Chef's Note

『シェフの落書きノート』

アルデンテ

2005-09-05 | 美味しいお話
美味しいパスタを茹でるには…。

パスタは、アルデンテにゆでると良く聞きますが…。al dente とは、「歯ごたえのある」と言う意味です。

1.大き目の鍋にたっぷりのお湯を沸かし、海水の塩分より少し少なめの塩味位の塩分になるように塩を入れます。約お湯の3%位の塩を入れるといいと思います。

2.次に必ず沸騰している事。そこにパスタを入れます。茹で時間は、各メーカー、パスタの種類によっても違いますが…。だいたい標準ゆで時間と表示されている分数から、2分引いた分数が目安です。

3.時間が来る少し前に、パスタを1本、箸かフォーク等でとって、親指と中指で挟み軽く力を入れてみます。すぐに切れるようでしたら、まだ、硬すぎます。程よい弾力で切れない位になった頃が、アルデンテ! パスタが潰れるようでしたら、茹で過ぎです。

4.アルデンテになったらお湯からあげてソースの中に…。決して、水にさらしてはいけません。ソースの中でよくからめ、ソースをパスタに含めます。パスタに程よい塩分が入っているので、ソースに軽く味付けする感覚で、塩・胡椒をして出来上がりです。

まずは、パスタが美味しく茹でられないと、美味しいソースを作ってもイマイチの仕上がりになってしまいます。市販のレトルトのパスタソースでも、湯で上がりのパスタが美味しければ、いつもと違う味になるでしょう。

因みに、僕が使っているスパゲティは、ディ・チェコ DeCecco No.11 Spaghettini(スパゲッティーニ)太さ約1.6m/m ゆで時間9分前後 僕のゆで時間は、6分40~50秒です。
スーパーとかで良く売っていますよね。宣伝するつもりは全くないのですが、これがわりと使いやすいのです。ブロンズといって、パスタの表面がザラザラしています。パスタの表面がツルツルしているのは、テフロンといいます。

ブロンズのパスタは、表面がザラザラしているので、表面積が大きくソースがより良く絡みつくのです。逆にテフロンのパスタは、ツルツルしているため、ソースののりは、ブロンズに比べると若干落ちるようです。

暇ができましたら、基本ソースの作り方を書きますね。

http://www.tokyo-aura.com

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。