1923. 1 + 1 = 2

　この話題を取り上げたことがあると思っていたのですけど、本ブログ内を検索しても無い。別の所で言ったような気がします。「1 + 1 = 2」の理由が分からないとの話題が話題に。
　そりゃそうです。これは単なる規則。
　ただまあ、しっかり説明しないとお前分かっているのか、と言われそうですから最初に真面目な解釈を。

　整数(自然数)。1, 2, 3, 4, 5...。ずっと続いて行きます。「+1」はこれ自体が後続を示す記号なので、2が正解、ということ。たしかこれで体系が組めるはず。
　単に操作論じゃないのか、と言われそうですけど、そうじゃなくて解釈の一つ。真実では無くて理由。

　と言うことは「1 + 1 = 2」とならない場合があるのか、といえばそのとおり。ざっと上げると、まず記法で二進数だと「10」。でも意味は同じ。
　論理和だと「1」。
　排他的論理和だと「0」。ただしこちらは○に十の字の記号を使うことが多いと思います。
　私は取り組んだことがありませんが「1 + 1 = 3」としてもそれなりの体系が組めるそうです。

　あまり大きな声では言えませんが、赤塚不二夫調に言うと、東京大学の先生がそう言っているから「1 + 1 = 2」なのです。これは何度か目撃しました。
　つまり、学問の場では妙なこと言い出すやつが必ずいるのです。会場が白けていると、たいてい正論を吐くのが東大系の先生。普通は修正係です。私が言っても権威も何にも無い。
　ただし、正論のつもりが間違っていることもたまにはあって、さらに会場が凍り付くことはあります。
　お前、東大に何の関係があるのだと言われそうですけど、さすがに構内に入ったことくらいはあります。