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9MC模型展示会レポート おまけ

趣味人( シュミット )のブログへ、
ようこそいらっしゃいました m(_ _)m

加藤小判氏の狙い

早いもんで、大盛況のうちに閉幕した9MCの模型展示会から、一週間が経ちました。

心地よい静かな余韻というか9MCロスというか、祭りの後の寂しさを感じています。



SNSで繋がりはしていたものの初めて御本人とお目にかかる方や、本展示会でお知り合いになれた方々と、少しずつですが模型を介しての輪が広がっています。

私自身、飛行機の模型クラブに所属していますが、元はというと雑食なほうで今回の作品展の居心地の良さは格別なものがありました。

ましてや、本屋さんで開催される模型展示会と、異種格闘技戦の様相で、しかし蓋を開けてみれば発起人の加藤小判氏の狙った通り、モデラーも観覧者も一体となって、展示会を盛り上げていました。

「 こんな展示会をやってみたかったんです!」

描画のデモが始まった時の、司会進行をする小判氏の思いの詰まった一言が、全てを語っていました。

模型の展示会というと、公民館や貸し会議室などのドア一つ隔てた異空間の中で、知る人ぞ知る限定的なものでしたが、本屋さんの一角で開催する、しかも隅に追いやられるのではなく売り場や喫茶スペースと隣接するフロアという大胆な発想は、小判氏ならではのものでしょう。

模型に初めて接する人は、こう思った事でしょう。

平積みの本ではない立体物がズラリと並んでいる………何? 人もいっぱい!

掘り出し物市? バーゲンセール?
それにしても見た事がないようなものばかり!

因みに懇親会のちょっとした間合いにしかお話し出来ませんでしたが、このハンドルネームは
カート コバーンというアーティストから由来しているとの事で、最初耳にした時は加藤茶のカバン持ちかと思いましたよ(笑)


超絶テクのライブ

ホビージャパン誌の最新号は、「筆塗り」テクニックの特集を載せていますが(蔦屋さんで購入しました)、今回の展示会では
「面相筆」を使っての描画のライブが凄腕モデラーお二人によって行われました。















加藤小判さんが組み立て、そりまちさんが龍と薔薇、頁(ページ)さんが和柄で仕上げるという夢のようなコラボ。

ファレホを使って下書き無しの一発勝負!
図案は頭の中にあり、指先に出力するだけ。

一朝一夕で習得出来るものではありません。

和柄のグラデーションにお気づきでしょうか?
橙から黄へ微妙に変化していますが、混色の量は手先の感覚で迷う事なく進められていました。

メカトロウィーゴの魅力









すでに語り尽くされていると思いますが、私なりにメカトロウィーゴの魅力をつれづれなるままに………

メカトロウィーゴ(以下ウィーゴと略)には、スケールモデルとして1/12、35、20と設定され各メーカーより発売されています。

その中で手のひらにすっぽり収まるサンゴウのウィーゴは、スケール感を意識しない1/1の小さなロボットとして、色違いで集める、手足の関節を動かし活き活きとしたポーズを取らせる、それを写真に収める、かさばらない大きさなのでどこにでも連れて行けるペットのような扱いもできます。

『 くまモン 』をご存知ない方はいらっしゃらないと思いますが、デザインに共通するところが見られます。
全体に丸みを帯びて頭、胴体の区切りがない。

四肢を持ち、人の動きを移入できる。

完成品、組み立ての必要なプラモデルでも、単色のシンプルなもので、コレクション性がある。

プラモデルにおいては、パーツの差し替えでカラーバリエーションを楽しめる。

画像1枚目は、お子様がそのまま作ったもの。

2枚目は加藤小判さん作。
ホンダの葉巻型F-1と融合させた作品。

3枚目、その刺激的な作品に感化され作られたのが、チュガッチワークさんの作品。

4枚目、同氏の大作。ここまでくると、創作の領域です。

ウィーゴを素材に、思うがままの型にすることが出来る。元がシンプルだと足し算がしやすく、プラスαのさじ加減は手がける人それぞれの技量、モチベーションでしょうが、何も付け足さない
“ 1 ” のままの人懐っこいスタイルが、人の気を引いて止まないのでしょう。

終わりに



展示会終盤には、小林和史さん、9MCプロジェクトからプレゼントが配られました。数に限りがあり、オッさんたちによる蔦屋書籍売場を戦場とした

大ジャンケン大会⁉️

が展開され、な、な、なんと 趣味人は一抜けでデッカいウィーゴをゲット!アバホー?

大勢の負けたオッさんたちの嫉妬の目の前で、ニタニタドヤ顔でTシャツ、合金ウィーゴ、スマホケースを受け取っていました。



それぞれに作品を仕舞い、三三五五会場を後にして行く。展示台もポツポツと空きスペースが増殖し、それに同調して喧騒もトーンダウンしてゆく。

最後に片付けの手を止めて握手に応じて頂いた小林氏の、ガシッとした握手ではなくモデラーの手を大切にする思いのこもったソフトな握手を頂いた。

加藤茶のカバン持ちさんとは、

「 ありがとう!また会いましょう!」

と、ここでは精一杯のハグで別れを惜しんだ。



See you next 9MC !

愛あるあなたと9MCで会いましょう!
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