CCUからの生還 - とらのすけ闘病日記

3大成人病の一つ、「うっ血性心不全」で突然入院。その闘病生活と知ってしまった医療現場の裏事情を赤裸々に綴る。

つっ疲れた・・・

2007-09-27 23:10:52 | Weblog
今日は今まで以上に忙しく、数分前に帰宅しました。

忙しいと言えば・・・若かりし頃、忙しくて深夜帰宅した際に玄関を開けて、そのまま鞄を持ったままバタンキューで寝てしまったことがありました。

あれから25年以上経ちますが、今も帰りが遅く・・・何と進歩の無いことでしょうか(トホホホ・・・)

福沢諭吉の言葉ではないですが“四十にして立つ”と行きたいのですが世の中上手く行かないものです。

明日は金曜日で真っ直ぐ家に帰りますのでアップしたいと思います。

それでは、おやすみなさいませ・・・

牛丼

2007-09-26 22:47:14 | Weblog
今日の晩飯は何故か・・松屋の牛丼であります。

実はカミさんと喧嘩をして、家に帰って一人分の夕食をつくって一人で食べるのはもの凄く悲しくて空しい気持になってしまうし、カミさんが近くにいるところで食べるのも落ち着かないので外食することに決めたのです。

最初は地元の中華料理、とんかつ、ファミレスと考えたのですが脂ぎったものが出てきそうで・・・
魚がいいな・・なんてことになると、もれなくお酒が付いてきそうで・・仕舞には酒を肴に魚を食べる!?なんてことになりかねません。

駅前でどうしようかと考えていると黄色い松屋の看板が目に入りました。

牛丼という食べ物、前述の中華、とんかつといい勝負の高カロリーフード!何故牛丼屋がカロリー表示をしないかと言えば・・・並で800Kcalを楽勝でクリア!という恐ろしいメニューなので、まともに書いてしまうと女性客が来なくなってしまうとのことです。

また恐ろしいのはカロリーだけではありません。塩分濃度も高血圧一直線の高濃度!
「得盛!つゆだくで~」なんてものを頼むと1,000Kcalは祐に超えるは、成人健常者2日分の塩分を一度に摂取するは、の大騒ぎになるのであります。

しかし“牛丼”という食べ物・・・時として無性に食べたくなるのであります。
そんな経験ありませんか?

実に不思議な食べ物で・・・いろいろなことを考えていると無意識に松屋の前に立っておりました!

高カロリー+高塩分を摂取!⇒喉が渇く⇒水を沢山飲む⇒心臓に悪い⇒病院・・・

うひゃ~冗談じゃない!・・・でも・・・

再び正気に戻ると券売機の前に立っておりました・・・

結局、牛の誘惑に負けて牛丼の並(つゆなし)+生野菜×2=550円也!の食券を購入してカウンターに座り、「徹底的につゆはきってくださいね!」と念押ししました。

待つこと数十秒・・・

目の前に牛丼、野菜×2、味噌汁が並びました。(余談ですが松屋のいいところは味噌汁が無料で付いてくるのです)

つゆを切りまくった牛丼は純白のシャリの上にドライな状態になった牛と玉ねぎがのっていて・・・つゆの染みていないシャリを見ると、上の具とはあかの他人状態で牛丼と呼ぶにはちょっと寂しい感じがします。

でも体のことを思えば仕方がありません。
本来だったらこの牛丼の上に、人工的に毒々しく染められた紅生姜をのっけて食べたいところですが、これをやったら塩分4日分コースになってしまいます。

周りを見渡すと学生風のお兄ちゃんがこれでものか!っと言わんばかりに紅生姜がのっけまくって丼は赤一色!になっています。

また横のおねえちゃんは七味をブリブリに降りかけて何か違う食べ物になっていて・・・

チョッと前にマヨラーなる味覚異常な人達がいて、常にマイ・マヨネーズを携帯して何にでもドロドロにかけまくって食べておりましたが・・・若い人の味覚ってどうなっているんでしょうね?

七味の山ができるまでかけまくり、丼が赤一色に染まるまで入れ続ける紅生姜!
このままでいくと10年後の日本人の平均寿命は60歳くらいまで下がってしまうのではないでしょうか?

おっとっと・・・余計なことを考えていたら冷えちゃう冷えちゃう!

先ずは野菜から食べます。(野菜で胃袋をある程度満たしておき、残った部分に牛丼を入れて食べられなければ残すようにしました。こうしておけば少しはカロリーをセーブできるのです)

野菜はドレッシングをかけずそのまま食べます(松屋のドレッシングは超オイリーなので・・・)が、これが不味いのなんのって・・・鮮度なんてお構いなしで千切りキャベツ中心なので口の中がモソモソして気持悪い。

それでも何とか完食して、さあ牛丼に移ります!

牛とシャリをバランス良く箸に載せ口に運ぶと・・・甘辛い牛とシャリが口の中で融合して牛丼になり・・・「あ~日本人で良かったぁ!」と実感!

昔だったらかき込む様に食べておりましたが、今はよく噛んで味わうようにして食べます。これによって少量でも満腹感が得られるのです。

シャリを1/4ほど残し、味噌汁の具だけを食べて・・・寂しい晩飯はあっという間に終わりました。

久々に牛丼を食べて思ったことは、牛丼を食べる時は理屈も健康も一切忘れて“無”になってかきこまなくては食べた気がしない!ということです。

さあ~お腹も膨れたし、そろそろ家に帰ってカミさんと仲直りでもしましょうか!


ヨーロッパ人!?

2007-09-25 20:27:34 | Weblog
連休明けというのは忙しく、先週同様今日もまだ家に帰れない状態です。
気候も少しずつではありますが秋に向かっていて、暑さによる身体への負担は殆んど無くなりバリバリ仕事ができることは大変嬉しいのですが・・・出来れば6時ぐらいには家に帰りたいですね。

前にも書いたとおり、最近欧州とのやり取りが増えてきて、全ては先方さんの時間で動くので、こちらは残業になってしまうのですが・・・冷静に考えるとおかしい話で先方さんがこちらにお伺い、お願いをする立場なのに、なんでこちらが合わせなきゃいけないんでしょうね・・・納得できません!

でも今やり取りしているドイツ人は日本人に近く勤勉で集中して仕事をしてくれるので仕事が捗り◎なのですが・・・ラテン系はいけません!特にフランス人・・・この人達は何か勘違いされているようで、ずうずうしく“自分達が一番!”なんて思っている田舎者が多く、私のストレスと血圧を上げている要因の第1位です。

その他、屁理屈を捏ねて動かないイタリア人・・・論外、昼寝タイムなんて言っているイベリア半島方面は一生寝ていて下さい!・・・日本人同様、島国根性でせこいイギリス人は扱い易い等と欧州内には様々な人達がいて、国別にその国民性に合わせた接し方で、おだてて、持ち上げて、時には怒ってプロジェクトを速やかに進めてもらうのですが・・本当に疲れます。

あっ!気を付けて下さいね。各国の国民性と書きましたが、あくまでも私が接している各国行政官について言っているんですからね!(でも国民性には間違いない?・・・)


欧州の中には北欧というエリアがありましてご存知の通り、スウェーデン・デンマーク・ノルウェー・フィンランド・アイスランド・・・、ここの人達はまた前述の欧州人とも異なります。

特にフィンランド人、F1ドライバーやノキアで有名でありますが、ルーツは我々日本人と同じ蒙古系であります。ついでにハンガリーも先祖は蒙古系で彼等は赤ん坊の時、蒙古斑があるのです。

フィンランドのフィンとハンガリーのハンは蒙古系民族であるフン族のフンが鈍ったものなのです。
性格は日本人に近く、シャイな部分を持ち合わせていて、初めてだと恥ずかしがったりする人もいて・・・何か憎めない・・・親近感が湧いてくるのです。(ビジネスの上ではそんな人いませんが・・・)

ムーミンが日本でブレークしたのも何か共通する人情味溢れたキャラクターとストーリー・・・そして上手く言えませんがある種“アジア的な暗さ”が郷愁を誘うというか・・・私も幼少期これを見て、ウルウルしたものです。

それに対してボスニア湾の対岸にあるスウェーデン・・・ここはいけません!先ずは北欧の中で自分達は№1だと思っていて、何で?って訊くと世界の名車VOLVO!があるからと“井の中の蛙”みたいなことを平気で言います。

個人的な好みですが私としては、確かに頑丈で良い車だと思うのですが、何か垢抜けないというか、色気が無いというか、面白みが無いというか・・・華が無いのです。

このことをスウェーデン人に言うと“君は都会的センスが全く無い!田舎の人?”とか言われてしまうのですが私から言わせれば“耕耘機に乗って面白い?”って・・・

おっとっと・・・いけない!いけない!
あくまでも私の個人的な好みで書いている訳ですから聞き流して下さいね!

VOLVOは国民性が出た堅実で正直な名車です!(フォロウになっていない!)

今日は何を書くべきかまとまらないので思ったことをそのまま書いているので収拾のつかない文章になってしまいました。

勝手なことを書き捲くりましたが、ヨーロッパには色々な人種や民族がいて魅力ある地域ではあります・・・でも・・・私としては仕事ではなくプライベートな時間を過ごす場所として接していきたいと強く思うのでありました。

さあ!一気に仕事を片付けよう!

ゲッ!体重が増えてきた!

2007-09-24 10:25:03 | Weblog
退院から一ヶ月以上が経ち、退院後の検査結果も順調、顔の弛みも減ってきて少しずつではありますが表情も様になってきました。

入院前では考えられなかった朝・昼・晩の3食を規則正しく、カロリー/塩分をコントロールしながら取り、ペースアップした有酸素運動や散歩を毎日こなして、家の掃除も気合を入れて日々の日課になって健康的な生活を送っております。

しっ・・しか~し!
退院時に77kgだったのに・・・今の体重は・・・ひっひぇ~80kg! 3kgも増えてしまっているのです!

こんなに健康的な生活を送っているのになんで????

早速、入院時に診てくれた担当医に電話をして考えられる要因を訊いてみました。

すると退院時は筋肉が落ちていて、それが運動によって付いてくることで多少は体重が増えるとのことで、3kgはまだ許容範囲内だそうです。 しかしこの後は有酸素運動を増やして総合的なスケールダウンを図る努力をするようアドバイスを受けました。

また私が酒好きであることを知っている担当医は「最近、カロリー制限に努力する自分にご褒美!なんてしょっちゅうやっているんじゃありませんか?」と笑いながら付け加えました。 (担当医はご褒美は月1~2回と言っておりました)

うっ!・・・たっ・・確かに・・・
飲む量は一回に、焼酎のお湯割り2杯程度しているものの週に2回と月2回までのご褒美が月8回ペースになっていて、最近はスペシャルゲストでビールや大好きな日本酒が登場したりすることもあり・・・冷静に考えれば体重が増える原因が“酒”にあることは明らかです。

退院後、タバコを吸いたいと思ったことは微塵も無く、かえって周囲でタバコを吸っている人がいるとその場から逃げるほどの嫌煙家になってしまったのですが・・・酒に関しては酒が私を好きなのか?私が酒を好きなのか? まあ相思相愛のようで別れたくても別れられない関係のようで・・・

これでは入院をして30kg近く痩せたことが“元の木阿弥”になってしまい心臓や各種臓器に負担をかけて、病院逆戻りの恐れも出てくるのです。またCPAPとも縁を切ることが出来なくなり生涯お世話にならなくてはならい身体になったらどうしよう!などと考えると「やめてくれ~!冗談じゃない!」と大声を上げてしまうほど恐ろしくなりました。

翌日から酒に厳しくなり週2回を周1回にして、スペシャルゲストは当面なし、運動のやり方も、より利にかなった方法に変えるようにしました。

文章で説明するのは難しいのですが、今は懐かしブルース・リーの“燃えよドラゴン”のポスターを思い出してください。・・・なんて言ってもわかりませんよね。

足を肩幅に開いて、頭上で両手でフェイスタオルの両端を持って左右に引張った状態にして、そのままの手を曲げない状態で右斜め後ろに反らしていきます。
これを20回、終わったら今度は左斜め後ろに・・・これも20回、これを1セットにして朝セット、風呂に入って寝る前に2セットを始めました。

この運動は腹筋、背筋、大腰筋を鍛えることになり、ウエストが締まってきます。
ちなみに私もこれを初めて2週間で3cm縮みました。

後はペースを上げてしっかりとした有酸素運動を行なうことです。
鼻からしっかり空気を取り込み、口から搾り出すように吐き出す・・・この呼吸法をキチンと行いながら腕振って歩幅を広めに腹筋に力を入れて正しい姿勢でペースを上げて歩くのです。
書くのは簡単ですが最初は大変です。でも慣れれば気持ち良く歩けますよ!

しっかりとした呼吸法と背筋を伸ばした正しい姿勢でペースを上げて歩くことで30分程度の散歩でも汗をかき、2週間の実績は2kg減です。

「やった~!さあ!ご褒美だ!♪」・・・ここでご褒美したら逆戻り!減らすのは大変ですが戻すのは簡単ですから!

ビリー・ザ・ブートキャンプでもロデオ式馬乗健康器でもジムでも構いませんが、お金をかけなくても地道な運動をしっかりとこなすことで痩せられるものです。
(カミさんはスポーツクラブ派で周3回も4回も通っておりますが・・・)

規則正しいカロリー/油脂/塩減の食事※、適正な運動で健康的と衛生的な環境の維持で、健康的な身体を取戻すことができ、今では体重計にのるのが楽しみになりました。 ちなみに現在は体重73kgです。

さあ、それでは今から散歩に行ってきます!


カロリー/油脂/塩減の食事※・・・何か無味乾燥とした不味いものを想像していません?
今後、もう少しメニューが揃いましたら私が作ったカロリーセーブの油脂分、塩分控えめの男性でも出来る簡単に出来るおいしいメニューを紹介していきたいと考えておりますのでお楽しみに!

衛生的環境が回復を早める

2007-09-23 08:21:39 | Weblog
今朝も6時に起床、昨晩飲んだお酒(・・といってもビールをコップに2杯と芋焼酎のお湯割り1杯)とCPAPのおかげでぐっすりと眠れて絶好調!40分程度気持ちの良い汗をかいてきました。(やや早めのスピードでしっかりと有酸素運動をしながら歩く?)

さて、昨日は無呼吸外来についてお話を書き、その前の循環器内科の外来の話と合せて病院のことを記しましたが、今日は“自分でできる回復術”とでも言いましょうか・・・
“これをやったら心身ともに楽になった”という話を一つご紹介させていただきます。

私は元来、怠け者の性格で家の掃除・・どころか自分の部屋の掃除すらまともにしたことがありません。
せいぜい山積みになった本や書類を右から左に移す程度か、まとめてゴミ袋にポイッです。

入院前も今にも崩れそうな書類や本の山が机の上に2つも3つも出来ていて・・・カミさんが言うには「悪い気が溜まっている」状態でありました。

この「気」というもの、私自身は全く信じておりませんがいろいろな人の話を聞くと運気や体調を左右するらしいことが数々の事例と共にわかってきました。
(「西の方角に黄色いものを置いたら宝くじが当った!」なんて話ではありませんよ)

退院直後は自宅療養が一ヶ月ぐらいありましたので、毎日家にいると日頃気にならない部屋の隅や家具の天板のホコリや窓ガラスの汚れなどが気になってくるのです。

以前の私だったらお構いなしのホッタラかしでしたが・・・
恐らく入院中に綺麗な環境にいて、掃除をしてくれる人達や看護士が常に衛生的な環境を保つ努力をしてくれていたことが自然と自分にも身に着いてしまったからなのではないかと思われます。

最初はフローリングの掃除からはじめました。クイックルのドライで毎日3日掃除して4日目にウエットタイプで拭くといった具合で周に三回は全部屋に掃除機をかけるといった感じです。

フローリングにお住まいの方ならお分かりいただけますが結構ホコリが出て隅のほうに溜まるんです。ですから日々クイックルでそのホコリを取る訳でありまして・・・しかしイタチゴッコで綺麗になったかと思いきや、新たなホコリがチョロッとあったりして・・・

こんな感じで床掃除を毎日欠かさずするようになると、適度な運動にもなるのか全身血の巡りが良くなった感じがして心身ともに爽快な気持になります。

心身共に爽快な気分になれる理由がもうひとつ・・・
こんな話をするとお前は何歳だ!と言われてしまいますが子供の頃、学校でトイレ掃除をしていた時に担任の先生がやってきてデッキブラシやモップの使い方を教えてくれたことがありました。

「45度傾斜でブラシを持ち、腰をしっかり入れて前へ前へ汚れをかき出すように!」

その先生は高校時代、広島の呉にいて毎日、軍艦の甲板掃除をしていたそうです。
あっ、分からない方に簡単に説明をすると太平洋戦争中、呉は日本帝国海軍の一大拠点となっていて、皆さんご存知の戦艦大和をはじめ数多くの軍艦がいたのです。

そんなことを体が覚えていたのでしょうか?キャシャなクイックルの柄をしっかり持って気合を入れて汚れを拭き取るので足腰を始め全身の良い運動になり、しかもフローリングもピッカピカになるのですから気分も爽快になるのでしょう!

私の性格その2として「凝りだすと止まらない」というのがありまして・・・
フローリングに始まった掃除は家具や家電品、窓と・・・拡大していきます。
とにかく毎日の床掃除は欠かさず、家具や家電品は気付いたら直ぐに拭く、窓は周に一回と習慣になってしまい、社会復帰した今でも朝6時に起きて先ず最初に床掃除をするのであります。

この衛生的な環境はCPAPにも大変良いことでフィルターが汚れることがなくなりフレッシュエアーを取り込むことができ、身体を動かすのも軽くなりました。
少しずつですが運気も良くなってきたような気もしてまあ「良し」ということで・・・

そして何よりカミさんが掃除をしなくなって一番喜んでいるのであります!

無呼吸外来の意味??

2007-09-22 08:29:57 | Weblog
今朝も6時に目が醒めたのですが、今日は土曜日でお休みです。

結局、昨晩は12時近くまで仕事をして、帰宅をしたのが午前1時過ぎでした。

今の仕事相手はドイツ企業なのですが、彼等からすると常識的就業時間内の午後のお仕事ですが私からしてみれば夜中に達する大残業であり・・・時差のある仕事は本当に嫌だと・・・つくづく思うのであります。

「今回は欧州時間ですから次回は日本時間にしましょう」・・・そんなことを言ってくれる優しい外人はいないもんですかね!

友人がシアトルで金融関係の仕事をしているのですが・・・米国の場合、全てはウォールSt時間に合せた勤務時間なので、西海岸の金融マンは毎日深夜~早朝に会社に行き、午後3時ごろ仕事が終わるといったありさまで、とても同じ国とは思えません。

あ~すみません、いつものように前置が長くなってしまいました。

今日は睡眠障害外来の話であります。

以前、退院間際に簡易ポリグラフなる無呼吸の検査を受けたお話をさせていただきましたが、退院寸前に手渡された捏造八百長検査結果に怒り爆発したものの、1ヶ月間の無料お試し期間をもらったこともあり、CPAPという在宅睡眠改善医療機器を持ち帰って毎晩就寝時にターミネーターような姿に返信して寝ておりまして・・・
退院から早1ヶ月が経過して、初めての無呼吸外来の日がやってきました。

私の通う病院では無呼吸外来は月に1回しかなくて、CPAPにお世話になっている患者が集中的に集まるわけで・・・しかも担当は入院時にもめた「やぎおはぎ」の二人しかおりませんので予約をしていても実際の待ち時間はどれくらいになるのか・・・想像もつきません!

予約ボードを見ると30分の予約枠に15人と絶対に捌けない人数が提示され、流れを見ていると時間が経つに連れ、予約時間からどんどんずれていきます。待合室は爆発寸前の患者ばかりで緊張感が漂っております。

私の使っているAutoset-Cという機器は一ヶ月の睡眠状況、無呼吸/低呼吸のでデータを小さなデータカードに書き写せるので、通院は手ぶら状態で来れるのですが、タイプによっては機器ごと持ってこなければ情報が診られない患者もいて、重い思いをして病院にきて2~4時間待たされるのですからたまったもんじゃありません。

「おい!何時間待たせるんだ!」、「これじゃ帰りの新幹線に間に合わないじゃないか!」・・と時折聞こえてくる怒りの声も時間が経つにつれて諦めの溜息に変わり、不調を訴える人も出てきています。

私も前回の循環器内科の初外来で、この病院の患者を待たせることに何とも思わない異常な院風をわかっておりますので長期戦の準備万端にして2時間は我慢しようと覚悟をしております。

・・・・・・・・・・

2時間30分程経った頃でしょうか、看護士がやってきて「おはぎ」の診察が長引いていて時間がかかるので「やぎ」に診てもらうことにしますがいいか?っと訊いてきました。
「やぎ」は入院時のインチキ検査の際に私に反抗的な態度をとった凶暴性のある男です。

「いや「おはぎ」を待ちます」・・・と言うと

「あと2時間ぐらいかかりますよ!」・・と諦めろ!と言わんばかりの待ち時間を提示しました。

「2時間!?」 この後順調に進んでも合計4時間30分待ちです。
(冗談じゃありません!忍耐にも限度があります!)

このやり取りを聞いていた「おはぎ」待ちの患者が再び不満をブチまけきな臭い空気が漂ってきました。

「じゃあ、やぎでいいですよ」

そう言うと看護士はホッとした顔付きで診察に戻っていきました。

それから20分ほどして名前が呼ばれ診察室へ・・・

「やぎ」が偉そうに座っていて「やあ!CPAPの調子はどう!?慣れてきた?」相変わらず口の利き方を知らない馴れ馴れしい態度であります。

「ああ、何とか朝まで外さずに寝られるようになりましたけど・・・数回呼吸が苦しくなったかな・・・」っと感想を述べます。

「へぇ~慣れてよかったぁ、それじゃこの契約書に今日はサインしてくれるよねっ!」っと入院時にもめたCPAPのリース契約書を見せました。
(この野郎、契約に躍起になっているけど契約取ると相当おいしいリベートが入ってくるんだな!冗談じゃない!)

「ちょっと待ってください。その前にデータカードの解析結果を教えてください!」と契約書を手で退けました。

「解析~?」やぎはイライラしてきました。

「そう解析!無呼吸外来の基本ですよ!これでは診察ではありません!」私も引きません!

そういうと面倒臭そうにデータカードを受取り診察室の外に出て行き数分して戻ってきました。

「解析するけど今日中に結果は出ないよ!」

「なんで?これでは無呼吸外来の意味が全く無いですよ」

「言いたいことはわかるけど、今込み合っているから・・・」

お話になりません!

結局、数回苦しいという使用の感想を基に加圧を15cmから12cmに変更するという話だけで解析結果も聞かされず5分程度で診察終了、データカードに加圧変更を書き込むので待合室で待つように指示されました。

少しするとスーツ姿の如何にも“営業マン”風の男がやって来て、私に名刺を手渡しました。名刺を見るとCPAPを取扱う業者のTP社の営業です。

彼は解析がすぐに出せないことを詫びて、以後CPAPに関することは私に連絡してくれと言い、加圧変更のデータが書き込まれたカードを出しました。

「あのう・・・なんであなたに聞かなければいけないのでしょうか」

「先生はお忙しいこともございますので、ご質問を受けても即答できない場合もあります。私に言っていただければ直ぐわかりますから・・・」 この男自分が言っていることが如何にヤバイことか?全くわかっていないようです!

「ちょっと待ってください。CPAPって在宅医療としての医療行為ですよね。だから保険適応なんじゃないんですか? それなのに医療資格の無いあなたが質問に答えるとか何でもわかるとか・・・それって違法行為じゃないんですか!?」

どうやらこの病院では医師は診察的なことは行なっていないようで簡単な患者の話を聞いて加圧の変更しているだけのようで、それを行なっているのもTP社の営業のようです。
加圧変更の作業でも大変ですから、解析なんかしていたらとても同日では終わりません。

無呼吸外来が月一回というのもおかしい話で、患者のことを考えた本当の医療行為を行なうのであれば毎日行なっていてもおかしくないのです。

TP社の営業マンは血の気の失せた顔付きで私に謝りその場を去っていきましたが、こんないい加減なことを医療行為としている医療機関、病院は絶対に許せません!

無呼吸外来という日本ではまだ浸透しきっていない医療、健康保険適応ということで患者の負担額は小さく(・・と言えども4,800円前後の負担)何気に払ってしまいますが、患者がしっかりとした知識がないと訳のわからぬままお金を騙し取られてしまいます。

この後私は無呼吸外来を取扱う病院を研究して、しっかりとした診察を行なう病院に転院しました。(この転院の際にまたおかしなことが起こるのですが・・・それはまたの機会に・・・)

・・・ということで皆さんも勉強をして正しい医療を受けて下さい!

アップが出来ない・・・

2007-09-21 22:05:59 | Weblog
本当にこの2日間ほど忙しくなってしまい帰宅時間が遅くなりアップが出来ない状態であります。身体にも負荷がかかり辛いのですが・・・明日を乗り切れば何とか安定モードに入り、またブログを毎日アップできると思います。

毎日見ていただいている方々には大変申し訳なく思っておりますが今暫しお待ち下さい。

・・・と書いている間に仕事のメールが入ってきました。
おいおい!ドイツ語じゃわからないよ! 英語で書いてね!(・・と返信)

2日目前にご紹介したような旅行の手配なら楽しくて良いのですが・・・本業は辛くてしんどいものです。

そろそろ人生第2章を考えようかと考えております。

昔から組織に入って歯車的に動くのは生に合わなくて・・我が道を行くタイプなので(若い頃はこのアホな性格が災いして随分失敗しました。)・・・
かといって一人でドンドン進んでいけるかといえばそうでもないし・・・

まあ自分勝手なヤツではないかと思います。

その自分勝手によって自爆して入院したと言う人もおりまして・・・

入院したことでいろいろなことを考える時間が沢山あって・・・反省すべきは反省して、素直な人間になろうと決心したのですが・・・人生半分も生きてしまうとそう簡単に性格を変えることなど出来ません。

退院直後は神妙にしておりましたが、一般社会に慣れてくると悪い性格が芽を出し始めて・・・いけない! いけない! 悪い性格が芽を出すとストレスが溜まって健康を害して病院に逆戻りしてしまいます。

あ~またメールがきた・・・アレっ? こら!ドイツ語で書くなって!言ってんだろうが!

ありゃ!?人生第2章を考えているというお話しでしたね・・・脱線して何の話かわからなくなってしまいました。

退院後の話、この前は薬の副作用の話を書きましたが、まだいろいろありまして・・・今度は無呼吸外来の凄まじき実態を書こうと思っています。
詐欺まがいの八百長医療の実態は誰しもブチ切れたくなるようことばかりで・・更にこの八百長医療が保険対象医療であるというところがまた許せない話で・・・
とにかく落ち着きましたらすぐにアップしますのでよろしくお願いします。

おっと・・・あっ!ちゃんと英語になっている・・・

ということで今からまた仕事です。

それでは後2日ほど時間を下さい!

今日はお休み

2007-09-19 17:50:36 | Weblog
今日は朝から忙しく、その昔旅行業に従事していた時の上得意のお客様から久しぶりに連絡を貰い旅行の手配を頼むとのことで・・・邪険に断わることも出来ず、また久しぶりの手配旅行なので気分転換にと・・引き受けました。

手配旅行ですから今回の旅行には関係ありませんが、昔「一般旅行業取扱主任者」なる国家資格も取りまして・・・その頃は今みたいに世知辛い世の中では無く旅行にも夢があり世界中あちらこちら行ったものです。(今はバジェット重視のお客さんばかりで旅行業従事者は大変だと思いますが・・・)

そう言えば・・・今世の中を騒がせている社会保険庁やそれを監督する厚生労働省関連の視察?旅行も随分と手掛けまして、ご一緒させていただいたことも数知れず・・・
でもこの話は面白くないので止めておきます。

・・・ということで今晩は手配の関係でヨーロッパの宿泊先や公的機関、現地旅行会社などに連絡を取らなければならないのでブログはお休みです。

しかし羨ましいです。このご時世にファーストクラスで飛んで宿泊先もリッツ等の名ばかりの高級ホテルではなく、本物志向の“真の贅沢”な宿に泊まり、時間の制約無く思いっきり楽しむ2週間・・・あ~あ、私も連れてってぇ~





副作用(毛が抜ける・・・)

2007-09-18 10:07:01 | Weblog
退院して1ヶ月が経ち、順調に回復の方向に向いております。

しかし2種類の降圧剤に心臓の薬、尿酸値を下げる薬に利尿剤・・・と強い薬を一日朝晩飲んでおりますので副作用と考えられる症状もいくつかあり・・・

薬指から腕や肩~肩甲骨方面に走る尺骨神経に知覚過敏的チリチリ感とシビレを感じたりします。でもどの薬の副作用であると断言できませんので詳細は控えます。

また病気が全快していないことも関係あると思うのですが交感神経と副交感神経の切り替わりも良くないようで、具体的な表現が難しいのですが胸部背中部分に変な感覚があります。

さらにCPAPも慣れてきたとはいえ、痰が出たり外した後、咳が頻繁にでたりと全てが良いわけではありません。

その中で一番気になりだしたことが「脱毛」です。
毎朝、枕を見るとハンパない数の毛が抜け・・・洗髪後、排水溝のネットを見れば黒い塊のように抜けて、その禿げていくスピードは驚異的なものです。

流石にこの状況に恐れを成し、すぐさま担当医に相談しに行きました。
自分では降圧剤のアムロジン錠5(大日本住友製薬)が原因しているのではないかと相談しました。

血液検査では肝機能にも異常が無いため副作用とは言い切れないと担当医は言いますが・・「不思議な話ですが薬を服用する患者の“感”は鋭いものがあり、問題の原因となる薬を当ててしまうことが多いんです」っと付け加えました。
そして院内の皮膚科ですぐに診てもらえるように手続を取ってくれました。

皮膚科へ移動するとすぐに名前を呼ばれ診察室へ
皮膚科の医師は30はじめの若僧で私の頭部を診て、頭髪を引張って「典型的な男性性脱毛です」・・・とあっさり断定・・・さらに妙なことを言い出します。

「処方箋で出す脱毛止めの薬は全く効きません。米国製の飲み薬がありますが保険適用外なので月1万円程度かかります。まあ手っ取り早いのが市販薬の“リ・アップ”です」

前述の通り私は強い薬を多数服用しておりますので、この上“リ・アップ”なんて塗りたくったら腎臓や肝臓へ影響が出そうで・・それに第一心臓に悪影響を及ぼすのではないかと・・・この先生の診断や言動を聞いているといい加減な感じがして・・・先ほどの“患者の直感”ではありませんが“これはヤバイ医者だ!”と判断しました。

その後、適当にあしらって診察室を出ました。
テレビCMで「脱毛は医師に相談しましょう」なんてやっておりますが、この医師では何の解決にもなりません。

すぐさま担当医のところへ戻り、皮膚科の診察について話すとホッとしたような表情です。何故かって・・・それは同一院内で皮膚科の医師が担当医を庇ったからなのです。
処方した薬で副作用なんて騒ぎになったら面倒ですからね。

リ・アップを勧められた事も話し、この薬を良いものか尋ねると・・・「あ・・あっそう良いんじゃない・・・」と何とも煮え切らない返事です。

しかし担当医自身もアムロジンを疑っているのか・・「アーティスト錠(心臓の薬)にもアムロジンと似た降圧作用があるから2~3日、アムロジンを止めてみては・・・」っと弱々しい口調で続けます。

これ以上、この件で話していても時間の無駄なようです。

とりあえず数日間アムロジンを止めて様子を見ることにしました。
心配していた朝晩の血圧測定値も大幅に上昇することも無く130前後/80前後で安定をしております。

アムロジンを止めて5日ほど経つと毎朝枕に付く抜け毛が減り、洗髪後の排水溝に溜まる毛の量も減ってきて、カミさんも私の頭をしげしげと見つめ「禿げ止まった感じだね!」っと嬉しそうです。

そして10日目には、抜け毛は殆んど無くなりヒョロヒョロで元気の無かった毛に艶が出てきました!

「やっぱり犯人はアムロジンじゃないか!」私は確信しました。

こうなるとアムロジンと脱毛の関係を決定的なものとしてあの皮膚科の医師に「どこが男性性脱毛なんだ!」と一言言わないと気が収まらなくなってきました。

先ずは近所の皮膚科へ・・・ここの先生はセカンドオピニオンを推奨する先生でホームページを見る限りではまともそうです。

名前が呼ばれ診察室へ・・・
ホームページに載っていた先生が目の前にいて「どうしました?」と訊いてきました。
私はうっ血性心不全で入院したこと、現在服用している薬のこと、その薬によって知覚過敏や脱毛の症状が出たことなどを簡潔に説明しました。

「それは大変でしたね」と一つ一つ頷くように聞いていた先生が「入院したのは何処の病院ですか?」っと訊いたので「○○大学病院」と答えると・・・突然曇った顔つきになり・・・

「ここでは副作用だとかいうことはわかりません!大きな病院へ行かれることをお勧めします!」っと急に手のひらを返したように妙なことを言い出したのであります。

「これはおかしい??病院名を挙げた瞬間に態度が変わった?なんでだ深入りすると○○大学病院から刺客でも送り込まれて殺されるのか??・・・それとも裏の力が働いて干されてしまうのか???」

日本の医療の裏社会の一片を見たような気持ちです。

「先生!セカンドオピニオンを推奨されているならば是非診て下さい!」私もこのままでは納得がいきませんので食下がります!

「いやいや、これはセカンドオピニオンという問題じゃないんだよ!私にはわからないないんだ!」それまで穏やかに話していた医師は急に声を荒たげて感情的になり、とっとと出て行けと言わんばかりの激りようです。

これ以上、この医者と話しても仕方ありません。
医者も申し訳ないと思ったのか診察料は初診料を含め私に請求をしませんでした。

この後、もう一件セカンドオピニオンを推奨する中堅の病院にも相談したのですが同じような対応でした。

薬の副作用ということで話をすることはタブーなのでしょうか?
それともアムロジンという薬が何か問題でもあるのでしょうか?

それから3週間ほど経ち、2回目の診察日が訪れました。
このお話はまたあらためてアップしますがこの時、担当医から「アムロジンが変わったんだよ」と説明を受けました。

説明では基本成分は全く変わらず、水が無くても口の中ですぐに溶けて飲みやすくなったということなのですが、この新しいアムロジンOD錠を服用してからは知覚過敏も脱毛も起きなくなったのであります。

担当医に本当に基本成分は変わっていないのか再度訊いてみると「変わっていないということになっています・・・」っとなんとも意味深な答えが返ってきました。

今回の副作用の問題を通して日本の医療がどれだけ腐敗していて、患者のことより保身を第一に考える医師が多いかということがよくわかり、また病院名で接し方を変える町医者の悲しい実情にいつまでも脱却できない封建的な古い体質がしっかりと残っている日本の医療社会の醜さを知るのでありました。

この腐った体質はこれからもずっと続いていくのでしょうか・・・
日本の医療は世界トップクラス?とか言っておりますが、医療制度に関しては後進国であり、人の道に欠ける魑魅魍魎ばかりが蠢く魔界であります!

たまにはハメを外して!

2007-09-17 18:03:10 | Weblog
今日も残暑厳しく一日暑く、退院後半年近く経っているにも関わらず心臓に負荷がかかっているのがわかるほどバテております。

ブログも書きたいことが色々あるのですが、頭の中でまとまらず、つまらない文章になってしまいテンションが上がりません。

こんな時は散歩でもしてリフレッシュをした方が、良い文章が浮かぶものですが・・・

昼過ぎ、最近出来た人気のカフェに何か食べに行こうとカミさんと散歩がてら外に出ました・・・暑い・・・ジリジリと照りつけるようなこの暑さ!とても9月中旬とは思えず頭がクラクラ・・・

しかし情報誌各誌でも評判のパン屋さんが経営するカフェということで絶賛されていて、地元ということもあり一度は行ってみようとカミさんと話していたので、頑張って歩きだしました。

店に着くとランチタイムも終盤で店内は落ち着いており、さらに今からボサノバのミニライブがあるということで・・・何か得した気分です。

ステージのど真中に席を取り、オーダーを待っていると・・・ウェイトレスがやってきてランチメニューの殆んどが売り切れていると伝え、オーダー可能なメニューの説明をはじめました。
話を聞いているとどれも、チーズやホワイトソース、揚げてある等、高カロリーなものばかりです。
「私、オイリーで高カロリーなものダメなんですけれど他には・・・」と尋ねると・・・
厨房に訊いてきますとのこと・・・

数分後、戻ってきて野菜の盛り合わせとバケットのオリジナルプレートを作ってくれるとのことでお礼を言ってお願いしたのでありました。(ちなみにカミさんはヘビーデューティーなモノを注文・・・)

すっかりお店の厚意に気を良くして・・・壁に目をやるとワイン祭りで今月末までワイン30OFFのポスターが目に入り・・・さらにボサノバにはアルコールが似合う?と勝手にこじつけて・・・昼間っから白ワインをボトルで注文・・・

程好く冷やされたボトルが登場!見ているだけで涼しくなりそうでヨダレがでてきます!
本当はこんな暑い日にアルコールを摂取することは心臓にはよろしくないことは百も承知!ですが・・・久々のアルコールということで・・まあ「善し」として・・・早速グラスに注ぎます。

黄金色のワインは見てよし、香りを楽しんでよし、そして一口含むと芳醇な風味がフワ~ッと広がり、何ともいえない充実感が全身を包み込みます。

以前、東フランス・アルザスでの収穫祭の時に飲んだワイン祭りのことが頭に浮かんできました。ヌーボーとクグロフで祝うワイン祭りはブルゴーニュやボルドーのお祭りとも異なり、質素ながらもその年出来た素晴らしいワインをみんなで心から楽しむのであります。

そんなことを思い出しながら楽しんでいるとお料理が登場!・・・
レタスとレッドオニオンのサラダに揚げた茄子とかぼちゃに人参のマリネとレッドキャベツのマリネ風ザワークラウト、そしてバケット!というドイツ風?野菜の盛り合わせです。
揚げてある茄子とかぼちゃがチョッと気になりましたがお店の厚意に感謝!感謝!で、何故か白ワインとベストマッチ! これまたワインが進むのです!

丁度食べ終わった頃にライブが始まりました。
音楽学校の生徒さんのようなトリオでピアノ・ギター・ボーカルという構成・・・
ボサノバというからホセ・フェシリアーノのようなものをイメージしておりましたが、スティングやスティービー・ワンダー、キャロル・キングの名曲をボサノバ風にアレンジした曲が中心・・・
ちょっと物足りなさもありましたが、休日の昼下がりにワイン片手に楽しむ音楽というのは実に良いものでありまして・・・こんな気分の良い時間を過ごすのも久しぶりです。

ライブ終了に合せてボトルも空き気分は最高です!

今日はこのような不謹慎な時間の過ごし方をしてしまったのでありますが・・・退院時に担当医が私に言ったことを思い出しました。

日頃、真面目な食生活や運動をしているのであれば、ご褒美として“たまにはハメを外せ!そうしないと爆発してうつ病になる”ってね!

「またカロリー制限の減塩メニューだ!」 強く心に誓って晩御飯の支度をする私でありました。