海鳴りの島から

沖縄・ヤンバルより…目取真俊

フロートの片付け作業/参院選挙・伊波さんの名護行動

2016-06-29 23:55:40 | 米軍・自衛隊・基地問題

 29日(水)は朝、カヌー7艇で松田ぬ浜を出発した。キャンプ・シュワーブの映画館の奥の方にある建物で、一昨日は足場が組まれていた。この日も一部残っていて、作業員の姿が確認できたが、作業内容までは分からなかった。

 辺野古岬の岩場を回って大浦湾に入り、陸上部の様子を確認しながら米軍のリゾートビーチ付近まで漕いだ。目立った作業はビーチの近くに置かれたフロートをクレーンで吊り下げ、トラックに乗せて移動しているくらいだった。

 途中でフロート越えの練習もした。ビーチ近くのフロートが片付けられて、会場に残されたフロートを置く場所は確保できているはずだ。作業船は陸揚げされたままであり、桟橋代わりに使うというまやかしは通用しない。さっさと撤去すべし。

 平島で休憩を取ってから松田ぬ浜に戻った。カヌーの片付けや昼食、会議のあと、午後3時過ぎに辺野古弾薬庫近くのゲート前を通ったが、引き続きフロートの片付け作業が行われていた。

 夕方6時から、名護市の国道58号線沿いの交差点で、参議院選挙に立候補しているイハ洋一さんの決起集会と街頭活動があったので参加した。マスコミで先行、リードと報じられると、どうしても楽観視から気のゆるみが生じて、運動の盛り上がりに欠ける。

 名護市の投票動向は、辺野古新基地建設に向けた政府の判断材料となる。名護市民はそのことを自覚しなければならない。全国的には改憲勢力が3分の2を占めようという勢いだ。緊急事態法の成立をもくろむ者たちは、本音を隠して選挙を進めている。全国比例を含めて、後悔しないためにできる限りのことをしたい。


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