊・基地問題

 15日は朝、6時過ぎからインターネットで参議院本会議の中継を見た。数多ある法律の中でも、共謀罪の成立は大きな歴史の曲がり角になるだろうと思い、最後の意見表明と採決の様子をきちんと見ておきたかった。最後の最後まで安倍政権は、でたらめかつ強権的な手法で共謀罪の採決を強行した。そのやり方を見れば、安倍や菅が共謀罪をどう使うか明らかだろう。

 そのあとキャンプ・シュワブ・ゲート前の座り込みに参加したのだが、発言する機会があったので、共謀罪が成立しても委縮しないで、これまで通りの運動を継続していくことの大切さを強調した。カヌーはこれからもフロートを越えて工事現場に迫り、抗議を続けるだろう。びびって自己規制をはじめれば、それこそ安倍政権の思うつぼである。共謀罪の発動を許さず、廃止に追い込んでいく粘り腰の運動が必要だ。

 雨が続き、この日もカヌーによる抗議はなく、船でK9護岸の様子を見に行ったカヌーメンバーや船長らの発言もあった。ふだん海に出ていると、人の発言を聴く機会は少ないのだが、ゲート前に座っていると色々な人が発言に立ち、特に沖縄戦体験者の発言は考えさせられた。

 午後12時を過ぎてから、工事用ゲートの扉が開けられ、座り込んでいる市民の強制排除が始まった。みな、怪我をしないように注意しながら、それぞれできる限りの抵抗を続けている。カメラを構えて機動隊の暴力を監視しながら抗議し、最後は機動隊に持ち上げられ歩道に運ばれた。

 ゲートに入るのは石材を積んだダンプカーが主なのだが、この日はガードレールを積んだ車両も数台あった。お昼の時間帯には生コンのミキサー車も4台入った。

 ゲート前の座り込みだけでなく、歩道での抗議行動も執拗に行われている。人が多いと機動隊も完璧に対応することは不可能だ。一人が機動隊に規制されている間に、別の市民が隙をついて抗議し、作業車を止めていた。抗議する人が多ければ、資材の搬入はできない。辺野古に結集を!

 午後1時半から2時過ぎにかけてK9護岸の様子を見ると、海中への捨て石投下は行われていなかったが、根固め用袋材を下ろす作業が行われていた。

 辺野古弾薬庫近くの県道からは、やに浜に並べられた消波ブロックの一部が見える。〈H26 K 12.5t NO.25~27〉などとスプレーされているのが確認できる。

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