諏訪大社 下社春宮 に行きました。
社頭から真直ぐ800m程伸びる道路はかっては春宮の専用道路で、
多くの武士達が流鏑馬を競った馬場だったそうです。
御影石の大鳥居は
万治二年(1656)建立と推定されています。
春宮の名が示すように、
ここに神様がおられるのは2月1日から8月1日までだそうです。
御神木 「結びの杉」
途中から二本に分かれています。
夫婦は一心同体ってことでしょうか?
拝殿は修復中でした…
神楽殿と拝殿、左右片拝殿及御宝殿と続く建物の配置は秋宮と同じです。
拝幣殿は安永8年(1779)竣工の柴宮長左衛門の名建築で、
片拝殿と共に国の重要文化財に指定されています。
「神楽殿」
下社では寅年と申年の左右の御遷座祭の他に
半年毎に春宮と秋宮の遷座祭が執行されます。
神楽殿は修改築が幾度となくなされています。
大きさこそ違いますがその構造は全く同じで、
春秋両社の建築は彫刻に於て技が競われております。
春宮の社殿は地元の宮大工柴宮(伊藤)長左衛門が請負い、
秋宮より後から着工して一年早く安永九年(1780)に竣工しました。
春宮へお参りを済ませ、
帰る頃は諏訪湖に日が沈むところでした。
諏訪湖の夕暮れ