気になる植物たち

植物歴長いけど、世の中にはまだまだ気になる植物がいっぱい。花屋のQuの植物的ミニエッセイ。ときどき俳句。 ときどき古墳。

ヒレタゴボウ   ヒルザキツキミソウ

2007-10-03 19:46:47 | 田畑で

 アカバナ科ヒレタゴボウ、南アメリカ原産。月見草もアカバナ科なので、花や葉が少し似た雰囲気です。

 アカバナ科ヒルザキツキミソウ、北アメリカ原産。花びら4枚、めしべの先も四つに分かれています。

 どちらも、田の畦で見かけたいわゆる雑草ですが、両方とも外来種です。もしかしたら、母や祖母や曾祖母たちの見た雑草群と、今の雑草群とはまったく違う様子なのかも知れません。花にはなんの罪もなく、無心に咲いているだけなのですが。

 

 

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6 コメント

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そうなんです。 (あすかちち)
2007-10-03 20:09:21
Quさん、こんばんは。
本日、あわててヒガンバナアップしましたよ。

田んぼで見られる風景、きっと違うんだろなって
私も思っていたんです。
しかし、両親に話しても、そんなに真剣に花を見てないんでどんな花だったかまでは特定できないだろうな。
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やっぱり (あた子)
2007-10-03 22:23:52
 ヒレタゴボウー初めて見つけたのは4,5年前、休耕田で見かけて持ち帰ったことがあります。きっと外来種だろうと思いましたが、花がかわいいので。セイタカアワダチソウのように存在を誇示しないので、存在を許されて密かに繁殖しているのだと思います。花もやっぱり愛嬌かしら。
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あすかちちさんへ (Qu)
2007-10-03 23:38:53
雑草、クサとまとめて扱われてしまう彼らのこと、じっと見てる人ってあまりいないのですよね。
彼岸花くらいめだったら、別格ですけど。
でも、そういうことを研究されている方も当然いるのでしょうね。
調べてみると、おもしろいかも。
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あた子さんへ (Qu)
2007-10-03 23:44:46
やはり、可愛いのは得だという結論になるのでしょうか。
オトメユリみたいに可愛いすぎると、むしろなくなってしまうし。
地味に可愛いのが愛されるこつ?
なんかつまらない処世術みたいで・・・。

S子の引越しで3日ほどいません。
何かとよろしくお願いします。
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春の田んぼでレンゲソウを見つけた感激を再び…。 (折節)
2007-10-09 23:41:16
Quさん、こんばんは。

すみません、漁師じゃないので大漁旗がなくて、タイガースの扇子じゃ、あってもセンスなしで、こはいかに?
…で、佐賀関にお迎えできませんでした。

もう何年も、田んぼの畦道そのものを歩くことがありません。
通勤の途中に、毎春レンゲソウが咲いている田んぼの一角がありまして、それを眺めてはホッとしてます。
あぁ、今年も咲いてくれてる。

以前は西条や丹原の周桑平野には、一面のピンクのレンゲソウの絨毯でした。
今や、そんな景色は、ここ大分の田舎でもほとんど望むべくもありません。

田植えの後の水田、たわわに実った、眩しいほどの一面の稲穂、稲刈りの終わった、殺風景さでは右に出るもののない田んぼの光景…。

もう、この頃はそこにしか目が行かなくなっているのに、ちょっと恥じてしまいました。
昭和に生まれ育ったんやんか…ってね。
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折節さんへ (Qu)
2007-10-13 15:18:41
佐賀関はいいところでした。
大漁旗はなかったものの(笑)、愛媛県の三崎からの地続きのようななつかしい風景。
高い煙突が2本あって、船からよく見えたのですが、そばにいた乗客のおじいちゃんが、
「わしは、ここにくるのは70年ぶりじゃが、あの煙突は覚えとるぞ」
などと言うのを聞いたり、とにかく船旅はなぜか心ものんびりします。

昭和の高度成長と共に、生まれ育った私たちは真面目にがんばるのが当然みたいにがんばってきました。
遊びでさえがんばってしまう精神構造・・・。
道端の草を覗き込む、心のゆとりが必要だなあ、と。
遠くに旅行しなくても、(したいけど^^;)身近なところに感動がたくさんあるのに気がついていなかったんです。
折節さんの、良かった探しと同じようなものですね。
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