「青衣の女人」@奈良・東大寺 二月堂「修二会」♪
2007年3月6日 東大寺 二月堂・本堂にて「お松明」♪
岡山県 英田郡(あいだぐん)
西粟倉村(にしあわくらそん)
「あわくら温泉」です。
「西粟倉村はココです♪」↓
今回は
「『青衣の女人』@奈良・東大寺 二月堂『修二会』♪」を
お届けします。
「あわくら温泉はココです♪」↓
修二会の練行さなか
実忠忌
三月五日と十二日の夜に
「東大寺上院修中過去帳」が
読み上げられます♪
2007年3月6日 東大寺 二月堂・本堂にて「お松明」♪
この「過去帳」に
名前の挙がるのは
良弁、実忠など
大仏建立に関係した人々
東大寺の歴代の別当
修二会に参加した練行衆
東大寺内部の人達
外護者としての功績者
大仏鋳造の願主
聖武天皇
2007年3月6日 東大寺 二月堂・本堂にて「お松明」♪
厚く仏に帰依し
悲田院や
施薬院を設け
慈悲をほどこした
光明皇后
再建の大施主であった
源頼朝
再建の勧進をした
俊乘坊重源など
東大寺に対して
功労のあった方々ばかり♪
2007年3月6日 東大寺 二月堂・本堂にて「お松明」♪
女人禁制の時代
光明皇后は別として
女の人の名は
加えられていません♪
2007年3月6日 東大寺 二月堂・本堂にて「お松明」♪
鎌倉時代 承元年間のある年 僧 集慶が例年通り 「過去帳」を読み上げていると 薄暗い荒格子の内に 青い衣をつけた 女官風の美しい女性が まぼろしのように すうっと現われ いかにも恨みがましいそぶりで 「なぜ我が名を読み給わぬぞ」と 言ったという♪
2007年3月6日 東大寺 二月堂・本堂にて「お松明」♪
浄域のなかに
綺麗な女の人が
姿を現わそうなど
夢にも思わなかった
集慶は驚いて女人を見つめた♪
僅かにゆらぐ
灯明の光に
鮮やかに浮かび上がる
青衣をつけた
女人の白い顔には
妖気さえあやしげに
ただよっている
集慶はすっかり
あわててしまった♪
2007年3月6日 東大寺 二月堂・本堂にて「お松明」♪
しかしいったい それが誰なのか 名前などわからない とっさに集慶は 小さな声で 読み上げた すると、その女の人は いかにも満足そうに にっこり笑うと
そのまま姿を消してしまったという♪
2007年3月6日 東大寺 二月堂・本堂にて「お松明」♪
それ以来、 「青衣の女人」は 過去帳のなかに書き加えられ 現在も読みつづけられています♪
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