jazz and freedom and avenger

勝手気ままな戯事日記 暇つぶしに・・・・

LEGACY OF FREDDIE HUBBARD (5) ・・・・・ THE ALTERNATE BLUES

2017-05-11 | Freddie Hubbardの遺産

 

 

‘THE TRUMPET SUMMIT’(↓)の続編としてリリースされた一枚。パーソネルと録音日(1980.3.10)はサミットと全く同じです。

ただ、この‘Alternate Blues’というタイトルが‘Alternate Takes’集と見間違えられそうで殆ど知られていない。

でも、聴き所が少なくなく、三人(tp)の各ソロをじっくりと堪能するには本盤のほうが上ですね。

収録されている‘Alternate Blues’ ONE~FOURの4曲は、実はサミットの‘The Champ’の下書きデッサンで、ONE~THREEは途中でNGとなっているが、会話や笑い声、タメ息まで入り、和気藹々のセッションの様子が捉えられ、三人のtpプレイもそれぞれ味が有り、わざわざNGテイクをレコード化した意義、価値は充分あります。ある意味「異質な続編」と言えますね。

で、段々、出来が良くなって行くか、と言うと、そうでもない点が面白い。好みで行けば、本番も含め‘THREE’が一番かな。どうしてテリーは途中で吹くのを止めちゃったのかなぁ。いずれもテリー絡みでNGとなっているけど(笑)。

それはともかく、NG・3テイク、ガレスピーも良いけれど、ハバードのブルース・フィーリングと厚みのある音色が誠に素晴らしい。

所有する本国内盤(ポリドール)はPablo原盤のサミットより、何故か「音」がいいのです。

 

 

残りの2曲の一つが20年近く前、ハバードがB・エヴァンスの‘Interplay’で初々しく吹いた‘Wrap Your Troubles In Dreams’。キャリアの積み重ねが如実に反映され、もうF・HUBBARD SEPTETと化し、当時、人気、実力共にモダン・トランペッター№1の存在感を示しています。

 

ラストは本アルバムの白眉とも言えるバラード・メドレー。

まずハバードが‘Here's That Rainy Day’を大先輩二人の露払いに、続いて、まるで望郷の念を訴えるような哀感籠るテリーの‘Gypsy’、凄くイイです。

そして御大の登場、‘If I Should Lose You’、古いラブ・バラードをセンチメンタルに綴るガレスピー、恐れ入りました!

気障に聞こえるかもしれないが、「大人のジャズ」ですね。

 

なお、‘If I Should Lose You’は他に好きなtp演奏が。

やるせなさを通り越し・・・・・・・・・

次回にでも。

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2 コメント

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Unknown (bassclef)
2017-05-13 18:16:09
bsさん、ご無沙汰しております、bassclefです。この時期のフレディ・ハバードは、同じパブロの「All Blues」をたまに聴くと、トランペットの圧倒的な鳴り具合に、理屈抜き・・・スカッとしますね(笑) この記事の最後の方にちらっと触れた if I should lose you のトランペッターは・・・BLでしょうか。私もあの if I should lose you が大好きなもので(笑) 
ピンポン! (dodge(bs))
2017-05-13 20:42:03
こんばんは、bassclefさん

こちらこそご無沙汰しております。ハバードのパブロ時代、なかなか充実していますよね。もっと評価されていいような気がします。

もうバレバレですね(笑)。

拝読していますが、一年が長いような短いような・・・・・(笑)

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